Promon SDK IntegratorでモバイルアプリにF5 Bot Defenseを簡単に実装

ボットには、カスタマーサポートのチャット、検索エンジンのクローラー、各種の単一タスク用自動プログラムなど、正当な用途が数多くあります。一方で、こうした小さなコンピュータープログラムは、悪意のある目的にも同じくらい頻繁に利用されています。ボットは、ユーザーデバイスやIoT(モノのインターネット)システムへの感染を試みてそのリソースを乗っ取ったり、個人識別情報を盗んでアカウントを乗っ取ったり、さらにはデジタルコンテンツを直接盗んだりするための、安価で簡単な手段です。

モバイルアプリを狙う悪意のあるボットの脅威

現在、オンライン活動の大半が行われるモバイルデバイスやアプリを狙い、大量の悪意あるボットが攻撃を仕掛けています。残念ながら、従来のボット対策ソリューションで使用される手法の多くは、ネイティブモバイルアプリではサポートされていません。そのため、開発者が対策を講じなければ、バックエンドのモバイルAPIコンポーネントが、コンテンツスクレイピング、サービス拒否(DoS)、クレデンシャルスタッフィング、不正アカウント作成をはじめとするさまざまな自動攻撃にさらされる可能性があります。

ソリューション:PromonのSDK IntegratorでF5 Bot Defense Mobile SDKを統合し、モバイルアプリを保護

モバイルボットへの対策こそ、F5 Bot Defense Mobile SDKが開発された理由です。このSDKは、F5 Bot Defenseの堅牢なボット対策機能をモバイルアプリケーションに拡張し、ボット、脆弱性スキャナー、コンテンツスクレイピング、その他の自動攻撃ベクトルから保護します。F5 Bot Defenseは、アプリケーションへのリクエストが人間以外の自動化された送信元からのものかどうかをリアルタイムで判定し、リクエストのブロック、リダイレクト、フラグ付けなど、企業が指定したアクションを実行します。この強力なソリューションは、悪意のあるボットトラフィックがアプリケーションサーバーやデータに到達する前にブロックするよう設計されています。

Promonとの緊密なパートナーシップにより、F5 Bot Defense Mobile SDKをアプリに簡単かつ迅速に統合できます。さらに、同社の主力製品であるPromon SHIELD ™は、アプリのなりすまし、セキュリティ制御の改ざん、その他の悪意ある行為を防ぐ包括的なアプリ内保護機能を備えています。F5 Bot Defense Mobile SDKとPromon SHIELDを組み合わせることで、包括的な保護を実現します。

DevOpsチームにとって、F5 Bot Defenseのモバイルアプリへの統合は非常に簡単です。Promonのノーコードで手間のかからないSDK統合プラットフォームを使用すれば、アプリのコードに手を加えることなく、AndroidおよびiOSアプリをわずか数分で迅速に保護できます。統合後、F5 Bot Defenseはアプリのビジネスロジック、イベントフロー、データフローを精査し、既存のコードに結合します。保護が完了すると、アプリはすぐに公開アプリストアで配布できる状態になります。

Promon SDK Integratorを使用すると、開発者は次の2つの簡単な手順でモバイルアプリケーションを保護できます。

  1. Promon SDK Integratorの構成ファイルを作成する
  2. SDKを注入する

F5 Bot Defense Mobile SDKのすべての機能を備えた新しいアプリバイナリが、数分で生成されます。新しいアプリに署名し、既存のワークフローを使用してデプロイするだけです。

統合のメリット

  1. F5 Bot Defense Mobile SDKの統合にコーディングは不要
  2. わずか数分で迅速に統合
  3. すべてをローカルで実行でき、サードパーティーのサービスに依存しません
  4. アプリのCI/CDパイプラインに組み込むことができます
  5. 必要に応じてPromon SHIELDの機能へ簡単にアップグレード可能

F5 Bot DefenseとPromonソリューションのメリット

  • ボットトラフィックを即座に阻止: オンラインおよびモバイルのトラフィックの90%以上が、実際には人間ではなく自動化されたボットによるものである場合があります。F5 Bot Defenseは、人工知能と機械学習を活用し、アプリケーションへのリクエストが不正な送信元からのものかどうかをリアルタイムで正確に判定し、不正な場合は効果的に緩和します。F5 Bot Defenseソリューションは、攻撃者の手法が進化しても適応し、十分な有効性を維持します。
  • 重要な資産を保護: F5 Bot DefenseとPromonは、最も価値の高いモバイル資産であるアプリケーションと機密データを、ボット、自動化された攻撃、Webスクレイパー、エクスプロイトから保護します。
  • モバイルボット検知を迅速に導入: 企業のモバイルセキュリティ部門やeコマース部門は、限られたモバイル開発リソースに負担をかけることなく、重要なソリューションを導入できます。Promon統合ツールは使いやすく、コーディングも不要なため、F5 Bot Defense Mobile SDKをすぐに導入してボット対策の取り組みを加速できます。複雑な開発やインストール作業を必要とせず、高度なモバイルセキュリティソリューションを迅速に展開できます。
  • プラットフォームを問わず一貫したエクスペリエンスを実現: Promon統合ツールはクロスプラットフォーム対応で、フレームワークに依存しません。追加の作業なしでiOSおよびAndroidアプリにボット対策を追加でき、プラットフォームを問わず一貫したエクスペリエンスを提供します。どのフレームワークで作成されたアプリでも、変更やプラグインなしで利用できます。
  • 複数サービスの実装を活用: Promon統合ツールを使用すると、同じアプリに複数のサービスやSDKを同時に実装できます。Promon SHIELDとF5 Bot Defense Mobile SDKの両方を統合することで、幅広いモバイル攻撃ベクトルをカバーする多層防御を実装し、包括的なモバイルセキュリティソリューションを数分で構築できます。

まとめ

モバイルアプリは広く普及している一方、従来はセキュリティの確保が難しかったため、攻撃の格好の標的となっています。F5 Bot Defense Mobile SDKなどのソフトウェア開発キット(SDK)は、この課題を解消し、アプリ開発者が追加のコードを自ら記述することなく、重要なセキュリティ機能をコードに迅速に統合できるようにします。

Promonのセルフサービス型ノーコード統合プラットフォームを使用すれば、セキュリティ、認証、アクセス、モビリティ、モバイル脅威、分析などに関する強力なモバイルサービス、標準、ベンダー、SDK、APIを、誰でも統合できます。F5のお客さまは、既存のボット対策への投資を活用し、AndroidおよびiOSアプリにもそのメリットを広げることができます。

課題

  • モバイルデバイスを標的とする自動化された攻撃は年々急増しており、すでにさまざまな業界に多大な経済的損失をもたらしています
  • ボットは、犯罪者や詐欺行為者がオリジンサーバーへの侵入を試みる際の主な手段であり、ボットトラフィックは、侵害されたモバイルデバイスやエミュレートされたエンドポイントから発生することが少なくありません
  • モバイルボットやマルウェアへの対策としてセキュリティソリューションで使用される手法の多くはJavaScriptインジェクションに依存していますが、ネイティブモバイルアプリはこれをサポートしていません
  • DevOps環境は非常に変化が速く、市場投入を急ぐあまり、包括的なアプリケーションとデータの保護が見落とされがちです

主なメリット

  • 最も重要な資産であるアプリケーションと機密データを、悪意のあるボット、自動化された攻撃、アカウント乗っ取り、Webスクレイパー、モバイルアプリを狙うエクスプロイトから保護します
  • 複雑な開発やインストール作業を行うことなく、高度なモバイルセキュリティソリューションを迅速に導入できます
  • Promonのノーコードで手間なく導入できるSDK統合プラットフォームを使用して、F5 Bot Defense Mobile SDKでモバイルアプリを保護
  • 同じアプリに複数のサービスまたはSDK(ソフトウェア開発キット)を同時に導入