STEM教育とAI分野の新たな助成パートナーをご紹介

F5エコシステム | 2025年7月25日

科学、技術、工学、数学、いわゆるSTEM分野で多様性が不足していることは周知の事実です。そこでF5は2019年以来、有色人種の女性や少女がSTEM教育を受け、キャリアを築く機会を広げる取り組みを支援する非営利団体に、毎年助成金を提供しています。

しかし、教育手法から科学研究、技術開発に至るまで、AIの急速な台頭ほど今日のSTEM分野を大きく変えたものはありません。また、AIを責任ある形で利用し、誰もが公平にアクセスできるようにするには、新たなアプローチを必要とする倫理的な課題も生じています。その結果、世界のAI関連求人は、人材プール全体を上回るペースで増加しています。一部の地域では、Bain & Companyの調査によると、近い将来、AI関連求人の2件に1件が充足されない可能性があります。ビジネスリーダーは、すでに人材不足の影響を感じていると述べています。

今こそ、AI人材の裾野を可能な限り広げ、誰もが参入しやすい環境を整える必要があります。

そのため、今年は助成金の新たな重点分野としてAIを加えました。F5 STEM Education and Artificial Intelligence (AI) Grantsは、未来のイノベーターを育成する仕組みを構築し、有色人種の女性や少女がAIの変革力を活用し、その可能性を形作る機会を広げる非営利団体に助成金を提供します。

本日、2025年STEM教育・AI助成金のパートナーを発表できることを大変うれしく思います。パートナーとなる10の非営利団体には、それぞれ使途を限定しない50,000米ドルの資金を1回限りで提供します。

F5の2025年STEM教育・AI助成金パートナーが、STEM分野での活動を支援する50,000米ドルの助成金採択の朗報に喜ぶ様子。

今年度の助成金パートナーは?

STEM教育・AI助成金のパートナーには、ブラジル、ガーナ、グアテマラ、ネパール、シンガポール、ウガンダ、米国を拠点とする団体が含まれ、地理的にも幅広い多様性があります。提供するプログラムも多岐にわたります。女子生徒向けの科学キャンプを開催する団体もあれば、女性向けにSTEM分野のキャリアコーチングを提供する団体もあります。ロボティクスキャンプやハッカソン、教員研修も実施されています。ある非営利団体は、先住民族の少女たちに初めてコンピューターを使う機会を提供しています。別の団体は、AIを活用したコーディングのオンラインコースと、就職への近道となるプログラムを提供しています。各団体の取り組みは、STEMが私たちの暮らす世界にどのような影響を与えているかを示しています。

「このコースを通じて、自分には変化を生み出す力があると気づきました」と、プログラムに参加した若者の1人は語りました。

非営利団体の多くは、年間予算が100万米ドル未満の小規模な団体です。しかし、力を合わせることで、5万人を超える有色人種の女性や少女が、生涯にわたって役立つSTEMスキルを身につけられるよう支援しています。

従業員主導による助成先の選定

F5では、少人数のCSRチームや1人の経営幹部だけでなく、全従業員が助成先の選定に参加できます。今年は、F5の6部門と12か国を代表する52人の従業員が、STEM教育およびAI助成金の選考委員会に参加しました。これはこれまでで最大規模の選考委員会であり、在籍期間と地域の両面で最も多様性に富んでいます。各委員は助成金の申請を慎重に審査し、この意義ある活動への熱意を示しました。

委員会メンバーとともに、F5の2025年STEM教育・AI助成金パートナーの皆さまに心よりお祝い申し上げます!

来年の助成金募集について所属組織への通知をご希望の場合は、連絡先情報をこちらからご登録ください。

F5 2025 STEM・AI教育助成金パートナー

注目を集める開発者たち


Ada Developers Academy

米国

テクノロジー業界における多様性の欠如という深刻な課題に対処するために設立されたAda Developers Academyは、女性や多様なジェンダーの人々がキャリアを早期に築ける道を提供しています。主に低所得層の学生や十分な支援を受けられていない人々を対象に、重要性が高まるAIを活用したコーディングを含むコーディング教育に加え、包括的な支援サービスを提供しています。これにより、受講者はフルスタックWeb開発を学び、インターンシップを修了し、1年以内にテクノロジー分野でのキャリアを見つけるために必要な支援を受けられます。

Stem Africa ICT


Africa ICT Right (AIR)

ガーナ

AIRは、デジタルリテラシー、コーディング、ロボティクス、AI、データサイエンスを女子に教え、実社会での活用方法を紹介するブートキャンプやワークショップを実施しています。さらに、学校の教員に不可欠なAI研修も提供し、教室でAIとSTEMの基礎を教えられるよう支援しています。

先駆者


Groundbreakerの人材

ウガンダ

Groundbreakerは、アフリカ大陸各地の経済的に困難な状況にある学生を、全寮制のテクノロジーキャンパスで支援しています。ここでは、18~25歳の将来有望な若い女性が、STEM分野でのキャリアをスタートできるよう、ソフトウェアエンジニアリング、AI、経営管理について1~2年間学べます。また、テクノロジー関連イベント、企業のメンターによる指導、就職支援も提供しています。

MAIA

写真提供:MAIA

MAIA

グアテマラ

農村部の先住民族の女性は、STEM分野で十分に代表されていないだけでなく、多くの場合、完全に排除されています。MAIAは毎年、主に自給農家の家庭出身の「Girl Pioneers」400人を支援しています。複数年にわたるこのプログラムでは、学習指導、メンタリング、リーダーシップ育成、職業スキルの習得に取り組み、あらゆる活動にSTEMの概念を取り入れています。こうした過程を通じて、少女たちは大学進学、STEM分野でのキャリア、その他の専門職への道を目指すための準備を整えます。また、MAIAは地域の教育者向けの研修も実施しています。

Reprograma


{reprograma}

ブラジル

基礎的なデジタルリテラシーから技術ワークショップ、キャリア形成を目的とした長期コースまで、{reprograma}はテクノロジー分野のさらなるインクルージョンを目指しています。2016年以来、黒人やトランスジェンダー、社会的に脆弱なコミュニティの出身者を多く含む、5,000人以上の女性と少女に支援を届けてきました。

女子向けSTEM科学クラブ


Science Club for Girls(SCFG)

米国

このクラブには参加希望者の順番待ちリストがあります。SCFGは、十分な支援を受けてこなかったコミュニティの少女や多様なジェンダーの若者を、同じような背景を持つSTEM分野のロールモデルとつなぐ無料プログラムを運営しています。ロケット工学プログラム、コーディングクラブ、実践的なロボティクスおよびAIのクラスは、いずれもSTEM分野で活躍する女性と、ジュニアメンターとなったプログラム修了生が指導しています。

Self eStem


Self-eSTEM

米国

STEM分野では、女子や女性が進路の途中で離れていく「人材流出」が長年にわたり問題となっており、人種間の格差も存在します。Self-eSTEMは、文化的背景に配慮したキャンプ、ロボット競技会、AIプログラミング講座などを通じて、女子や女性がSTEM分野で自信を持って自らのアイデンティティを築けるよう支援しています。また、人材育成プログラムを通じて、STEM分野でキャリアを歩み始める若い女性を支援しています。

Stem Shequal


Shequal Foundation

ネパール

Shequalは、ネパールの女性や少女が生活やキャリアで直面する障壁に対し、包括的なアプローチで取り組んでいます。対面およびオンラインで数多くのイベントや研修を開催し、デジタルリテラシーの向上、AIの概念の習得、起業機会を見いだすためのデータ分析、テクノロジー分野のメンターとの交流を支援しています。また、ネパール最大規模の女性限定ハッカソンも開催しました。

Stem Trubbel


trubell&co

米国

非営利団体trubell&coは、地理情報システム(GIS)とAIを楽しく学べるようにするとともに、これらのテクノロジーが社会正義の実現にどのように役立つかを示しています。主に有色人種の若者である受講生は、実社会のデータを使い、経済格差、気候リスク、住宅をめぐる不平等などの問題を地図上に可視化する方法を学び、政府の政策に影響を与え得るビジュアルを作成しています。

UWS


United Women Singapore

シンガポール

昨年、シンガポール政府は、AI人材を3倍に増やすための詳細な国家戦略を策定しました。United Women Singaporeは、女性もこの変革に参画できるよう取り組んでいます。低所得層の12~25歳の女性や少女を対象に、スキルワークショップやSTEMイベントなどを提供し、自信を育み、就職に必要な準備を支援しています。

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タグ: 2025

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