F5、セキュリティリーダーが企業のAIリスクを管理できるAI Security Platformを発表

公開日:2026年6月22日
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F5、SurePath AIを買収し、新たなAI Security Platformを強化。シャドーAIのリスクに対処し、企業のAIに継続的な可視性、ガバナンス、保護を提供

シアトル発 – あらゆるアプリとAPIの提供およびセキュリティ確保を支援するグローバルリーダーであるF5(NASDAQ:FFIV)は本日、F5 AI Security Platformを発表しました。これにより、CISOは企業のAIアプリケーション、モデル、エージェント、およびそれらを接続するAPI全体にわたり、継続的な可視性、ガバナンス、保護を確保できます。またF5は、企業のAI導入環境を保護する新たなF5 AI Security Platformの提供開始における主要な要素として、ネットワークベースのAI検出、意図分類、シャドーAI検出のパイオニアであるSurePath AIの買収も発表しました。

新しいプラットフォームは、エンタープライズAIワークロードのガバナンス、検出、テスト、保護を継続的かつ適応型のループで行うアプローチにより、F5のApplication Delivery and Security Platform(ADSP)戦略をエンタープライズAIへ拡張するよう設計されています。サイバーセキュリティのグローバルリーダーであるF5は、大企業におけるAI導入の実情を踏まえ、オンプレミス、エアギャップ、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウド、パブリッククラウドの各環境をサポートするF5 AI Security Platformを構築しました。これにより、データレジデンシー、データ主権、運用要件が必須となる環境でも、組織がAIセキュリティをより適切に管理できるようにすることを目的としています。

現在のAIシステムは、過剰な権限を付与された人間のユーザーをも上回るアクセス権、自律性、速度で動作し、セキュリティチームやビジネスリーダーに新たなリスクをもたらしています。プロンプトインジェクションやデータ漏えい、許可された範囲を超えて動作するエージェントによって、機密情報が露出し、業務が中断され、顧客の信頼が損なわれる可能性があります。

同時に、従業員が未承認のツールや統合機能を導入することで、ほとんどのセキュリティチームが把握できず、ましてや管理もできないシャドーAIが広がっています。F5の「2026年版アプリケーション戦略の現状(SOAS)レポート」によると、組織の88%が、AIに関連する運用上またはセキュリティ上の課題を少なくとも1つ抱えていると回答しています。

「現在のAIセキュリティの多くは、チャットボットを覆うラッパーにすぎません。それはセキュリティとは言えません」と、F5の最高製品責任者であるKunal Anandは述べています。「企業は、規制対象のネットワーク内やAPIの背後で、さらに自ら認証して動作するエージェント全体にわたってAIを運用しています。F5 AI Security Platformは、CISOやセキュリティリーダーがこれまで必要としていた、AIの実行場所を問わず、あらゆるモデル、エージェント、APIを継続的に制御する機能を提供します。これは、30年にわたり企業向けアプリケーションのセキュリティ確保と配信を支えてきたF5の同じプラットフォーム上で提供されます。」

SurePath AI:AIの可視性ギャップを解消

SurePath AIの追加により、F5 AI Security PlatformのネットワークベースのAI検出アプローチが強化され、アプリケーションとの直接統合を必要とせずに、シャドーAIを含む企業全体のAI利用状況を特定できます。ネットワークリダイレクトと帯域外分析によってスムーズに導入できるSurePath AIは、不正なAIアクティビティを検出し、各ワークフローの意図を分類するとともに、エージェントによるツール呼び出しとMCPサーバー接続を継続的に追跡する統合可視化レイヤーをセキュリティチームに提供します。この可視性はF5 AI Security Platformに直接反映され、F5 AI Red Teamでテストし、F5 AI Guardrailsで軽減すべきリスクの特定に活用されます。

継続的な保護サイクルを実現

F5 AI Security Platformは、統合された4つの柱と、それらを包括するオブザーバビリティレイヤーを通じてAIリスクに対処し、一度限りのコンプライアンス対応ではなく、継続的なセキュリティライフサイクルを実現します。主な機能は次のとおりです。

  • AIガバナンス:具体的なリスク許容度、プライバシー要件、規制上の義務を、AIのプロンプト、出力、ツールの使用、データアクセスに適用可能な境界として定義します。
  • AIディスカバリ:承認の有無を問わず、企業全体で稼働するすべてのAIアプリケーション、エージェント、MCPツール呼び出しを継続的に可視化します。プラットフォームがアクティビティをユースケースと意図別に分類するため、チームは何が稼働しているかだけでなく、その理由も把握できます。SurePath AIのネットワークベースのディスカバリは、アプリケーションレベルの統合を必要とせず、これをパッシブに実行します。
  • AIセキュリティテスト:AIシステムを本番環境に導入する前に、業界で最も充実したAI脅威データベースに基づく140,000件以上の攻撃パターンを用いてストレステストを実施し、その結果を適用可能な防御策へと直接変換します。
  • AIランタイム保護: ガードレールを平易な言葉で定義し、インタラクションが発生するポイントに導入します。このプラットフォームは、独立機関によるテストで最大98.2%のセキュリティ有効性を実証しており、プロンプトインジェクション、エージェントの過剰な自律性、データ漏洩を阻止します。
  • AIオブザーバビリティ:プラットフォーム上のすべてのAIインタラクションにわたる完全な監査証跡を提供し、規制対象業界で求められる説明責任と追跡可能性を維持します。

妥協することなく、あらゆる環境に導入できる柔軟性

この新しいソリューションでは、F5独自の強みとして、AIセキュリティ機能と柔軟な導入オプションを組み合わせ、オンプレミス、エアギャップ環境、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウド、パブリッククラウドのいずれでも企業が運用できるようにします。これは、データレジデンシーとデータ主権に関する厳格な要件が課される、規制の厳しい業界のCISOにとって特に有用です。SurePath AIの軽量なネットワークベースの導入モデルにより、既存のアプリケーションアーキテクチャを変更することなく、この柔軟性をさらに高められます。

AIエージェントが急増する中、可視性の向上がますます重要になっています。F5の2026 SOAS Reportによると、組織の98%がエージェント型AIの導入に向けて準備を進めていますが、エージェントの導入速度に、その管理を目的とした制御が追いついていません。エージェントが自律的に認証し、ツールを呼び出し、データにアクセスしてアクションを実行できるようになると、1つの設定ミスやエクスプロイトによる影響範囲が飛躍的に拡大します。

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F5について

F5, Inc.(NASDAQ: FFIV)は、あらゆるアプリケーションの配信とセキュリティを担うグローバルリーダーです。30年にわたる専門知識を基盤に、F5は業界最高峰のプラットフォームであるF5 Application Delivery and Security Platform (ADSP)を構築し、オンプレミス、クラウド、エッジ、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境など、場所を問わず、あらゆるアプリケーションとAPIを配信し、保護します。F5は、迅速で可用性が高く、安全なデジタル体験を提供するため、イノベーションを推進し、世界最大規模かつ最先端の組織と連携することに尽力しています。互いの成長を支え合い、より良いデジタル世界を実現します。

詳細については、f5.comをご覧ください
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