F5 GLOSSARY

Unified Threat Management (UTM)

UTM(Unified Threat Management)とは、ウィルスや外部からの攻撃等のセキュリティ脅威から、コンピュータ システム(内部ネットワーク)を包括的に保護する手法です。日本語では「統合脅威管理」と言います。

セキュリティ機能を提供する機器には、ファイアウォール、VPNルータ/ソフトウェア、アンチウィルス ソフトウェア、IDS(Intrusion Detection System:不正侵入検知システム)、IPS(Intrusion Prevention System:不正侵入防御システム)、コンテンツ フィルタリング、アンチスパム等、などがあり、攻撃対象やレイヤ、防御方法により各種提供されています。これらを全て個別で運用するのは、運用管理者にとって大きな負担です。運用管理が煩雑になれば、セキュリティ ホールも生まれやすくなります。このような問題を解決するため、複数のセキュリティ機能を統合したのがUTMです。内部ネットワークと外部ネットワークとの間に、ゲートウェイの形でUTMを設置することで、セキュリティ脅威の管理を一元化でき、運用管理の負担軽減とセキュリティ強化を実現しやすくなります。

F5が提供する「F5 BIG-IP」は、ファイアウォールやWebアプリケーション ファイアウォール(WAF)、アクセス制御など、幅広いネットワーク セキュリティ機能を装備しています。またF5はパートナーとの協業も積極的に推進しており、他社製品との連携によってUTMを実現することも可能です。

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