F5 Labs、モデルリスクのリーダーボードと脅威インテリジェンスでAIセキュリティベンチマークの新基準を確立
公開日:2026年2月26日
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包括的なAI Security IndexとAgentic Resistance Scoreの指標により、組織はパイロット段階から本番環境まで、AIシステムのセキュリティ性能をストレステストできます
シアトル発 – あらゆるアプリとAPIの提供とセキュリティ確保を支援するグローバルリーダー、F5(NASDAQ:FFIV)は本日、企業のセキュリティ責任者が主要なAIモデルすべてのリスクプロファイルを確実に測定・比較できるよう、脅威インテリジェンスリソースを強化したことを発表しました。F5 Labsの脅威リサーチチームが提供するComprehensive AI Security Index(CASI)とAgentic Resistance Score(ARS)のリーダーボードは、主要な調査に裏付けられ、毎月更新される標準化されたベンチマークです。リアルタイムの攻撃インテリジェンスと、進化するAI攻撃ベクトルに関する専門家の分析を組み合わせています。
F5によるCalypsoAIの買収を契機に生まれた、業界をリードするこれらのセキュリティリソースには、最大規模のAI脆弱性ライブラリの1つが含まれています。このライブラリには毎月10,000件を超える新たな攻撃プロンプトが追加され、1年以上にわたり蓄積された攻撃データが活用されています。F5 Labsは、企業や幅広いセキュリティコミュニティに対し、主要な課題や実際のアプリケーションセキュリティ脅威への対応能力に基づいて、本番環境への導入前にAIモデルとプロバイダーを評価、比較、選定するための強力で一貫した手段を提供します。
「検証されていないAIモデルを重要インフラに導入することは、イノベーションではなく、怠慢です。組織には、レジリエンスを継続的に定量化する手段が必要です。F5 Labs AI Leaderboardsは、その基準を提供します。このランキングはモデル層に固有の弱点を明らかにし、セキュリティチームが推論を管理し、攻撃を未然に阻止するために必要なインテリジェンスを提供します」と、F5の最高製品責任者であるKunal Anandは述べています。
可視性の向上により、F5 Labsのリーダーボードは、セキュリティチームが脆弱性を包括的に特定して補強し、F5 Application Delivery and Security Platformと連携して防御を強化できるよう支援します。その範囲は、APIとデータの保護、DDoS攻撃の防止から、自動化とスケーラビリティによるDevSecOpsの加速まで多岐にわたります。
現在のAIモデルを取り巻く状況を評価
AIが事業運営のあらゆる側面に急速に組み込まれるなか、組織が選択したモデルには堅牢なセキュリティ検証が求められています。F5 Labsのリーダーボードは、セキュリティ担当者が「自社のモデルはどの程度セキュアか」という問いに答えられるよう、単純な攻撃と複雑な攻撃の両方を完遂するうえで最も抵抗の少ない経路と、必要最小限のコンピューティングリソースに関する指標を定めています。
わかりやすいランキングに加え、F5 LabsのComprehensive AI Security Index(CASI)では、次のような指標を提供しています。
- 平均パフォーマンス: 通常の運用条件下で標準化されたタスクを通じて測定したモデルのベースラインパフォーマンス
- リスク対パフォーマンス比: モデルの安全性とパフォーマンスのトレードオフに関する知見
- セキュリティコスト: モデルのCASIに対する現在の推論コストを基に、セキュリティが財務に与える影響を評価
CASIを補完するF5 LabsのAgentic Resistance Score(ARS)は、目標達成を課されたAIエージェントによる持続的かつ適応型の攻撃に、AIシステムがどの程度耐えられるかを評価します。AIエージェントは、単一のプロンプトの実行を試みるのではなく、推論や心理的手法を用いてセキュリティガードレールの回避を試みながら、モデルと長時間にわたってやり取りします。ARSは、次の3つの主要な観点からAIシステムを評価します。
- 必要な高度さ: AIシステムへの侵害を成功させるために攻撃者に求められる創意工夫の最低水準
- 防御持続性:長期にわたる適応型の多段階攻撃を受けた際に、システムがセキュアな状態を維持できる期間
- 対諜報:失敗した攻撃によって、将来のエクスプロイトを可能にするシグナルやシステムの挙動が意図せず露呈するかどうか
モデルセキュリティのベースラインを超えて
本日の発表は、F5 AI GuardrailsとF5 AI Red Teamが先ごろ一般提供を開始したことを補完するものです。F5 AI Guardrailsにより、企業は標準搭載またはカスタムのGuardrailsを適用し、AIとユーザーおよびデータとのやり取りを保護できます。F5 AI Red Teamは、自律型AIエージェントを次々と投入し、最新のセキュリティアナリストで構成される専任チームや、探索、学習、適応を繰り返す多段階攻撃をシミュレーションすることで、厳格なテストを実施します。
このアプローチはCASIおよびARSのリーダーボードに直接反映され、F5はモデルのベースラインとなるセキュリティ特性と、現実の脅威に継続的にさらされた状況下での長期的な耐性の両方を測定できます。CASIおよびARSのランキングは最新スコアで毎月更新されます。さらにF5 Labsは、関連調査として「AI Security Insights」も毎月公開しています。これらのテーマ別記事では、F5 Labs AI Leaderboardsに反映された注目すべきスコア変動について解説するほか、AIに関する最新ニュースや調査を取り上げ、特定のAI攻撃を詳しく分析します。
「CalypsoAIの買収により、F5の既存のトラフィック検査およびログ記録機能が拡張され、ランタイムAIガバナンス機能とAIシステムの挙動に対する可視性が加わります。さらに、セキュリティ研究部門であるF5 LabsがCASIおよびARSのランキングを毎月更新しています。これにより、F5のお客さまは、AIモデルを選定する際に検討できる有用なセキュリティ指標に加え、AIシステムの利用方法、アクセス可能なデータ、出力の生成方法を制限するために必要なツールも利用できます」と、IDCのAI Security & Trust担当リサーチディレクター、Grace Trinidad氏は述べています。
F5 Labs AI Leaderboardsは、進化する攻撃手法とモデル防御への理解を深め、お客さまとセキュリティコミュニティによるAIの活用をF5が支援している一例です。影響力のある結果を明らかにして集約することで、現代のサイバーセキュリティ脅威がもたらす深刻化する課題にグローバルコミュニティが対処できるよう、F5はより充実した環境を整えています。また、主要なAIモデルのランキングシステムを正式に確立することで、F5 Labsはセキュリティ専門家間のさらなる知識共有を促し、アプリケーションセキュリティのベストプラクティスがより広く採用される波及効果を生み出しています。
関連資料
F5について
F5, Inc.(NASDAQ: FFIV)は、あらゆるアプリケーションの配信とセキュリティを担うグローバルリーダーです。30年にわたる専門知識を基盤に、F5は業界最高水準のプラットフォームであるF5 Application Delivery and Security Platform (ADSP)を構築し、オンプレミス、クラウド、エッジ、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境など、場所を問わず、あらゆるアプリケーションとAPIを配信し、保護します。F5は、イノベーションを推進するとともに、世界最大規模かつ最先端の組織と連携し、高速で可用性とセキュリティに優れたデジタル体験を提供することに尽力しています。互いの成長を支え合い、より良いデジタル世界を実現します。
詳細については、f5.comをご覧ください
F5 Labsの脅威リサーチについては、f5.com/labsをご覧ください
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将来予想に関する記述
本プレスリリースには、Comprehensive AI Security Index(CASI)、Agentic Resistance Score(ARS)、モデルリスクのリーダーボード、関連する脅威インテリジェンス製品を含む、F5 LabsのAIセキュリティベンチマーク用リソースについて、期待される機能、利点、提供時期、影響に関する記述など、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの記述は、現時点での予想および前提に基づくものであり、実際の結果が大きく異なる可能性をもたらすリスクおよび不確実性を伴います。結果に影響を及ぼす可能性のある要因には、顧客による採用、製品開発のスケジュール、競争環境、買収した技術の統合、セキュリティ上の脆弱性、より広範な経済および市場の状況のほか、F5が米国証券取引委員会に提出した書類に記載されているその他のリスクが含まれます。本プレスリリースに記載された将来の見通しに関するすべての記述は、本書の日付時点でF5が入手可能な情報に基づいており、その全体が本注意事項の適用を受けます。F5は、将来の見通しに関する記述を更新する義務を一切負いません。