「Enterprise Architecture for Digital Business」、デジタルファーストの世界に向けてITをモダナイズすべき理由と方法を解説
公開日:2022年7月26日
お問い合わせ先
- Teri DaleyF5 CommunicationsF5(469) 939-3712t.daley@f5.com
- Caitlin ValtierraWe. Communications(212) 551-4858cvaltierra@we-worldwide.com
新刊が、企業がデジタルトランスフォーメーションに苦戦する理由と、データドリブンかつAIを活用するデジタルビジネスへ移行するために必要なIT変革を明らかに
シアトル発 — 組織がデジタルファーストの世界に向けた体制を構築するなか、その先には失望と混乱が待ち受けています。この課題の根本には、モバイルとインターネットが普及する以前、さらにはデジタル化の時代よりもはるか前に開発されたアーキテクチャアプローチに、組織が将来を託しているという事実があります。デジタルトランスフォーメーションをさらに推進するには、デジタル経済に特化して設計された、エンタープライズアーキテクチャへの新たなアプローチが必要です。
企業やそのブランドが、それらを体現するデジタルサービスと一体化する中、主要なプロセス、ガバナンスガイドライン、組織構造、戦略も適応する必要があります。F5のCTOであるGeng Lin、Principal Technical EvangelistのLori MacVittie、およびF5(NASDAQ: FFIV)のOffice of the CTOのメンバー数名は本日、「デジタルビジネスのためのエンタープライズアーキテクチャ:ITの変革」を公開しました。これは、企業がデジタルビジネスへの移行を成功させるために、エンタープライズITをモダナイズするためのフレームワークを提供するものです。
「新たなデジタルエンタープライズアーキテクチャの必要性は避けられないものであり、対応は急務です」と、F5のEVP兼CTOであるGeng Linは述べています。「現在主流のエンタープライズアーキテクチャには、技術の変化を活用し、高度化するサイバー犯罪者から組織を保護するために必要な、アジリティ、スケーラビリティ、セキュリティ、オブザーバビリティといった重要な要素が欠けています。こうした能力がなければ、組織はデジタルトランスフォーメーションを進め、市場で競争していくことが困難になります」
テクノロジーと社会の変化を背景に、デジタルトランスフォーメーションのペースは2019年から2020年までの2年間で約10倍に加速し、今後数十年にわたって減速する可能性は低いと考えられます。現在、銀行、小売、メディア・エンターテインメント、教育、製造など、あらゆる業界がデジタルトランスフォーメーションに取り組み、デジタルを標準とする姿への移行を進めています。デジタル化が避けられない以上、あらゆる企業が生き残るだけでなく成長を遂げるために、この変革を進める必要があります。
この道のりを完遂するうえで障壁となるのが、アプリケーションの開発、配信、セキュリティ確保、さらには統合の方法までを規定する、既存の硬直したフレームワークです。このフレームワークは、データの保存、アクセス、ガバナンスのあり方を定め、インフラストラクチャを旧来の標準に縛り付けます。また、アプリケーションとその相互作用、さらにユーザーの特性について、一定の前提を置いています。
F5のプリンシパル・テクニカル・エバンジェリストであるLori MacVittieは、次のように述べています。「既存のTOGAFアーキテクチャアプローチでは、完全にデジタル化・自動化されたビジネスを支えるには不十分だと考えています。しかし、これを拡張して現代化するための強固な基盤にはなります。現代化されたアプローチにより、今日の組織に求められる適応力とイノベーション創出力を実現できます」
デジタルトランスフォーメーションの価値を最大限に引き出し、真のデジタルビジネスへと移行するには、今日の分散アーキテクチャ全体にわたるテレメトリ、データ、アプリケーションセキュリティおよびデリバリーテクノロジーの管理に、まったく新しいアプローチが必要です。
「デジタルエンタープライズは、従来の企業とは根本的に異なります。デジタルエンタープライズを構築し、成熟した段階へと着実に到達するには、ツール、プロセス、組織に対する考え方を変える必要があります」と、F5のエンジニアリング担当バイスプレジデントで共著者のJulia Renouardは述べています。
本書では、ITをデジタルビジネスとして機能する形へ移行し、イノベーションを支え、今日のITが直面する最大の課題に対処するためのアーキテクチャフレームワークについて概説しています。各章では特定の領域に焦点を当て、変革を促すトレンドとテクノロジーを分析するとともに、組織の適応に役立つ推奨事項を提示しています。
- 第1章では、デジタルビジネスに必要な機能を組み込むために、既存のエンタープライズアーキテクチャに求められる変更について説明します。
- 第2章では、クラウドおよびエッジテクノロジーの導入によって実現する機能と、アプリケーションのデプロイ先を柔軟に変更する能力について説明します。
- 第3章では、デジタルビジネスを大規模かつ安全に運営するために、IT分野としてアプリケーションデリバリが必要となる理由を考察します。
- 第4章では、デジタルビジネスを実現するために、運用データ(テレメトリ)を取り込めるようデータ領域を拡張することと、分析をスケールさせるために必要なプラクティスに焦点を当てます。
- 第5章では、デジタルビジネスにセキュリティファーストのアプローチを浸透させる、最新のセキュリティガバナンスおよびアーキテクチャフレームワークの基盤について説明します。
- 第6章では、オブザーバビリティに対する新たなニーズと、自動化が生産性向上ツールからイノベーションの加速要因へと拡大していることを取り上げます。
- 第7章では、現代のデジタルビジネスにおける運用規模拡大の推進力として、サイト信頼性エンジニアリング(SRE)を掘り下げます。
無料のデジタル版は、本日よりwww.F5.com/DEAからダウンロードできます。デジタル版は、2022年8月上旬までにAmazon、Apple Books、eBooks.comをはじめとするほとんどのオンライン書店で購入できるようになります。2022年9月上旬までには、印刷版が主要書店のほか、Powell'sやIndieBoundなどの独立系書店で広く販売される予定です。本日より、AmazonおよびBarnes & Nobleで予約注文できます。
著者について
Geng Linは、F5のエグゼクティブバイスプレジデント兼最高技術責任者です。F5の技術戦略、製品の進化、重要なイノベーションを主導しています。分散システム、ソフトウェア定義インフラストラクチャ、クラウドサービスの分野をリードする専門家であり、クラウドコンピューティングとデータ集約型コンピューティングに関する2冊の書籍を共著しています。また、数多くの技術論文を発表し、米国特許を9件保有しています。
Lori MacVittieは、F5のOffice of the CTOに所属するテクノロジスト兼プリンシパル・テクニカル・エバンジェリストです。クラウドおよびエッジコンピューティング、デジタルトランスフォーメーション、自動化とオーケストレーション、マイクロサービス、アプリケーションデリバリなど、新たなアーキテクチャとテクノロジーを専門としています。MacVittieは、アプリケーション開発、ITアーキテクチャ、ネットワークおよびシステム運用にわたり、25年以上の業界経験を有しています。F5入社以前は、Network Computing Magazineで受賞歴のあるテクノロジーエディターを務めていました。エンタープライズアーキテクトとして、世界的な運輸・物流企業をインターネット時代へと導くアーキテクチャ構築を推進したほか、Nokia製携帯電話、Autodesk、地域通信事業者向けのソフトウェアを開発しました。ANSI NCITS 320-1998のCADDプロファイルを共同執筆し、アプリケーションデリバリのプロビジョニングに関する米国特許を保有しています。また、クラウドセキュリティとオブジェクト指向開発に関する書籍の執筆に参加し、アプリケーションセキュリティとXAMLに関する書籍も執筆しています。
寄稿者
- Ken Arora、F5 Distinguished Engineer
- Michael Corrigan、F5エンジニアリング担当バイスプレジデント
- Joel Moses、F5ディスティングイッシュドエンジニア兼システム担当CTO
- James Hendergart、F5開発オペレーション担当ディレクター
- Julia Renouard、F5エンジニアリング担当バイスプレジデント
- Michael Wiley、F5エンジニアリング担当バイスプレジデント兼アプリケーション担当CTO
F5について
F5(NASDAQ: FFIV)は、世界最大級の企業、金融機関、サービスプロバイダー、政府機関などのお客さまによる卓越したデジタル体験の実現を支援する、マルチクラウドアプリケーションセキュリティおよびデリバリー企業です。詳細については、f5.comをご覧ください。また、Twitterで@F5をフォローするか、LinkedInおよびFacebookにアクセスすると、F5、パートナー、テクノロジーに関する詳細情報をご確認いただけます。
F5は、米国およびその他の国におけるF5, Inc.の商標、サービスマーク、または商号です。ここに記載されているその他すべての製品名および会社名は、それぞれの所有者の商標である場合があります。
###
本プレスリリースには、将来の事象または将来の財務実績に関する、リスクおよび不確実性を伴う将来予想に関する記述が含まれている場合があります。このような記述は、「may(可能性がある)」、「will(見込みである)」、「should(見込まれる)」、「expects(予想する)」、「plans(計画する)」、「anticipates(見込む)」、「believes(考える)」、「estimates(推定する)」、「predicts(予測する)」、「potential(可能性)」もしくは「continue(継続する)」などの用語、これらの否定形、またはこれらに類する用語によって識別できます。これらの記述は予測にすぎず、実際の結果は、当社が米国証券取引委員会(SEC)に提出した書類に記載された要因を含むさまざまな要因により、これらの記述で予想された結果と大きく異なる可能性があります。