プロキシとは?

プロキシとは、社内などの内部ネットワークとインターネットの間で仲介役を果たすデバイスまたはソフトウェアです。セキュリティなどの理由でインターネットに直接アクセスできない内部のコンピューターに代わって、インターネットへの接続を可能にします。

プロキシは、その機能に基づいて次のように分類されます。

  • フォワードプロキシは、内部ネットワークのデバイスが外部のインターネットサーバーに接続するのを支援します。
  • リバースプロキシは、外部からのリクエストを内部ネットワーク内のサーバーに中継します。

「プロキシ」という用語が単独で使われる場合、多くはフォワードプロキシを意味します。インターネット側から見ると、フォワードプロキシはクライアントの代理として動作し、リバースプロキシはサーバーの代理として動作します。

このうち、リバースプロキシは、Webサービスの速度とセキュリティの向上に重要な役割を果たします。リバースプロキシの主なユースケースの1つが負荷分散です。外部からのリクエストを複数の内部サーバーに分散し、個々のサーバーの負荷を軽減します。さらに、リバースプロキシは次のような処理も実行できます。

  • ユーザー認証
  • SSL処理をオフロードし、サーバーのパフォーマンスと処理速度を向上。
  • パフォーマンスを向上させるデータ圧縮。
  • 応答速度を向上させるキャッシュ。

フルプロキシとは、すべてのプロトコル層にわたって外部ネットワークと内部ネットワークを完全に分離するプロキシです(レイヤー7までの処理に加え、アプリケーションのペイロードデータも処理します)。フルプロキシにより、高度なトラフィック管理が可能になります。たとえば、アプリケーション層のセキュリティの提供、Webサービスの高速化、Webページコンテンツの書き換え、安全なリモートアクセスの実現が可能です。また、デバイスの種類、場所、ネットワークの状態、アクセス時刻などのパラメーターに基づいてリクエストを制御できるため、きめ細かなトラフィック管理を実現できます。

F5のBIG-IPプラットフォームにはフルプロキシ機能が組み込まれており、負荷分散、Webアプリケーションのパフォーマンス最適化、アプリケーション層のファイアウォール機能、セキュアなリモートアクセスなどの機能を提供します。