F5利便性曲線2020レポート:
プライバシーと利便性のジレンマ
日本を含むアジア太平洋地域はデジタルファーストと言える経済へ向けて進んでいます。そしてビジネスにとってアプリケーションが最も重要な資産になりつつあることに、多くの企業と組織が気づいています。
しかし、民間、公共の両方のセクタが、最も優れたユーザエクスペリエンスをどう提供するか模索している今、サイバー攻撃やデータ漏洩が多発し、消費者からの信頼は低下し続けています。
F5がKantar社と共同で実施した「利便性曲線」調査は、プライバシーと利便性をめぐる消費者の意識と行動を詳しく探り、現在の世界の状況を踏まえて企業や組織における中長期的な影響について掘り下げます。
本調査には日本のお客様からも多数の回答を頂いています。
アジア太平洋地域の消費者はセキュリティをアプリケーションのもっとも重要な特性であると考える一方で、実に96%が、セキュリティよりも利便性と摩擦のない/シームレスなアプリケーションユーザエクスペリエンスを選ぶと回答しています。実際、アジア太平洋地域の消費者の43%が、自分のデータを企業が保護してくれると期待しており、さらに32%がデータを保護する責任は政府にあると考えています。
消費者は、デジタルの安全性についての責任を企業と政府に委託することにしたわけです。しかしその一方で、データやプライバシーと引き換えに、よりシームレスなエクスペリエンスを手に入れることを選択した場合の結果について、引き続きユーザを啓蒙していくことが重要になってきます。
レポートの全文をぜひお読みください。強力なセキュリティ態勢を整えながら、同時に消費者の期待する摩擦のないエクスペリエンスを提供するために、先進的なテクノロジソリューションをどう利用すればいいのかについて解説しています。