Part 1~Part 3とNGINXの基本セミナーシリーズを開催し、毎回100名を超える多くの皆さんにご参加いただきご好評をいただきました。今回は、その中から多くのリクエストをいただいたIngress Controller機能に注目し、詳しく解説、設定などをご紹介していきたいと思います。
Kubernetesクラスター上では様々なアプリケーションが動き、Ingress Controllerがそれらサービスに対する外部からのアクセスを制御します。CNCFの調査で、回答者の約3分の2のユーザがその中でもNGINXの Ingress Controllerを使用していると回答しており、Kubernetes環境の必要技術として認知いただいています。
そのNGINX Ingress Controllerは、基本的なロードバランスやWebSocket対応、L7ルーティング、SSLの終端のほか、gRPCやキャッシュ、認証、WAF(Web Application Firewall)などの豊富な機能有し、Kubernetes環境で最も利用されているIngress Controllerです。
今回は、このNGINX Ingress Controllerについて基本機能のご紹介、なぜ必要なのか?どのように設定するのか?など、わかりやすく解説していきます。
NGINXをすでに使われている方も、まだこれからという方も是非お気軽にご参加ください。この機会にまだ知らない機能を体験いただければ幸いです。
■主な内容:
NGINX Ingress Controllerとは?
KubernetesにおけるNGINX Ingress Controllerの必要性
基本設定の紹介(Ingress / VS/VSR 機能・設定)
Ingress Snippetによる拡張(既存コンフィグの再利用)
ログの確認方法
鈴木孝彰
シニアソリューションエンジニア
F5ネットワークスジャパン
松本 央
ソリューションエンジニア
F5ネットワークスジャパン