PRESS RELEASE

F5、マクニカネットワークスとディストリビュータ契約を締結し、F5 Shape Securityの販売を開始

Published June 23, 2020

報道関係者お問い合わせ先

F5ネットワークス広報代理

アシュトン・コンサルティング・リミテッド

電話:03-5425-7220   Eメール: F5@ashton.jp

F5ネットワークス(英語)

Christina Hoh

電話:+65-6544-8912   Eメール:c.hoh@f5.com

~急増するオンライン詐欺への対策支援を強化~

~急速なデジタル改革に対応する最新のセキュリティテクノロジーを提供~

F5(本社:米国ワシントン州、NASDAQ:FFIV)は本日、セキュリティ対策やネットワーク、AI、DXなどのソリューションを提供するマクニカネットワークス株式会社(本社:横浜市港北区新横浜1-5-5、以下「マクニカネットワークス」)とのディストリビュータ契約の締結を発表しました。本契約に基づきマクニカネットワークスは、本日、2020年6月23日よりオンラインシステムの不正利用やオンライン詐欺に関する防御・保護を可能とする、F5 Shape Securityの販売を開始しました。

F5 Shape Securityは、独自の人工知能(AI)を活用した分析手法を用いて、オンラインおよびモバイルアプリケーション上の全ての取引、デバイス、ユーザの行動を、リアルタイムで分析・分類することにより、精度の高いアプリケーションのセキュリティおよび詐欺防止ソリューションを包括的に提供します。さらに、日本のユーザに対しては、セキュリティ・オペレーションズ・センタ(SOC)のフルマネージドサービスへの日本語でのサポートも提供します。

具体的には、小売・Eコマースやオンラインバンキング等の金融機関、予約システムなどの運営者、ウェブサイトの管理を行っている情報システム部の方々、旅行・ツーリズム、保険、携帯キャリア業界、政府機関、オンライン上のギフトカードやポイントシステムを管理されている担当者を対象に、F5 Shape Securityを通じ、以下の防御策を提供致します:

  • 通常のボット対策サービスでは防ぐことのできない複雑且つ高度な攻撃からの防御
  • クレデンシャルスタッフィング等のマニュアルによるアカウントテイクオーバーのブロック
  • パスワードリスト型攻撃やWebスクレイピング攻撃からの防御
  • ギフトカードやポイントシステムへの詐欺に対するセキュリティ
  • 独自のJavaScriptを使ったセキュリティ強化プロセスの簡素化

マクニカネットワークスでは、セキュリティ研究室での活動を筆頭に、日々日本企業を狙った標的型攻撃や、Webサイトを対象とした新たな情報搾取や攻撃の手法について調査、啓蒙を行っています。今回、セキュリティ分野での経験と実績を兼ね備えたマクニカネットワークスがF5 Shape Securityの販売を手掛けることにより、エンドユーザはセキュリティを担保しつつ、本来の業務に集中して取り組むことが可能となります。加えて、マクニカネットワークスによる日本語のサポートを受けることができるため、セキュリティの知見を持ったエキスパートが揃うF5ネットワークスのSOCとの円滑なコミュニケーションも可能となります。

昨今の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、事業環境、及びライフスタイルの変化により、官民一体となり社会活動の急速なデジタル化が進んでいます。そのため、アカウントID情報とそこに付帯する情報資産がかつてないほどデジタル空間に蓄積されており、それらの資産を狙う攻撃に対し、より強固なセキュリティ対策が求められています。特にアカウントを乗っ取られるオンライン窃盗被害は急増しており、対策は急務です。

F5ネットワークスジャパン 代表執行役員社長 権田 裕一は、次のように述べています。

「近年、日本国内の著名なサイトでも大規模な情報漏洩や不正ログインによる詐欺的な事件が発生しています。2018年にはEコマースサイトでの不正なコード注入による、オンラインのカードスキミング(ユーザが入力した支払情報を窃取する攻撃)被害が急増し、ニュースやメディアでも取り上げられ、広く知られることとなった他、2019年に確認された認証情報の流出は36億件にものぼりました*。こうした不正ログイン、アカウント窃盗事件を引き起こしているのが、自動実行プログラムである『ボット』であり、このボット通信は、従来的な静的なセキュリティテクノロジでは防御することができません。今回、世界最先端のテクノロジソリューションの技術商社であるマクニカネットワークスとパートナ契約を結ぶことができ、彼らのネットワークを通じて、これらの危険なサイバー犯罪に対応する弊社最新のAIを活用したテクノロジを日本の皆様へ提供できることを非常に嬉しく思っています」

*出展:4iQ Identity Breach Report 2019

マクニカネットワークスの代表取締役社長 池田 遵は、次のように述べています。

「リモートワークを急速に拡大する現在、サイバーセキュリティは企業が直面する最も大きな問題の一つとなっています。国内外でのサイバー攻撃は高度に複雑化し、従来的なセキュリティテクノロジでは対応が追い付いていない現状があります。従来型のボット対策だけでは防御を掻い潜られてしまい、マニュアルでのアカウントテイクオーバーにも対応することができません。攻撃手法に加え、事業環境までもが急速に変化する現代において、我々はAIを活用した動的なセキュリティソリューションは不可欠と考えています。この度、AIを活用した最新のセキュリティソリューションを備えるF5 Shape Securityをお客様に提供できることを嬉しく思います。F5 Shape Securityソリューションの提供を行うことで、今後より一層Webセキュリティに関する知見を高め、国内企業の皆様が安心してWebサイトを運営できるよう、貢献してまいります。」

セキュリティ対策の第一人者であり、サイバー攻撃に対するセキュリティサービスを提供するマクニカネットワークス関係会社、S&J株式会社の代表取締役社長の三輪信雄氏は次のように述べています。「ウェブアプリケーション・サービスの社会インフラ化が進む一方で、アカウント乗っ取りを目的としたパスワードリスト型攻撃やより高度な攻撃が増えている今日において、脅威に対する先進的な対策を提供するShape Securityのソリューションの提供開始を歓迎します。日々進化する攻撃に対して、膨大なる情報と深い知見に基づく研究・開発をもとに提供されるShape Securityのソリューションで、ウェブアプリケーション・サービスの安全性・利便性を向上し、利用者や提供者に対して安全安心なサービス作りの一助となることを期待しております。」

マクニカネットワークスについて

マクニカネットワークスは、数多くの海外企業と提携し、豊富な経験や研究により培ってきたインテリジェンスを元に、最適な最先端テクノロジを提供する技術商社です。ラインナップはセキュリティやネットワークインフラ、AI、DXなど多岐にわたり、製品の導入から運用・サポートに至るまでの万全なサービスにより、官公庁や教育機関・一般企業など数多くのお客様への導入実績を誇ります。

ホームページ https://www.macnica.net/

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F5ネットワークスについて

F5ネットワークスは世界の大手企業やサービスプロバイダ、政府、消費者ブランドがすべてのアプリケーションをどこでも安心・安全・自由に活用できるよう、クラウドやセキュリティ・アプリケーション・サービスを提供しています。スピードと管理性を犠牲にすることなく、お客様が自由にインフラストラクチャを採用することができます。F5ネットワークスやパートナ企業、テクノロジに関する詳細は以下のリンクをご参照ください。

ホームページ https://www.f5.com/ja_jp

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