スプーフィング
スプーフィングとは
スプーフィングとは、他者になりすます行為を指します。インターネットにおいてスプーフィングが発生する主な状況は、次の2つです。
- 別のユーザーになりすます:
他人の身元を装ってシステムにアクセスしたり、文書を送信したり、通信を暗号化したりする行為です。たとえば、メールは認証なしで送信できるため、攻撃者は他人の名前やメールアドレスを使って容易にメッセージを送信できます。このようななりすましを防ぐため、送信者は自身のデジタル証明書を使用し、証明書内の公開鍵と対になる秘密鍵でデジタル署名を生成して、通信に添付できます。受信者は、証明書内の公開鍵を使用して署名を復号することで、送信者の身元を確認できます。ただし、デジタル証明書自体が正当なものと認められるには、信頼性が認められた第三者機関が管理する、信頼できる認証局によって発行されている必要があります。 - 送信元IPアドレスのスプーフィング:
この手法は、DoS/DDoSなどの攻撃で広く使用されています。たとえばDNSリフレクション攻撃では、攻撃者は送信元IPアドレスを標的サイトのものに偽装し、DNSサーバーに大量のリクエストを送信します。DNSサーバーは、増幅されたレスポンス(最初のリクエストよりも大きなレスポンス)を標的サイトに返します。その結果、標的サイトのネットワーク帯域幅とサーバーリソースが消費され、最終的に利用不能(サービス拒否)になります。
