NetOpsチームは、リソースのスパイク状態を確認し、パフォーマンス問題を阻止できます。

SecOpsチームは、攻撃率に注目して、スパイク状態を監視できます。

DevOpsチームは、個々のアプリケーションの稼働状況およびパフォーマンスに集中できます。

可視化および監視を効果的に行うには、ネットワーク トラフィックを取得して、それが表すアプリケーション レイヤ データを解釈できるシステムが必要です。

F5 BIG-IP Application Delivery Controller（ADC）は、アプリケーション トラフィックを復号化および検査してリクエスト ルーティングを実行、パフォーマンスを最適化または悪意あるトラフィックやボットを阻止するフルプロキシ設計です。エンドポイント（オンボードGeoIPアドレス データベース経由）からリクエストおよびレスポンスの詳細まで、これらの全レイヤから送られるデータをプラットフォームから複数の形式で高速かつ低オーバーヘッドでストリーミングできます。

F5では、F5およびサードパーティの両方のソリューションを含み、さまざまなエンドポイントに対して、アプリケーション、ネットワークおよびプラットフォーム レイヤのテレメトリをさまざまな形式でエクスポートできます。

• BIG-IQの一元管理
• Splunk
• Azure Log Analytics
• Amazon CloudWatch
• Amazon S3
• Graphite
• Kafka
• Elasticsearch
• Sumo Logic

これらのツールの機能はそれぞれ若干異なりますが、本質的には、レポート、アラートおよびダッシュボードを作成するために、データを保管、無害化およびインデックス作成するソリューションが必要です。

必要なデータは人それぞれです。アプリケーション チームは、レイテンシ、ページのロード時間またはエラー コードなどのアプリケーションの統計情報をより重視します。インフラストラクチャ チームは、プラットフォームのパフォーマンスやシステム アラートを監視する必要があります。セキュリティ チームは、異常状態および攻撃検知率に注目します。

BIG-IQにストリーミングする場合、事前に設定されたアプリケーション テレメトリ ダッシュボードは、直感的なアプリケーション単位の可視化ツールとして、サポートされているすべてのプラットフォームに関する最も詳細なデータおよび分析を提供し、重要なアプリケーションおよびセキュリティ メトリクスを直感的に表現します。

サードパーティの可視化ソリューションも役立つレポートおよび分析を提供でき、BIG-IPプラットフォームからのデータとインフラストラクチャの他の部分からのデータを関連付けることができます。

F5 Telemetry Streaming（TS）拡張機能を利用することで、アプリケーションまたはサービスを消費する消費者データに対して、BIG-IPプラットフォームからの統計情報およびイベントを集約、標準化および転送できます。TS拡張機能は、宣言型APIを介して設定でき、さまざまなデータ セットをさまざまな消費者に送信できます。