運用インテリジェンスと対応の統合
BIG-IPのテレメトリデータを活用し、アプリ、サービス、インフラストラクチャをエンドツーエンドで把握できます。F5 Insight for ADSPは、ダッシュボード、対応につながるアラート、AIによる運用状況の説明を提供し、フリートのアップグレードワークフローとガバナンス制御を可能にすることで、AIを活用した攻撃の時代におけるチームの迅速な対応を支援します。
アプリケーションで何が起きているのでしょうか?
アプリケーション、インフラストラクチャ、運用環境の分散化は、今や標準となっています。F5の2026年のデータによると、93%の組織が複数の異なる環境にアプリケーションを展開しており、規模を問わず、組織が利用するパブリッククラウドベンダー数の中央値は4社です。また、多くの組織がワークロードをオンプレミスに戻したり、コロケーション環境に移したりしており、運用の多様化が進んでいます。
その結果、可視性が分断されています。多様な環境にわたるさまざまなアプリを異なるチームが管理することで、運用とテレメトリのサイロ化が生じています。企業が使用する可視化ツールは平均10種類に上り、アプリケーションが正常に稼働しているか、正常でない場合にどう対処すべきかを判断することが、ますます難しくなっています。
最先端AIは、脆弱性の発見から悪用までの時間をさらに短縮します。一方、組織がパッチを適用するには、安全性を確保するための検証サイクルが依然として必要であり、その分、脆弱性にさらされる期間が長くなります。そのため、実行時のデータパス防御が不可欠となり、フリート全体のアップグレードを確実に実行することが、セキュリティ対応の中核を担います。
包括的かつ統合された可視性と運用対応の迅速化
F5® Insight for ADSPは、ハイブリッド、マルチクラウド、マルチサイトにわたるBIG-IP環境をチームが把握する方法を刷新します。統合されたXOpsとF5 Application Delivery and Security Platform (ADSP)の可視性を支える基盤として、アプリケーションのパフォーマンス、セキュリティ態勢、適用されたポリシー、リソース使用状況について、ほぼリアルタイムの統一されたオブザーバビリティを提供し、インテリジェントなアラートと修復ガイダンスを組み合わせます。
AI時代に向けて設計されたInsightは、包括的な可視性、ガイド付きワークフロー、ジョブベースの運用を通じて、チームがリスクに先手を打てるよう支援します。高可用性(HA)ペアを含むBIG-IP群全体で、より安全なアップグレード、デバイスへのライセンス付与、インスタンスのバックアップと復元、構成のロールバックを並列または逐次で実行できます。
MCPサーバーのサポートにより、Insightは広く利用されているサードパーティ製LLMやセルフホスト型LLMとも統合できます。これにより、チームは自然言語でテレメトリを照会し、ダッシュボードの情報を明確なアクションプランにつなげる運用状況の説明文を生成できます(LLMとの統合が必要です)。
Insightには、BIG-IPのフリート管理機能を備えた対応ワークフローも含まれています。これらのワークフローは、今日のメンテナンスの実情、AIを活用した脆弱性の悪用、フロンティアモデルを念頭に設計されています。変更頻度の増加や作業時間枠の短縮に対応し、チェック、統制された実行、高度なガバナンスを通じて運用リスクを低減するというニーズに応えます。

Insightは、フリートおよびデバイスレベルのオブザーバビリティとアップグレード実行に伴う管理負担を軽減します。これにより、運用チームは実用的なインサイトを得られるほか、平均修復時間(MTTR)の短縮と効率の向上を実現できます。汎用的なAPMツールとは異なり、Insightはアプリケーション配信とセキュリティのテレメトリに特化して設計されており、F5が数十年にわたり培ってきた専門知識をBIG-IPの運用に活用できます。

結論
F5 Insightは単なる監視ツールではなく、ADSP XOpsの可視性の基盤を提供し、事後対応型のトラブルシューティングからプロアクティブな運用への移行を支援します。Insightは、統合されたオブザーバビリティ、専門家が構築したダッシュボード、インテリジェントなアラート機能、AIによる運用状況の説明を提供することで、ハイブリッド環境とマルチクラウド環境全体でのダウンタイムの短縮、パフォーマンスの向上、セキュリティの強化を支援します。
さらに、TMOSとF5OS-Aの包括的なフリート管理と、より迅速かつ安全で、説明責任を伴う対応を支援するガバナンス水準の制御機能により、Insightは、修復やパッチ適用に使える時間の短縮など、フロンティアAIの運用上の課題にチームが適応できるよう支援します。
このソリューションの詳細については、F5にお問い合わせください。F5 Insightは、MyF5から今すぐご利用を開始できます。
©2026 F5, Inc. All rights reserved. F5およびF5ロゴは、米国およびその他の一部の国におけるF5, Inc.の商標です。その他のF5の商標については、f5.comをご覧ください。本文中に記載されているその他の製品名、サービス名、会社名は、それぞれの所有者の商標である場合があります。F5, Inc.は、明示的にも黙示的にも、これらの所有者による推奨やこれらの所有者との提携関係を主張するものではありません。DC 10.2026 | JOB-CODE-4496287770
主なメリット
可視性を再定義
ツールの乱立を招くことなく、アプリ、サービス、インフラストラクチャ全体の包括的で統合されたオブザーバビリティを1か所で実現できます。
OpExベースの料金体系を活用
予測しにくいデータ量ベースの料金体系を避け、明確で一貫したOpExコストモデルで、確かな見通しを持って予算を策定できます。
データをアクションにつなげる
パフォーマンスの不足、セキュリティの脆弱性、リソースの活用不足、ポリシーの設定ミスを特定し、対処します。
最も重要なことを優先
異常検知、プロアクティブなアラート、専門家のガイダンスを活用して、作業を効果的に整理し、計画を立てます。
高度なセキュリティインテリジェンス
WAFイベント、ポリシー違反、セキュリティスコアのダッシュボードで、セキュリティ態勢を改善します。暗号資産を棚卸しして、PQCへの対応準備状況を把握します。
運用を強化
チーム間でデータを共有し、F5 AI Data Fabricを使用してアプリケーションとセキュリティ態勢を自動的に識別・分類します。
主な機能
運用に関する疑問にお答えします
自然言語でデータを照会し、KPI、異常、次のステップを明らかにする運用状況の説明を生成します
フリート管理ワークフロー
脅威や脆弱性がエンドユーザーに影響を及ぼす前に、TMOSまたはF5OS-Aのアップグレードを計画・実行し、HAペアを含むインスタンスのライセンス付与とバックアップ・復元を行います。
リアルタイムレポート
F5 Insightは、ほぼリアルタイムのデータを提供し、アプリとインフラストラクチャの状況を常に把握できるようにします。テレメトリデータは、分析ツール、SIEMツール、APMツールに転送できます。
運用に関する深いインサイト
レポートカード、アラート、異常検知により、チームはパフォーマンスの不足、セキュリティ脆弱性、リソース活用の不足、ポリシーの設定ミスに対処できます。
あらゆる場所にデプロイ可能
F5 Insightはセルフホスト型ソフトウェアとして提供され、任意のハイパーバイザー上にqcowイメージとして導入できます。可搬性があり、BIG-IPとネイティブに互換性があります。
可視性を維持
アプリケーションとインフラストラクチャの可視性、HAとDRのサポート、バックアップと復元機能、SAML SSO、RBAC、改変不可能な監査証跡、短期間のチャット履歴に常時アクセスでき、グローバル企業や厳しい規制のある業界のニーズに対応します。