F5、顕在化しつつある脅威からお客さまを保護する耐量子暗号ソリューションを発表

公開日:2025年6月26日
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組織には、資産を保護し、顧客の信頼を維持し、コンプライアンス要件を遵守するための、先を見据えたPQC対応戦略が必要です

シアトル発 – あらゆるアプリとAPIの配信とセキュリティを支えるグローバルリーダーであるF5(NASDAQ:FFIV)は、量子コンピューティングがもたらすサイバーセキュリティの根本的な変化に備えられるよう、お客さまを支援しています。包括的な新しい耐量子暗号(PQC)対応ソリューションは、F5 Application Delivery and Security Platformにシームレスに統合されており、高いパフォーマンスと拡張性を維持しながらアプリケーションとAPIを保護するために必要なツールを組織に提供します。

量子時代の到来は、従来の古典コンピューティングの限界が通用しなくなるという、サイバーセキュリティ上の重大な転換点となります。Gartner®によると、「IT部門が耐量子暗号を導入すべき理由は、量子コンピューティングの進歩により、2029年までに非対称暗号が安全ではなくなるという事実にあります。2034年までには、量子コンピューティング技術によって非対称暗号を完全に解読できるようになります。」1

サイバーセキュリティの再考が不可欠

Post-quantum cryptographyは、機密データを保護する方法に重大な変革をもたらします。一般的なアップグレードやパッチ適用とは異なり、PQCへの移行はサイバーセキュリティのアーキテクチャを根本から変えるものであり、事前の計画と実行が必要です。移行管理が不十分だと、特にハイブリッド、マルチクラウド、レガシーの各システムにわたって、停止や業務の中断が発生する可能性があります。適切なアプローチを取らなければ、組織は多額のコストを伴うダウンタイム、アプリケーションの速度低下、コンプライアンス上の問題、ユーザーの不満といったリスクに直面します。

さらに、広く普及している従来の暗号方式が無効になることを見越し、悪意のある攻撃者はすでに「今収集し、後で復号する」という攻撃戦略を用い始めています。これは、現在の暗号化データを取得し、量子コンピューティングによる復号が可能になった時点で解読する手法です。ユーザー記録、財務情報、個人の健康情報、知的財産などの機密データは、かつてないほど脆弱な状況にさらされています。

「耐量子計算機暗号への移行を迫る脅威は、遠い将来の問題ではありません。今こそセキュリティをモダナイズする必要があります」と、F5の最高イノベーション責任者であるKunal Anandは述べています。「F5のプラットフォームはPQCの導入を現実的なものにし、企業がスピードを損なうことなく、アプリ、API、トラストモデルを将来に備えられるようにします」

F5が選ばれる理由

F5は、アプリケーションデリバリとセキュリティの両方に対応する、完全に統合されたスケーラブルなプラットフォームを提供するリーディングベンダーとして、耐量子暗号による保護への移行を簡素化します。サーバー側とクライアント側の両方の暗号化を包括的にPQCでサポートし、ハイブリッド、マルチクラウド、レガシーの各環境とシームレスに統合することで、このプラットフォームベースのアプローチは、パフォーマンスを最適化しながら、組織のアプリ、API、データを保護します。

従来型暗号とPQCを組み合わせることで、相互運用性を確保し、ビジネスを中断することなく段階的にシステムをアップグレードできます。また、F5ソリューションは暗号化トラフィックに関する詳細なインサイトを提供し、耐量子暗号への移行中も脅威検知を強化します。

F5のPQC機能には、主に次のメリットがあります。

  • 信頼性の高い耐量子暗号: NIST標準の暗号アルゴリズムにより、システム性能を損なうことなく、顧客データ、知的財産、運用資産を保護します。
  • エンドツーエンドのセキュリティ: クライアント側の暗号化からバックエンドシステムまで、F5は、高可用性のアプリケーションデリバリ、暗号化された脅威に対する保護、アクセスセキュリティ、高性能なファイアウォール機能、プロアクティブな脅威インテリジェンスを組み合わせ、包括的なPQC対応を提供します。
  • 運用の継続性: ハイブリッド環境とマルチクラウド環境に対応するF5は、量子技術への移行のあらゆる段階で、ミッションクリティカルなアプリとAPIの効率性、セキュリティ、可用性を確保します。
  • 環境全体の可視性を一元化: 一元化された管理・評価ツールにより、すべてのアプリ、API、暗号化トラフィックに関するインサイトを得られます。セキュリティエコシステム全体を網羅し、AI、テレメトリ、自動化の機能を追加できます。
  • コンプライアンス対応の簡素化: F5は、変化する規制基準への企業の対応を支援し、耐量子暗号への移行中も機密データの保護とコンプライアンス維持をサポートします。

今後の道筋:量子対応の導入を加速

耐量子暗号への移行は、単なる技術的な必要性ではありません。現在のイノベーションを推進しながら、将来に備える機会でもあります。F5は、既存の暗号化技術と併用しながらPQCを導入し、さらに発展させることを可能にする、円滑な移行パスとフルプロキシ機能を組織に提供します。これにより、企業は自社のペースでハイブリッド暗号モデルを導入でき、ダウンタイムや運用上の課題に伴うリスクを最小限に抑えられます。

今日のデジタルビジネスを支えるアプリケーションとAPIに注力することで、F5は、お客さまが量子時代の変革の機会を確信を持って活用できるよう支援します。ハイブリッド暗号モデルに合わせたF5のサポートにより、組織は効率的なアプリケーションデリバリを維持しながら、耐量子プロトコルとサイバーセキュリティの未来に備えることができます。

提供状況

F5 Application Delivery and Security Platform向けのPost-quantum cryptography対応準備ソリューションをご利用いただけるようになりました。

関連リソース

[1] Gartner、『ポスト量子暗号への移行を今すぐ開始』、2024年9月30日

GARTNERは、米国およびその他の国におけるGartner, Inc.および/またはその関連会社の登録商標およびサービスマークであり、本書では許可を得て使用しています。無断転載を禁じます。

F5について

F5, Inc.(NASDAQ: FFIV)は、あらゆるアプリケーションの配信とセキュリティ確保を担うグローバルリーダーです。30年にわたる専門知識を基盤に、F5は業界最高水準のプラットフォームであるF5 Application Delivery and Security Platform (ADSP)を構築し、オンプレミス、クラウド、エッジ、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境など、場所を問わず、あらゆるアプリケーションとAPIの配信とセキュリティ確保を実現しています。F5は、世界最大規模かつ最先端の組織と連携しながらイノベーションを推進し、高速で可用性とセキュリティに優れたデジタルエクスペリエンスを提供することに尽力しています。互いの成長を支え合い、より良いデジタル世界を実現します。

詳細については、f5.com
F5 Labsの脅威リサーチについては、f5.com/labs
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