IndosatとF5、アジア全域でAI活用を促進するトークンファクトリー「Intelligence Suite」を発表
Indosat Intelligence Suiteは、単一のガバナンスレイヤーを通じて、あらゆる規模の企業がAIモデルとインフラストラクチャを柔軟に利用できるようにし、利用量の管理、コストの抑制、地域全体でのAI活用の拡大を支援します。
シンガポール、2026年10月9日 – 東南アジアでは、AIの実験段階から導入段階への移行が急速に進んでいます。McKinsey、シンガポール経済開発庁、Tech in Asiaが2026年に実施した調査によると、東南アジアの6市場における企業の81%が、AIの実験段階を終え、試験導入または規模拡大の段階に進んでいます。AIの導入が進む中、企業は、パフォーマンス、コスト、セキュリティ、ガバナンスのバランスを取りながら、さまざまなワークロードにわたってAIを導入・管理するという新たな課題に直面しています。
こうした背景のもと、Indosat Ooredoo Hutchison(以下、Indosat、IOH、または当社。IDX: ISAT)とF5(NASDAQ: FFIV)は本日、Indosat Intelligence Suiteを通じて企業によるAIの利用機会を拡大するための戦略的パートナーシップを発表しました。このプラットフォームは、信頼性が高く、適切にガバナンスされた環境を提供し、企業が複雑なインフラストラクチャを自ら構築・管理することなく、AIを容易に利用・導入できるようにします。
Indosat Intelligence Suiteは、エネルギー、データセンター、コンピューティング、接続性、AIモデルを網羅する、インドネシアにおけるIndosatのフルスタックAIエコシステムを基盤としています。F5とのパートナーシップを通じて、Indosatはこの基盤を、AIインフラストラクチャおよびモデルと地域全体の企業をつなぐ、エンタープライズ対応プラットフォームへと拡張しています。
Indosat Intelligence Suiteは、複数のAIモデルとインフラストラクチャ機能を単一のインターフェースに統合し、企業がAIの利用状況をより明確に把握して管理できるようにします。本番環境に必要なセキュリティとガバナンスを維持しながら、組織が特定のワークロードに適したインテリジェンスを選択して導入できるよう支援することを目的としています。
Indosat Ooredoo Hutchison代表取締役社長兼最高経営責任者Vikram Sinha氏は次のように述べています。「AIが実験段階から日常業務での活用へと移行する中、企業に必要なのはモデルへのアクセスだけではありません。インテリジェンスを本番環境に導入するための信頼できる手段も必要です。フルスタックAIを基盤とするIndosat Intelligence Suiteは、企業向けのインテリジェンスファクトリーとなり、企業がニーズに適したインテリジェンスを利用し、地域全体で安全に拡張できるよう支援します。Indosat Intelligence Suiteは、エンタープライズアプリケーションとその基盤となるAIインフラストラクチャの間に、ガバナンスの効いた単一のレイヤーを設けることで、こうしたニーズに対応します。企業は、基盤となるすべてのレイヤーを自ら構築・管理することなく、複数のモデルにわたるAI利用を、アクセス、ルーティング、測定、管理できます。」
「Indosatはこの地域のAIの未来を築いており、F5はそのセキュリティ確保と最適化に貢献できることを誇りに思います。両社の協力により、あらゆる企業が高度なAIを安全に利用できる環境を実現します」と、F5の会長、社長兼最高経営責任者(CEO)であるFrançois Locoh-Donouは述べています。
あらゆるワークロードに最適化されたインテリジェンス
企業がAIを本番環境に導入する中、複数のモデルやプロバイダーを管理するには、パフォーマンス、コスト、レイテンシ、セキュリティ、ガバナンスのバランスを取る必要があります。特に規制対象の業界では、データレジデンシーとセキュリティがAIの拡張性を左右する可能性があるため、極めて重要です。Intelligence Suiteは、Sahabat-AI、Indosatがホストするモデル、接続されたグローバルモデルなど、300を超えるオープンAIモデルとクローズドAIモデルを単一のインターフェースに統合し、こうした管理を簡素化します。
- 各ワークロードに適したモデル組み込みのインテリジェンスがコスト、品質、レイテンシに基づいてリクエストをルーティングするため、企業は各ワークロードをタスクに最適なモデルに割り当てることができます。
- 1つのカタログ、1つのインターフェース。 ローカルモデル、Indosatがホストするモデル、グローバルモデルに同じプラットフォームからアクセスでき、現地言語、専用環境、高度な推論を必要とするユースケースに対応します。
- 企業が計画を立てやすい料金体系。トークンはクレジットに換算され、モデル、アプリケーション、チーム間で配分できます。これにより、利用量と支出を一元的に把握できます。
- F5が支えるインフラストラクチャのセキュリティと最適化。 F5 BIG-IP Next for Kubernetesは、テナント分離とコンテナセキュリティをサポートします。また、GPUを動的に認識するロードバランシングにより、最初のトークンが生成されるまでの時間(TTFT)を含むレイテンシーの改善と、全体的なトークンスループットの向上を図ります。
このプラットフォームでは、Pay as You Go、Unified Enterprise Credit、Dedicated Capacityを提供し、開発者や成長企業から大企業、政府機関、規制対象組織まで、さまざまな要件に対応します。50の企業および組織をローンチ時の対象とし、年間を通じてプロモーション価格で早期アクセスを提供します。
「企業がAIを試験運用から本番環境へ移行しようとする際、急速なイノベーションと、主権、ガバナンス、コストの予測可能性を両立させる必要があるため、壁に直面しています」と、F5最高収益責任者のChad Whalenは述べています。「Indosatのプラットフォームと市場展開力に、AIワークロードとAPIを大規模に保護してきたF5の経験を組み合わせることで、地域全体の企業が、信頼性とセキュリティを備え、それぞれの実際のニーズに合わせて最適化されたインテリジェンスを活用できるよう支援します」
データレジデンシー要件がある組織では、Sahabat-AIおよびIndosatがホストする各ティアで、域内におけるワークロードの処理が可能です。一方、どのワークロードをグローバルモデルにルーティングできるかは、ポリシーによって決定されます。また、監査可能な台帳を通じて、リクエストの認証、使用量の計測、ログ記録を行うこともできます。Intelligence SuiteにはF5 AI Securityプラットフォームの機能が組み込まれており、OWASP Top 10 LLMの脅威、データ漏えい、その他の新たなAI固有の脅威からの保護を支援します。今回の提供開始は、インドネシアと地域全体に向けたAIキャパシティだけでなく、その活用方法も構築するという、IndosatのAIへの取り組みにおける次の一歩です。Intelligence Suiteは、インフラストラクチャ、モデル、企業の需要を結び付けることで、拡大するAIキャパシティの企業による活用を支援し、地域全体でのAI導入の拡大と経済価値の創出を後押しします。
Indosat Intelligence Suiteは本日よりintelligencesuite-ai.ioh.co.idでご利用いただけます。企業は同サイトで、モデルカタログ、料金、ドキュメントを確認し、アクセスを申請できます。
Indosat Ooredoo Hutchisonについて
Indosat Ooredoo Hutchison(Indosat、IDX: ISAT)は、インドネシアで最も選ばれるデジタル通信企業になるというビジョンを掲げています。子会社や関連会社とともに、携帯電話サービス、ICTソリューション、データセンター、Fiber to the Home(FTTH)、電子決済サービス、金融サービスなどのデジタルサービスを提供しています。Indosatは、インドネシアの発展を後押しするという大きな目的を掲げ、相互扶助を意味する「Gotong Royong」の精神のもと、その実現と意義ある変革の創出に向けた中心的な協力者となることを目指しています。
詳細については、以下までお問い合わせください。
メディア関係者お問い合わせ先
Giovanni Nickson、戦略コンテンツ開発担当AVP
Giovanni.zefanya@ioh.co.id
F5について
F5, Inc.(NASDAQ: FFIV)は、あらゆるアプリケーションの配信とセキュリティを担うグローバルリーダーです。30年にわたる専門知識を基盤に、F5は業界最高峰のプラットフォームであるF5 Application Delivery and Security Platform (ADSP)を構築し、オンプレミス、クラウド、エッジ、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境など、場所を問わず、あらゆるアプリケーションとAPIを配信し、保護します。F5は、迅速で可用性とセキュリティに優れたデジタル体験を提供するため、イノベーションを推進し、世界最大規模かつ最先端の組織との連携に取り組んでいます。互いの成長を支え合い、より良いデジタル世界を実現します。
詳細については、f5.comをご覧ください