PUBLISHED MARCH 27, 2019
私がDNSの仕組みに初めて触れたのは、ダイヤルアップ インターネット アクセス企業に勤めていたときでした。当時、DNSはインフラの中でも最も厳格に管理されていた要素の1つであり、ゾーン ファイルの修正が許されていたのは最も優秀なスタッフだけでした。現在では、Webベースのアプリケーションを開発する誰もが、DNSにアクセスし、安全かつ確実に更新する必要があります。F5は、新しくF5 Cloud Serviceを発表することで、このDNSインフラの変化へ積極的に対応して行きます。詳しくはこちらをご覧ください。このF5 Cloud Serviceの最初のリリースは、セカンダリ権威DNSを提供するDNS Cloud Serviceです。
DNSをクラウドとして利用したい理由とは
どのような理由であれ、F5 DNS Cloud Serviceを利用することで、わずか数回のクリックでクラウド利用を開始できます。
F5 DNS Cloud Serviceは、エキスパートにより設計され、グローバルに分散されたエニーキャストDNSアーキテクチャであり、DDoS攻撃からの防御がビルトインされ提供されています。シンプルなRFC準拠のゾーン転送をプライマリDNSサーバから設定することで、セカンダリとして簡単に利用できます。そうすることで、DDoS攻撃を受けても、F5のサポートがあるので安心です。プライマリDNSサービスがダウンした場合でもDNS Cloud ServiceはDDoS攻撃を切り抜けることができます。
しかし正直なところ、DNSトラフィックに対応するプライマリをオンプレミスに配置していると、グローバルに分散されたクラウドDNSインフラを利用するより対応は遅くなってしまいます。応答時間をより速くするには、プライマリDNSをオンプレミスのまま設定専用のノード(隠れたプライマリ)として使用して、DNS Cloud Serviceを利用してすべてのDNSクエリに応答します。グローバル エニーキャスト導入では、DNSクエリへのレスポンスは、できるだけリクエスト元に近い場所で行われるので、DNSの管理方法を変える必要なく、セキュリティとスピードを手に入れることができます。これは、管理者およびツールに対して完全にシームレスに運営できるので、クラウド ソリューションをフル活用できます。
これだけではありません。間もなく、F5 Cloud Serviceは、以下の2つの主な方法でDNSサービスを拡張します。
AWS Marketplaceから利用できるセカンダリ権威DNSサービスを今すぐ無料でご利用ください。DNS Cloud Serviceのデモでは、わずか数回のクリックでセカンダリDNSサービスを簡単かつ迅速にプロビジョニングおよび設定する方法を紹介しています。その他のご質問については、Cloud Serviceチームまでお問い合わせください。
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