F5 GLOSSARY

パーシステンス

パーシステンス(Persistence)とは、一般にはオブジェクトやシステムの状態を、物理的、時間的な境界を超えて維持、保存することや、そのための機能を意味します。日本語では「永続性」と訳されます。

例えばメモリ上のデータは、プログラムの終了やコンピュータの電源切断によって、簡単に失われてしまいます(永続性がない)。しかしこれを、ハード ディスク等の記録メディアを使用したデータベースに格納すれば、プログラムの終了時やコンピュータの電源切断時でもデータが維持され、永続性が生まれます。Javaのようなオブジェクト指向言語では、オブジェクトが保持する情報をデータベース等に保存することを、一般にパーシステンス(永続化)と言います。またそのためのAPIを「パーシステンスAPI」と言います。

ロードバランサでは、Webアプリケーションのセッションを維持するため、同一のクライアントからのリクエストを同一サーバに振り分ける機能をパーシステンスと呼びます。これはロードバランサが実装すべき、最も重要な機能で、パーシステンスによりトランザクションの維持が保証されます。

F5が提供する「F5 BIG-IP」は、送信元IPアドレスをチェックして転送先のサーバを決定する「Source address affinity persistence」、Cookie情報を元に転送先のサーバを決定する「Cookie persistence」、SSLセッションIDを元にした「SSL persistence」、レイヤ7によるクライアント識別等、多様な手法でパーシステンスを実現できるようになっています。


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