F5は、2022年2月15日、マルチクラウド、オンプレミス、エッジの各拠点にわたって導入できるSaaSベースのセキュリティ、ネットワーキング、アプリケーションの管理サービスであるF5 Distributed Cloud Servicesをグローバルに展開することを発表しました。
また、F5 Distributed Cloud Web Application and API Protection(WAAP)により、アプリケーション セキュリティのポートフォリオを大幅に拡張することも発表しました。F5 Distributed Cloud WAAPは、最近買収したVolterraとShapeのテクノロジのセキュリティ機能をSaaSに統合したものです。
これまで「Volterra」および「Shape」と表記されていたものが、「F5 Distributed Cloud Services」という1つの統合されたサービス ポートフォリオになります。
従来の名称 |
現在の名称 |
VoltMesh |
F5 Distributed Cloud Mesh |
VoltStack |
F5 Distributed Cloud App Stack |
VoltConsole |
F5 Distributed Cloud Console |
Shape Recognize |
F5 Distributed Cloud Authentication Intelligence |
Shape AI Fraud Engine(SAFE) |
F5 Distributed Cloud Account Protection |
Shape Client-Side Defense |
F5 Distributed Cloud Client-Side Defense |
Shape Aggregator Defense |
F5 Distributed Cloud Aggregator Management |
Shape Integrated Bot DefenseShape Enterprise Defense |
F5 Distributed Cloud Bot Defense |
F5 Distributed Cloud Servicesにより、Shape、Volterra、F5のお客様は、各ブランドを別々に使用することなく、引き続き同じ製品とサービスを利用できます。この変更により、カスタマ エクスペリエンスがシンプル化され、F5はソフトウェア、セキュリティ、適応型アプリケーションのリーダーとして提供するサービスを強化できるようになります。
製品へのアクセス方法、割り当てられたテナント名空間/URL、サポートやカスタマ サービスの担当者については、ブランディングの変更による影響を受けません。
販売およびサポートに関するお問い合わせは、当社Webサイトのお問い合わせのページに掲載されている、各地域のメール アドレスからF5までお願いします。
2022年2月15日より、Volterra.ioのユーザーはcloud.f5.comにリダイレクトされるようになります。ここでユーザーは、Distributed Cloud Servicesのメイン ページから「ログイン」ボタンを選択できます。ログイン後は、テナントに関連する名前空間とURLは変更されません。
F5 Distributed Cloud Protection ManagerおよびDistributed Cloud Consoleの製品ドキュメントは、以下の場所に用意される予定です。
従来の製品名 |
新しい製品名 |
製品ドキュメントの場所 |
Shape Protection Manager |
F5 Distributed Cloud Protection Manager |
F5 Distributed Cloud Protection Managerのユーザー インターフェースに、関連する製品ドキュメントへの「ドキュメント」リンクが含まれています。 |
VoltConsole |
F5 Distributed Cloud Console |
F5 Distributed Cloud Consoleのユーザー インターフェースに、製品ドキュメントへのリンクが含まれています。製品ドキュメントは、F5のクラウド関連ドキュメントでもご覧になれます。 |
いいえ。現在のご契約がそのまま有効です。
現在、ShapeおよびVolterraの製品をご利用のお客様は、製品に関する記載が、Shape/Volterraに関する記載からF5 Distributed Cloudの製品に関する記載に更新されます。この変更は、2月15日の発売後、次の請求サイクルで確認できます。