スイッチとは何ですか?
スイッチは、ネットワーク内でデータを中継するデバイスです。 スイッチは、動作するプロトコル層によって分類されます。 通常、単に「スイッチ」と呼ばれる場合は、次のいずれかを指します。
L2スイッチ:
L2 スイッチは、イーサネット MAC アドレスをスイッチ上の特定のポートに関連付けます。 この情報に基づいて、スイッチは着信データ フレームを宛先 MAC アドレスに関連付けられたポートに転送します。 これらのスイッチは一般に LAN スイッチとも呼ばれます。
L3スイッチ:
L3 スイッチは IP アドレスに基づいてデータ パケットを転送します。 ルーティング機能を備えているため、ルータと同様にネットワーク間でパケットを転送できます。 多くの L3 スイッチ製品は、単一の物理 L2 スイッチを複数の仮想 L2 スイッチとして機能させる VLAN テクノロジーもサポートしています。 これらの仮想 L2 スイッチ間の通信は L3 スイッチがルーティングを行うため、VLAN 対応スイッチ (特にコア スイッチ) では内部の L3 スイッチ機能が一般的です。
その他のタイプのスイッチには次のものがあります。
L4 および L7 スイッチは、TCP ヘッダーまたはアプリケーション レベルのデータに基づいて高度なパケット転送を実行できます。 これらの機能により、負荷分散、帯域幅制御、セッション最適化、WAN アクセラレーション、セキュリティ強化が可能になります。 これらのスイッチはパケットを中継するだけでなく、高度なトラフィック制御および配信機能も提供するため、総称して ADC (application配信コントローラ) と呼ばれます。
F5 は、ADC 機能を含むF5 BIG-IPを提供しており、負荷分散、高度なトラフィック管理、セキュリティ強化などの機能を提供します。