F5 GLOSSARY

ハイパーテキストトランスファープロトコル (HTTP)

ハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)は、インターネット上で最も広く使われているプロトコルだと言えます。またこれは、ネットワーキングに関わる人々と、アプリケーション開発者との間を橋渡しする、数少ないプロトコルの1つでもあります。HTTPの中には、Webベースアプリケーションの開発と配信の、両方に関する情報が含まれているからです。

HTTPは、Webサーバーとクライアント(多くの場合はWebブラウザ)がHTML (HyperText Markup Language) や XML (Extensible Markup Language) で書かれたハイパーテキストを送受信するために使用されます。HTTPはTCPプロトコルの上で動作し、通常はポート番号80を使用して通信を行います。通信の仕組みは非常にシンプルであり、クライアントからHTTPリクエストを送信し、それに対してWebサーバーがHTTPレスポンスを返す、という動作を繰り返すことで、Webページに表示やWebアプリケーションの処理を実行します。これらのやり取りはメッセージヘッダを含め、全てテキストベースで行われます。

シンプルなプロトコルではありますが、HTTPの中にどのような情報が含まれているのか、特にクライアントとサーバーの間でお互いの状態や能力を伝え合うための情報を格納したヘッダにどのような内容が含まれているかは、Webベースアプリケーションのパフォーマンスを大きく左右する要因になります。これをきちんと理解することは、Webアプリケーションの挙動をコントロールし、より良いパフォーマンスを実現する上で、欠かせないことです。またこれは、HTTPとブラウザベースのソリューションの欠点を補うために利用する、アプリケーション アクセラレーション ソリューションの選択を適切に行う上でも、重要だといえます。さらにHTTP通信においてセキュリティを担保し、認証や暗号化を行うために、SSL/TLSプロトコルを用たセキュアな通信路上でHTTP通信を行うHTTPSが普及しています。

なおF5は、Webアプリケーションのパフォーマンスを向上させる製品として「F5 BIG-IP Local Traffic Manager(LTM)」を提供しています。


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