サービス拒否(DoS)とは通常、ネットワークやサーバーに要求やデータをあふれさせることにより、意図したユーザーがコンピュータ リソースを利用できないようにする攻撃を指します。また、単に電子メールやWebサイトなどのリソースが通常どおりに機能していない状態を指すこともあります。多くの場合、拒否は計画的な攻撃ではなく正当な要求が多すぎることが原因で偶発的に発生します。ただし、悪意のあるDoS攻撃は依然としてネットワーク デバイスに対して広く行われており、特にアプリケーションを標的とした新種のDoS攻撃がますます一般的になってきています。
完全なリバース プロキシであるBIG-IP®製品ファミリとTMOS™をF5® BIG-IP® Application Security Manager™(ASM)と組み合わせることで、ネットワークとアプリケーションの両方に対するDoS攻撃を検知し、これらの攻撃を境界でブロックして、攻撃が重要なアプリケーションやサーバーに及ばないようにすることができます。F5 BIG-IP製品ファミリは、トラフィックを最も利用しやすいリソースに誘導し、標的型サービス拒否(DoS)攻撃から保護することで、Webアプリケーションのパフォーマンスを向上させます。厳密なシグネチャ認識基準とパケット フィルタリングにより、時間とコストがかかる前に悪意のある攻撃を阻止します。