F5 GLOSSARY

仮想ネットワーク

仮想ネットワークとは、文字通り仮想的に構築されたネットワークのことですが、具体的定義や実装の方式は複数あります。

まず1990年代半ばから実用化されたものに、物理的なL2スイッチを仮想的に複数のL2セグメントに分割して利用する、VLAN技術における仮想ネットワークがあります。この仮想ネットワークは、VLANと呼ばれるのが一般的です。

サーバ仮想化が一般化するにつれて、ハイパーバイザ上で動く仮想マシンに仮想的に接続されるネットワークも、仮想ネットワークと呼ぶようになります。仮想化環境では、物理サーバが持つネットワーク インターフェースを、複数の仮想マシンで共有することになります。これを可能にするため、各仮想マシンには論理的なネットワーク インターフェース(仮想ポート)が割り当てられます。仮想ポートはハイパーバイザ上で動く仮想スイッチに接続され、仮想ネットワークを構成します。

VXLANやNVGREが登場すると、既存の物理ネットワークやVLANの上に、より自由度の高い仮想的なネットワークを構築できるようになります。これも仮想ネットワークの1つです。VXLANやNVGREを利用すると、仮想ネットワークをソフトウェア的に生成・削除することが容易になります。このようなネットワークは、オーバーレイ ネットワークとも呼ばれます。


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