PRESS RELEASE

F5、ソフトバンクと共に革新的なエッジコンピューティングソリューションを提供

Published June 02, 2022

報道関係者お問い合わせ先

F5ネットワークス広報代理
アシュトン・コンサルティング・リミテッド
電話:03-5425-7220
Eメール: F5@ashton.jp

F5ネットワークス(英語)
Dawn Tay
電話:+65-6564 1946
Eメール:d.tay@f5.com

- F5 Distributed Cloud Servicesがソフトバンクの5G MECの全国展開をサポート

- F5 Distributed Cloud Servicesは、IT、エンタープライズ、5Gアプリケーションを一元的にサポートするマネージドクラウドサービスプラットフォーム

F5, Inc(本社:米国ワシントン州、NASDAQ:FFIV、以下「F5」)は、ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社⻑執行役員 兼 CEO: 宮川 潤一、以下「ソフトバンク」)と共同し、国内外の企業向けの最先端のエッジサービスの提供を開始しました。ソフトバンクは、5G(第5世代移動通信システム)に対応する MEC(Multi-access Edge Computing)(以下「5G MEC」)の全国展開を2022年5月から順次開始しており、今後IoT、スマートビルディング、スマートリテール、ゲーム、AR/VR等のエッジアプリケーションがF5 DCS上で稼働し保護します。F5は最先端のクラウド技術を通じた、低遅延かつ高品質でセキュアなアプリケーションの通信環境の基盤を提供することで、ソフトバンクによる、さまざまな企業・団体のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進やデジタルツインの実現等をサポートします。

ソフトバンクに採用いただいた、F5 DCSの機能により、エンタープライズ分野のお客様は、これまで以上にビジネスクリティカルなアプリケーションをエッジロケーションに移行し、「遅延の低減」や「セキュリティの強化」、「アプリケーション配置の柔軟性」といったメリットを享受することができます。F5 DCSは1つのコンソールで、MECに必要とされる機能群を全て提供できる運用簡易性に加え、MEC基盤におけるコンピューティングの拡張性を備えています。この技術を活用することで、ソフトバンクの5G MECプラットフォームは、お客様のエッジサイトに対応する拡張性と高次元で統合されたセキュリティ機能を有します。

F5 DCSは、アプリケーションの展開とネットワーク接続に先進的な自動化機能を提供し、アプリケーションの可用性、パフォーマンス、セキュリティに対する最も困難な要件に対処します。これにより、サービスの提供の迅速化、耐障害性およびアプリケーションの開発やトライアルの容易性に優れたネットワーク環境が提供可能となります。これまでのアプリケーションデプロイ期間を大幅に短縮できると期待されるため、ソフトバンクによるサービスの提供だけではなく、お客さまによるサービスの提供にかかる時間も大幅に短縮して迅速にサービスを展開することができ、自動運転やスマートビルの管理、工場の自動化、クラウドゲーミングといったさまざまな産業のユースケースでの活用が可能です。

【F5 Distributed Cloud Servicesの主な特長】

  • 高機能分散型プライベートプラットフォームである
  • 要求の厳しいエンタープライズアプリケーションの迅速な統合とゼロタッチデプロイメントが可能
  • 最先端のネットワークとセキュリティにより、エッジでアプリケーションを接続・保護できる
  • エンドツーエンドのアプリケーションとインフラのライフサイクル管理を一元的に集約可能
  • 数千のエッジサイトをサポートするためのプラットフォームのスケーリングと運用の簡素化と自動化が可能
  • DevSecOpsの考え方を実現する、すべての機能を1つのコンソールで設定できるデザイン

F5 DCSは、ITモダナイゼーションの一環として、ソフトバンクの社内のアプリケーションにおいてもご利用いただいているソリューションです。(※)F5 DCSは、社内のITアプリケーション、企業のワークロード、パートナのコンテンツやサービス、さらにはネットワーク機能など、サービスプロバイダに関連するすべてのアプリケーションとコンテンツをサポートするように設計されています。

5Gでは、クラウドネイティブアプリケーションを接続するために、ネットワーク要素が再構築されます。多くのモノリシックなネットワークアプライアンスは、パブリッククラウドで使用されているのと同じ運用モデルを活用したクラウドネイティブなネットワーク機能に置き換わるでしょう。F5 DCSは、分散型ネットワーキングとセキュリティを駆使し、5Gコアネットワークや無線アクセスネットワーク(RAN)などのネットワーク機能の自動化を実現します。

F5は、ソフトバンクと共に、モバイルおよび固定通信サービスの提供方法を革新する新技術開発に取り組んでおり、業界を前進させるべく協働しています。最近の事例では、セグメントルーティング(SRv6)をモバイル・ユーザープレーン(MUP)として使用し、通信にSRv6を必要とするパートナの4G/5Gネットワーク機能をサポートするモジュールをF5が提供しています。詳細はこちらでご覧いただけます。

ソフトバンクの常務執行役員 兼 CIO牧園啓市氏は、次のように述べています。
「お客様のデジタルトランスフォーメーションの成功において、F5による革新的なエッジコンピューティング環境の構築・管理には大いに期待しています。F5は、IT、エンタープライズ、5Gアプリケーションのクラウドイノベーションを最大限に活用したいと考えるサービスプロバイダに対し、重要な運用上の課題を解決できることを実証しています。今後も、F5と協力し、MECの特性を生かした低遅延サービスを、より迅速かつ柔軟に提供するため開発を進めていきます」

F5 Inc. でSVP/GM of Security & Distributed Cloud Product Groupを統括するAnkur Singlaは、次のように述べています。
「ソフトバンクは、あらゆる分野の企業や組織のデジタルトランスフォーメーションを実現することに取り組んでおり、この目的の実現のため、同社のクラウドパートナーに選ばれたことを光栄に思います。F5は、ソフトバンクと日本において15年以上にわたり緊密に連携しており、業界横断的な協業関係により、共創を通じ、新たなイノベーションを生み出し続けています。加えて、私たちは、企業の垣根を越えて、クラウドの運用と最新のアプリケーションのシームレスな統合、そして卓越したエンドユーザエクスペリエンスの実現という共通のビジョンを共有しています。当社は、この共通ビジョンの実現へ向け、5Gサービスと更なる領域におけるクラウドネイ ティブのユースケースを探究し、ソフトバンクを一層支援していく所存です」

F5について
F5は世界最大手の民間企業、金融機関、サービスプロバイダ、政府に他に類を見ないデジタル・エクスペリエンスを提供する、マルチクラウド・アプリケーションのセキュリティおよびサービス会社です。F5やパートナ企業、テクノロジに関する詳細は以下のリンクをご参照ください。

ホームページ https://www.f5.com/ja_jp
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