F5、マネージドセキュリティサービスSilverlineの新拠点として日本リージョンを新たに開設

F5、マネージドセキュリティサービスSilverlineの新拠点として日本リージョンを新たに開設し、AIを活用した新型不正ログイン対策を追加

～Webアプリケーション、DDoSに加え新たなパスワードリスト型攻撃等にも対応することで、より安心で安全なサービスを提供～

F5（本社：米国ワシントン州、NASDAQ：FFIV）は本日、世界的な顧客の需要の高まりを受け、最新のセキュリティ技術を活用したF5の「Silverlineマネージドセキュリティサービス（以下Silverline）」の新拠点として日本リージョンを開設するとともに、Silverline Shape Defenseの提供・販売を日本で開始することを発表しました。F5のSilverlineシリーズの製品群はITインフラストラクチャおよびサポートへの先行投資を必要とせずに、あらゆるWebアプリケーションやウェブサイトを保護することが可能なクラウドベースのサービスで、コスト効果に優れた柔軟性を特徴にもっています。今回新たに製品群に加わるSilverline Shape Defenseは、人工知能（AI）やマシンラーニング（機械学習）を含む最新テクノロジを活用した、従来の手法では実現できなかった高度な保護・防御機能が備わっています。また、アカウント乗っ取り攻撃を利用した不正ログインの検出に強みをもっており、高度化している不正攻撃からもアプリケーションを守ることが可能となります。また、F5はセキュリティサービス強化のため、日本リージョンを開設し、低レイテンシ且つ、利便性・安全性のより高いサービスを日本のエンドユーザの皆様に提供してまいります。

サイバー攻撃の世界的な拡大や複雑化が進む中、企業は既存のインフラや経験の少ないスタッフで洗練化の進む攻撃に対処するという課題に向き合っています。本日より提供を開始するSilverline Shape Defenseは、F5が展開するSilverlineシリーズの新たなクラウド型マネージドサービスで、導入・運用が非常にシンプルであることに加えて、人工知能（AI）を用いたトランザクションの監視・学習機能によって、ボットを含む高度な自動化された攻撃からアプリケーションやユーザインターフェースを保護します。Silverline Shape Defenseは、以下の機能・特徴を備えています。

• 独自の人工知能（AI）を活用したリアルタイムの分析手法を用いた複雑且つ高度な自動攻撃からの防御
• パスワードリスト型攻撃からの防御
• 不正ボットなどの自動化された攻撃からの防御
• 高度な資格情報の詰め込みとアカウントの乗っ取り攻撃、カーディング、およびその他のOWASP （Open Web Application Security Project）Automated Threatsなどの攻撃からWebアプリケーションを防御
• 世界で1日に10億件以上起こっているとされるアプリケーション攻撃から、アプリケーションを防御する実績あるテクノロジ

加えて、Silverline の従来のサービスであるSilverline DDoS Protection、Silverline Web Application Firewall（WAF）、Silverline Threat Intelligenceなどのクラウド型マネージドセキュリティサービスを追加導入することで、Webアプリケーションとウェブサイトの包括的な保護が実現可能となります。

F5ネットワークスジャパン合同会社 代表執行役員社長の権田 裕一は、次のように述べています。

「世界的に偽サイトやインターネット詐欺件数が高まり、サイバー攻撃が高度に複雑化する中、今回、最新のAIを活用した、世界でもトップクラスのテクノロジを日本の皆様へ提供できることを非常に嬉しく思います。柔軟性の高いワークスタイルやリモートワークが急速に拡大している今、常に万全なセキュリティを備えて安全性を確保することが、企業にとって喫緊の課題となっています。Silverline Shape Defenseを含むSilverlineのマネージドセキュリティサービスにより、セキュリティの専任者がいなくとも、テクノロジを活用した最新のセキュリティソリューションを備え、強固なセキュリティ対策を取ることができます。導入が簡素化され、大きな設備投資の必要性もなく、セキュリティ・オペレーションズ・センタ（SOC）が24時間体制で監視をするため、新たな攻撃にも即座に対応できます」

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