BLOG

2024年 年頭所感

Kinji Ohno サムネール
Kinji Ohno
Published January 04, 2024

アプリケーションセキュリティに注力し、SaaSベンダーへの変革をさらに加速

新年明けましておめでとうございます。

2023年3月に社長に就任し、初めての新春を迎えました。昨年はハードウェアからソフトウェアへのビジネス変革が大きく前進し、グローバルでソフトウェアの売上比率が50パーセントを超えました。日本でもソフトウェアの売上が徐々に伸びており、これまでの取り組みが実を結んでいるという手応えと同時に、まだまだ伸びしろがあることを掛け値なしに感じています。

F5がいま最も注力しているのがWAF(Webアプリケーションファイアウォール)とAPIセキュリティのWAAP(Web Application and API Protection)です。SaaS型セキュリティプラットフォームのF5 Distributed Cloud Services上で、これらの機能を提供しています。今日ビジネスで使われているアプリケーションは、オンプレミス、クラウドなど様々な場所に分散しており、お客様は管理の複雑化という課題を抱えています。この課題を解決し、一元的かつ安全にアプリケーションを管理・運用できるプラットフォームをSaaS型で実現していくのが、F5の戦略です。

2023年8月には、分散型アプリケーションデリバリを高速化・強化するF5 Distributed Cloud CDN(Content Delivery Network)の国内提供を開始しました。WAAPとの組み合わせなど、セキュリティを重視した展開を進め、他社との差別化を図っていく方針です。

2024年は、ソフトウェア・SaaSベンダーとしての「New F5」への変革をさらに加速する一年となります。日頃よりご愛顧いただいているお客様には、F5の最新の取り組みを知っていただくため、これまで以上に密にコミュニケーションを行ってまいります。さらに顧客基盤の拡大を目指し、中堅中小企業、地方自治体を含めた公共セクターのお客様、オンラインゲームやネット証券といったWebベースでビジネスを展開されているお客様へのリーチを強化します。パートナ様とは、MSP(マネージドサービスプロバイダー)やMSSP(マネージドセキュリティサービスプロバイダー)など様々な形で協業し、新しいマーケットを開拓していきたいと考えています。

F5は引き続き、世界中のお客様の生活の向上に貢献するパートナとして、進化を続けてまいります。本年も皆様の一層のご指導、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

F5について

F5はより優れたデジタル世界の実現に取り組む、マルチクラウド・アプリケーション・サービスおよびセキュリティ会社です。F5は、世界最大かつ最先端の組織と提携し、オンプレ・クラウド・エッジなどの場所を問わず、あらゆるアプリとAPIの最適化およびセキュリティの確保を実現します。F5により、これらの組織は顧客に卓越したセキュアなデジタル体験を提供すると共に、常に新たな脅威に対応します。F5やパートナ企業、テクノロジに関する詳細は以下のリンクをご参照ください

報道関係者お問い合わせ先
F5 広報事務局
(共同ピーアール株式会社) 大塚、勝呂
Email: F5-pr@kyodo-pr.co.jp

免責事項
「F5」はアメリカ合衆国やその他の国のF5 Networks, Inc.のトレードマーク、サービスマーク、及びトレードネームです。記載されたその他すべての商品名や企業名はそれぞれの企業が所有権を有する商標である可能性があります。

将来の見通しに関する事項
本書はイベントや財政業績に関した将来予想に関する記述を含んでいる可能性があり、リスクや不確定要素による影響を伴うことがあります。そのような記述は「可能性がある」「していくだろう」「予想される」「計画する」「期待する」「信じる」「推定する」「予測する」「潜在的な」「続ける」もしくはそれらの否定形や比較級で記されています。このような記述は予想に過ぎず、証券取引委員会に提出する財務諸表や公的文書から確認される多くの要因に基づき、記述内の予想と実際の結果とは異なる可能性があります。