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F5、AIエージェント対応の次世代 F5 AI Gatewayを発表

本件に関する報道関係者からの問い合わせ先

F5 広報事務局
(共同ピーアール株式会社)大塚、勝呂
E-mail:F5-pr@kyodo-pr.co.jp

2026年9月29日
F5ネットワークスジャパン合同会社


複数のAIモデル、エージェント、ツールを一元的に制御、 企業のAIコスト削減とガバナンスの両立を実現

あらゆるアプリケーションおよびAPIのデリバリーとセキュリティを担うグローバルリーダーであるF5 (NASDAQ: FFIV) は、F5 AI Gatewayの大幅な機能強化を発表するとともに、本ソリューションをF5 AI Security Platform に統合しました。強化されたF5 AI Gatewayは、すべてのAIリクエストに対してポリシーをシームレスに適用し、企業・組織がAIモデル、エージェント、ツールへのアクセスおよび利用方法を統制するための統合コントロールプレーンを提供するとともに、大規模なAI活用における費用対効果を最適化します。

企業・組織はすでにAIの実験段階を終えていますが、ガバナンスはそのスピードに追いついていません。AIトラフィックは今なお、AI向けに構築されたことのない、スタンドアロンのプロキシや監視ツールが混在するパッチワークのような環境を経由しており、その間にガードレールは存在しません。F5の年次レポート「State of Application Strategy:アプリケーション戦略の状況 レポート」の2026年版 によると、世界の企業・組織の77%が、モデルのトレーニングやチューニングではなく推論が現在のAI活用における主要な用途であると回答しています。また、自社で運用しているAIモデルの数について見ると、世界の企業・組織は平均7種類、日本でも一般的に2~3種類のモデルを運用しています。

AI推論の利用が拡大するにつれ、モデルへのリクエストひとつひとつが、コスト、パフォーマンス、セキュリティに影響を及ぼすため、トークノミクス( トークン消費コストを可視化・最適化し、AI利用の経済性とガバナンスを両立させる管理手法 )はますます重要な検討事項となっています。それにもかかわらず、スタンドアロン型ツールを個別に組み合わせた対症療法的なアプローチにとどまっているため、多くの企業はモデルやエージェントのアクセス・利用状況を一元的に管理できずにいます。

F5 のチーフ プロダクト オフィサーであるクナル・アナンド (Kunal Anand) は次のように述べています。「企業・組織がAI導入を急速に進める一方で、その制御に苦慮している状況を私たちは目の当たりにしています。AIへのリクエストひとつひとつが、コスト、セキュリティ、ガバナンスに直結していますが、ほとんどの組織は課題の一部にしか対処できない断片的なツールに頼っています。その結果、コストの上昇、リスクの増大、運用の複雑化が生じています。F5 AI Security Platformに統合されたF5 AI Gatewayは、モデル、クラウド、エージェント、アプリケーション全体にわたってAIを管理するための単一のコントロールポイントを提供します。私たちは、すべての企業・組織がAI向けのインテリジェントな制御レイヤーを必要とすると考えています。F5はその基盤を構築し、お客様が可視性、セキュリティ、ガバナンスを維持しながらイノベーションを加速できるよう支援します」。

新しいF5 AI Gatewayは、単一の統合ソリューションの中に3つの重要な機能を統合しています:

  • モデルゲートウェイ:モデルへのアクセスとコスト最適化を実現
  • MCPゲートウェイ:エージェントからツールへのガバナンスを実現
  • AIガードレール:プロンプトおよび応答の保護を実現

予算、モデルルーティングポリシー、エージェントのアクセス制御は一度中央で設定され、モデル、エージェント、AIアプリケーションが稼働するあらゆる分散環境全体にわたって適用されます。これにより、AIプラットフォーム運用チーム、AIセキュリティ運用チーム、財務チームに対し、単一の運用管理画面が提供されます。

AIの急速な普及に伴い、AIゲートウェイの必要性はますます高まっています。ガートナー(Gartner®)の最新レポートによると、「AIモデルやMCPサーバーに対する『安全・効率的・制御可能』なアクセス手段を確保するため、AIゲートウェイはAIインフラに不可欠なコンポーネントとなりました。大企業を中心に、AIゲートウェイの導入スピードは今後さらに加速していく」(注1)と述べられています。

モデルゲートウェイ:AIコストを完全な管理下に

どのチーム、モデル、プロバイダーがトークンを消費しているかを可視化できない企業・組織は、AI活用の価値とコストを評価することができません。F5 AI Gatewayはトークノミクス管理を支援します。モデルゲートウェイ機能は、プロバイダー、モデル、チーム、ユーザーごとにすべてのトークンを紐づけて可視化し、チームごとの予算により、請求書が届く前の支出発生時点で上限を適用します。さらに、スマートルーティングとモデルティアリング、セマンティックキャッシング、GPU認識型ロードバランシングによる自動最適化により、各リクエストを適切なコストで適切なモデルへと振り分けます。本ソリューションは、アプリケーションに変更を加えることなく、トークン支出を最大60%削減できるように設計されています。

MCPゲートウェイ:AIエージェントのガバナンスとツールアクセス制御

AIエージェントが増加するにつれ、エージェントが呼び出すMCPサーバーの数も増加しますが、多くの場合、中央レジストリやツール単位での権限管理は存在せず、エージェントが何を行っているかの記録も残りません。F5 AI GatewayのMCPゲートウェイ機能は、エージェントのアクセスを明示的に許可されたリソース(API、データソース、RAGシステムなど)のみに制限します。これにより、「どのエージェントが、誰の代わりに、いつ、何にアクセスしたか」を完全に記録する監査ログを保持できます。MCPサーバーレジストリは、承認済みのMCPサーバーに関する単一の信頼できる情報源をチームに提供し、これにより、どのサーバーやツールが存在するかを把握することが困難だった開発者の負担を軽減します。

AIガードレール:AIデータフローの保護とコンプライアンス対応

個人情報、医療記録、知的財産などのデータが日々AIアプリケーションを経由していますが、こうしたデータは検査されないまま外部モデルへ送信され、プロンプトインジェクションやジェイルブレイクの試みも見過ごされがちです。F5 AI Guardrailsは、あらゆるプロンプトと応答を検査し、モデルに届く前に機密データをマスキングするとともに、インジェクションやジェイルブレイクの試みを遮断します。また、評価不能なリクエストに対しては安全側に倒して拒否(フェイルクローズ)します。完全な監査ログ、SIEMとの連携、データ所在地の制御、ならびにSOC 2、ISO、HIPAAといった各種フレームワークへの準拠により、規制の厳しい業界においても、AIの本番運用(プロダクション環境への投入)に必要なエビデンスを提示できます。

F5 AI Security Platformにおける実施ポイント

F5は今年6月、企業のAIアプリケーション、モデル、エージェント、そしてそれらを接続するAPI全体にわたり、継続的な可視性、ガバナンス、保護を提供するF5 AI Security Platformを発表しました。AIガバナンス、AI利用制御、AIセキュリティテスト、AIランタイム保護という4つの統合された柱に加え、包括的な可観測性レイヤーにより、単発的なコンプライアンス対応ではなく、持続的なセキュリティライフサイクルが構築されます。F5 AI Gatewayは、これらの柱が実際のトラフィックと交わる地点であり、インタラクションが発生する現場でポリシーを実施し、AIが何にアクセスできるか、何を露出できるか、そして何より、それがビジネスにどれだけのコストをもたらすかを制御します。F5 AI Gatewayは、SaaS、ハイブリッドSaaS、ハイブリッドマルチクラウド環境全体に導入可能であり、規制対象および主権要件のあるユースケース向けに、エアギャップ環境への対応も予定されています。

関連リソース


F5について

F5はあらゆるアプリケーションのデリバリーとセキュリティを担うグローバルリーダーです。30年にわたる事業で培った専門知識を基盤に、F5は業界最高峰のプラットフォームであるF5 Application Delivery and Security Platform(ADSP)を構築し、オンプレミス、クラウド、エッジ、ハイブリッド、マルチクラウドの環境を問わず、あらゆるアプリとAPIをデリバリーし、セキュリティを担保しています。F5は革新を続け、世界最大かつ最先端の組織と提携して、高速で可用性が高く安全なデジタルエクスペリエンスを提供することに注力しており、企業・組織のお客様の成長を支援し、より良いデジタル世界を実現します。

F5やパートナー企業、テクノロジーに関する詳細は以下のリンクをご参照ください。

ホームページ https://www.f5.com/ja_jp

X @F5Japan

LinkedIn https://www.linkedin.com/company/f5/


注1:Gartner, Market Overview for AI Gateways, Keith Guttridge, Andrew Humphreys, Shiva Varma, 2026年5月13日。GARTNERはGartner, Inc.またはその関連会社の商標です。

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(共同ピーアール株式会社)勝呂、松田、大塚

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