F5とFrost & Sullivanの調査で、A-B-C-Dフレームワークに基づくクラウドの意思決定と導入の進化が明らかに

公開日:2015年4月22日
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調査結果から、アジア太平洋地域の企業の過半数がクラウドコンピューティングを最優先事項と捉えていることが明らかに

シンガポール、2015年4月23日 – F5 Networks (NASDAQ: FFIV)は本日、Frost & Sullivanとの共同制作によるホワイトペーパー「クラウドコンピューティングの新たな言語」を発表しました。本書では、アジア太平洋地域の企業がクラウドベースのソリューションについて議論、評価、導入する方法がどのように変化しているかを調査した結果を紹介しています。また、現在の企業によるクラウドサービスの意思決定を左右する4つの主要因を示すA-B-C-Dフレームワークについて解説しています。

  • アプリケーション:企業は、エンタープライズリソースプランニング(ERP)やセキュリティなどのミッションクリティカルなアプリケーションを含む、戦略的な中核ワークロードをクラウドへアウトソーシングする傾向を強めています
  • ビジネス意思決定者:クラウドサービスの計画と調達において、IT部門以外のビジネスリーダーが担う役割が拡大しています
  • 顧客:クラウド導入に関する議論は、ビジネス中心から顧客中心へと移行しつつあり、クラウドサービスによって顧客に提供する価値と体験をどのように向上できるかに焦点が当てられています
  • 防御:IT環境のセキュリティとプライバシーは引き続き重要な焦点であり、68%がセキュリティをクラウドサービス導入の最大の障壁として挙げています

調査の結果、この地域ではクラウドコンピューティングへの注力と取り組みが拡大していることが明らかになりました。組織の意思決定者の58.6%が、今後12か月間の最優先事項としてクラウドコンピューティングを挙げており、企業の91%はすでにクラウドサービスを利用しているか、現在、導入の計画または実施段階にあります。シンガポールでは、企業の約40%がクラウドコンピューティングを利用しており、35%以上がクラウド戦略を計画または実施しています。クラウドサービスを導入する企業のうち、47.4%は既存のIT環境を補完することを目的としており、24.9%は強化、20.7%は拡充を目指しています。

「現在、ほぼすべての企業がクラウドコンピューティングを利用中または導入過程にあり、実際のビジネス上のメリットを得ています。そのため、クラウドに対する理解と意思決定は急速に成熟し、進化しています。過去6か月間で、セキュリティ、制御、可視性を維持しながらクラウドコンピューティングの俊敏性と柔軟性を実現するために、ハイブリッドIT環境の利点を活用することについての議論が増えていることがわかりました」と、F5のアジア太平洋地域担当シニアバイスプレジデントであるEmmanuel Bonnassieは述べています。「ハイブリッドインフラストラクチャのメリットを最大限に得るには、ITサイロを解消し、アプリケーションとそれを支えるサービスをインフラストラクチャから抽象化する必要があります。これにより、ハイブリッド環境の複数の領域にわたってシームレスかつ自動的にプロビジョニングできるようになり、企業は俊敏性、拡張性、自由度をさらに高められます」

また、この調査から、コスト削減にとどまらないクラウドサービスの実質的なメリット、特に設備投資やその他のリスクを増やすことなく、ビジネスモデルの革新や実証を推進できる点が十分に理解されていることも明らかになりました。意思決定者の4人に3人が、クラウドサービスは「市場投入までの時間を短縮し、競争力を高める」ためのソリューションであると回答し、70%がクラウドコンピューティングは「あらゆるビジネス変革戦略に不可欠な要素」であると回答しています。

ホワイトペーパーによると、シンガポールの企業がクラウドを導入する主な要因の上位2つは、リソースの最適化と社内業務プロセスの強化です。たとえば、Changi Airport Group(CAG)やSATSなどの航空業界企業は、業務プロセスの強化にクラウドサービスを活用しています。CAGはクラウドベースのCRMシステムを使用し、コストと業務効率を管理しながら、増加する問い合わせ件数により適切に対応しています。一方、SATSはクラウドコンピューティングを利用して、電子メールやコラボレーションからリソース管理、貨物管理まで、さまざまなITアプリケーションを運用しています。

このホワイトペーパーではさらに、クラウドサービスが無限のリソースプールに近づき、インテリジェントなリアルタイム監視・管理システムが導入されるにつれて、Software-Defined Everything(SDE)と関連する新興テクノロジーが、自動化された環境の管理ニーズに最も適切に対応するようになると示しています。また、その結果として生まれるEverything as a Service(XaaS)型のIT環境は、テクノロジーの利用方法を大きく変革し、ビジネスモデルのイノベーションを促進することで、最終的には業界全体を変容させると予測されています。

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