業務負荷の高い政府機関のITチームは、増大するサイバーセキュリティ上の懸念と厳しい予算制約に直面しています。従来のWAFおよびDDoS対策では、増え続けるリスクや進化する脅威から、複雑に混在するアプリとAPIを保護することがますます困難になっています。さらに、州政府や地方自治体は、悪意ある国家主体や詐欺犯を含むハッカーから特に狙われやすい組織です。最善の保護策を導入しないリスクは、もはや看過できません。
しかし、最新の課題に対処するうえで、サイバーセキュリティリソースが適切に配分されていない可能性を、どのように見極めればよいのでしょうか。以下では、現在のサイバーセキュリティ体制で有効性の維持が難しくなっていることを示す主な兆候をご紹介します。
有効性と使いやすさのどちらかを選ばなければならない
効果が高く、導入も利用も容易なセキュリティソリューションを見つけることは難しく、多くの政府機関のIT担当者が頭を悩ませています。効果と使いやすさのどちらを優先するかで長所と短所を比較するのはやめて、両方を兼ね備え、次の条件を満たすセキュリティソリューションを選びましょう。
- SaaS形式で提供され、自動脆弱性パッチ適用機能を備えているため、ハードウェアやソフトウェアの管理・保守は不要
- UIまたはAPIから簡単に管理できます。APIを使用すれば、導入や管理作業の迅速化・自動化に加え、既存のアプリソリューションやワークフローとの統合も可能で、わずか数分で稼働を開始できます
- 組織のアプリインフラストラクチャとツールの簡素化を支援し、ベンダー数を削減するとともに、クラウド、既存のデータセンター、オンプレミスなど、環境全体の一貫性を確保できるように設計されています。
- セルフサービスと職務分掌により、各チーム(開発、SecOps、NetOpsなど)が共通のプラットフォーム上で業務を遂行できるようにし、モダンアプリの実現に向けてグループ間の連携を支える一連のサービスを通じて、チーム間のコラボレーションを強化できます
サイバーセキュリティ関連の運用コストが急増
多くの場合、政府機関では人員が著しく不足しており、IT部門に求められるすべての業務に対応しきれません。もちろん、既存のソリューションを活用して可能な限り対応しており、ほとんどの場合は非常に高い効果を上げています。しかし、ごく小さな脆弱性でも壊滅的な結果につながる可能性があります。マネージドサービスなら、認定エキスパートが導入・保守するソリューションによって社内リソースを補完し、運用コストを削減できます。
高度なThreat Campaignsインテリジェンスフィードに支えられたソリューションをご検討ください。アプリとAPIを最新かつ高度な攻撃から常に保護し、安心して運用できます。
不要なセキュリティチャレンジによる遅延とユーザーの不満が増大
セキュリティと使いやすさの両立は、あらゆるデジタル体験において特に難しい課題の1つです。セキュリティによってユーザーを保護することが目標であるのは言うまでもありません。しかし、厳格なセキュリティ対策や不正対策によって一部の攻撃者を阻止できる可能性がある一方で、すべてのユーザーの体験に影響が及びます。
CAPTCHAやSMSベースの多要素認証(MFA)といった従来のセキュリティ対策は、デジタル体験に望ましくない負担をもたらす可能性があります。住民や政府職員が不満を感じると、ユーザー満足度の低下やサポートコストの増加につながります。皮肉なことに、不正行為者はこうしたツールを容易に回避できます。不正を防止しながら、オンラインとモバイルでシームレスな体験を維持するには、より効果的で利用者への負担が少ないセキュリティ戦略が必要です。
セキュリティのボトルネックがDevOpsを遅らせる
迅速なイノベーションのために、セキュリティを犠牲にすることはできません。適切なサイバーセキュリティソリューションを導入すれば、開発プロセスの初期段階からセキュリティを組み込めます。政府機関は導入前に脆弱性へ対処できるため、イノベーションを損なうことなく、アプリケーションのセキュリティを強化できます。
ハードウェアとソフトウェアの管理に膨大な時間を費やしている
この点については、上記の使いやすさに関するセクションでも簡単に触れましたが、ここで詳しく取り上げる価値があります。まずは、次の重要な質問について考えてみてください。
- セキュリティソリューションの導入と保守はどの程度難しいですか?
- ユーザーまたは管理者がカスタムのエンドポイントソフトウェアをインストールする必要がありますか。それとも、自動的に保護されますか?
- エンドポイントにソフトウェアが存在しない場合、ベンダーはroot化されたモバイルデバイスをどのように検出しますか?
- 最新のセキュリティツールやダークウェブのデータを利用した攻撃を、どのように検知しますか?APIに対する攻撃についてはどうですか?
クラウドやアーキテクチャを問わず稼働し、アプリケーション開発ライフサイクルや顧客体験を損なうことなく、可視性とセキュリティの有効性を最大限に高めるカスタマイズされた保護機能をシームレスに展開できる、SaaS形式で提供されるセキュリティソリューションをご検討ください。
複雑化する世界において、政府機関があらゆる潜在的なセキュリティリスクに先回りして対処することは困難です。必要なのは、複雑さを軽減しながら、セキュリティとパフォーマンスを向上させるソリューションです。政府機関内のサイバーセキュリティリソースだけで十分に対応できるか疑問をお持ちなら、F5の公共部門向けサイバーセキュリティソリューションがどのように役立つかをご確認ください。
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