仮想顧客構内設備(CPE)
課題
企業顧客向けの新しいサービスの立ち上げと導入には、大きな課題が伴う場合があります。ネットワークインフラストラクチャの柔軟性が低いと、各顧客拠点の顧客構内設備(CPE)にサービスを物理的にインストールしてプロビジョニングする必要があるため、設備投資(CapEx)と運用コスト(OpEx)が増加します。さらに、顧客がサービスの変更や容量の追加を希望するたびに、担当者が再び現地を訪問し、デバイスの再構成、更新、または交換を行う必要があります。
お客さまの立場では、変更のたびに日程を調整し、サービスが有効になるまで待つ必要があるため、業務の遅延や収益の損失につながります。その結果、サービス提供側でも収益が減少し、顧客満足度が低下する可能性があります。
ソリューション
仮想顧客構内設備(CPE)により、クラウドおよびネットワークに導入されるサービスで一般的なネットワーク機能仮想化(NFV)インフラストラクチャを活用できます。複数のコアネットワーク機能を提供するNFVでは、仮想CPEによってクラウドモデルを採用できます。クラウドモデルでは、共通のリソースプールを共有し、物理コンピューティングリソースとネットワークリソースを仮想ネットワーク機能(VNF)に動的に割り当てることができます。VNFの個別インスタンスを導入し、お客さまの拠点でオンプレミスサービスとして提供できます。
企業のお客さまは、ネットワーク機能のインスタンスを起動または停止したり、単一拠点または世界各地の複数拠点に動的にプロビジョニングできる新しいサービスを注文したりできます。セルフサービス型Webポータルを設置すれば、お客さま自身でサービスを注文し、プロビジョニングできます。セルフサービスにより、サービスプロバイダーと企業の双方が、物理デバイスの導入に伴う複雑さ、コスト、長い納期から脱却し、クラウド中心の自動化されたアジャイルなオンデマンドサービス提供モデルへ移行できます。
すべてのF5 VNFは、Load Balancing as a Service(LBaaS)、Firewall as a Service(FWaaS)、DNS as a Service(DNSaaS)などのサービスとして導入できます。仮想CPEを活用することで、ネットワークへの導入と収益化を迅速化し、サービスの収益性と投資収益率(ROI)を高めることができます。
F5が支援すること:
- 新しいネットワークサービスを迅速に導入、展開できます。
- 顧客構内でのサービス提供にかかる設備投資(CapEx)と運用コスト(OpEx)を削減します。
- エンドツーエンドのサービス自動化とオーケストレーションを実現します。
- サービスを動的に起動・停止する。
- 顧客満足度と顧客維持率を向上させます。
