F5 Certified!™ Professional認定プログラムのプライバシーに関する声明

公開日：2022年7月20日

1. 概要

F5 Certified!™ Professional認定プログラムは、認定証の保有者がF5製品とサービスを使用するために必要なスキル、理解、知識を有していることを国際的に認知された形で証明するものです。

2. 当事者の役割

EUおよび類似の管轄区域のデータ保護法に基づき、F5は、F5 Certified!™プログラムの管理に関連してF5が収集する個人データの管理者となります。試験業者（Pearson VUEやPrometricなど）は、F5試験を管理するための個人データの収集に対するF5の処理業者としての役割を果たします。

3. 本サービスで収集される個人データ

認定ポータルでF5 Certified!™プログラムに登録するために、当社は以下のような候補者の連絡先情報を収集します。

姓と名

電子メール アドレス

住所（国、市区町村、番地）

受験者が認定試験を受けるために試験業者を訪れた際、試験業者は、次のセクションで説明するように、試験の整合性と不正防止を目的として追加の個人データを収集または確認します。収集/確認する具体的なデータは試験業者や場所によって異なりますが、一般的に以下のものが挙げられます。

身分証明書2種類（うち1種類は政府発行の写真付き身分証明書、いずれも署名入りのもの）。

• デジタル署名。
• 受験者の写真。
• 試験場所の音声・映像のモニタリング。
• 指紋や手のひら静脈のスキャンなどの生体情報。
• 受験者は、要求された試験調整に関連する個人データ（健康に関する情報、または言語上の懸念を立証する記録など）をF5に提供することもできます。

また、受験者の認定ステータスや試験履歴などの記録も維持しています。

4. 個人データの使用と開示

F5は、試験の管理、資格およびF5 Certified!™プログラムに関する受験者との連絡、個人が認定を保有するかどうかに関する第三者への検証の提供、およびF5のプライバシーに関する通知に別途記載されているように、受験者の連絡先情報、および受験者の認定と試験履歴の記録を使用および開示します。

F5の製品およびサービスは、お客様のネットワークの安定性およびセキュリティにおいて重要な役割を果たしており、当社が発行する認定資格は、お客様がこれらの製品およびサービスを管理し、助言を提供する最も適格な人材を選定する上で役立ちます。F5認定の不正取得がもたらす悪影響（例えば、F5認定試験で不正行為をしてその役割を得た個人がF5製品を誤って使用したことによる大規模な個人データの漏洩）を考慮し、当社はF5 Certified!™プログラムの整合性を保護するために、広範なセキュリティおよび不正防止措置を実施しています。

不正行為には、専門家を雇って受験者になりすまして試験を受ける、試験問題を撮影して後で販売しようとする、問題を暗記するために（同じ目的で）何度も試験を受ける、試験中に第三者と通信するなど、さまざまな形態があります。

当社は、不正行為に対抗し、認定プログラムの完全性を保護するために、認定関連で収集したすべての個人データを使用します。例えば、試験業者は、受験者が以前に別のIDを使用して試験を受けたことがないことを確認するために生体認証情報を使用し、受験者が試験をコピーしたり、受験者同士または第三者と通信したりしないように、試験会場の音声および映像のモニタリングを行っています。

• 生体認証データは、試験業者（F5ではない）によって処理され、明示的な同意の下でのみ処理されます。特定の試験についてこれに同意しない受験者は、試験の30日前までに提出する入学データ免除フォームを通じてF5にその旨を通知し、適切な手続きの準備ができるようにする必要があります。その他の身元確認データ（署名や写真など）は、認定プロセスの完全性を保護するという正当な利益に基づいて処理されます。この利益は、F5、認定候補者、認定候補者の雇用者、およびF5認定の個人が維持し安全を確保する上で役立つネットワークを利用する一般市民が共有するものです。
  
• 試験会場の音声および映像のモニタリングは、認定プロセスの完全性を保護するという正当な利益に基づいて、また場所によっては受験者の明示的な同意に基づいて処理されます。
  
• 試験調整リクエストに関する個人データは、リクエストの処理、および試験の完全性と安全性の必要性に合致した認定契約に基づく義務の遂行のために使用されます。
  

5. データの保存

特定の種類のデータに関する通常の保存期間は以下に記載されていますが、これらの期間は、法的に許容される場合、以下の目的のために合理的に必要な範囲で延長されることがあります。

• 不正行為、窃盗、その他不正行為に関する調査を行うこと。
• 受験者または第三者からの上申や苦情に対応すること。
• その他の法的または保険的な問題に対処すること。
• 法的な保持義務に従うこと。

認定の生涯価値を考慮し、試験結果や認定履歴（特定の認定を取得した日付）は、現時点で最大40年間保存することが予定されています。

特定の試験調整の要求理由を詳述した個人データは、その調整を行うかどうかの最終決定がなされた時点で削除されます。

6. その他の情報

自身の個人データに関してお客様が有する権利を行使する方法など、F5の個人情報の取り扱いに関する詳細については、F5のプライバシーに関する通知をご覧ください。