強力な価値提案を支えるパートナーの皆さまに称賛を

F5エコシステム | 2018年8月13日

サイバーセキュリティ業界の興味深い点の1つは、ベンダー各社が実質的に同じ側に立つことが多いという点です。実際、多くの企業が積極的に連携・協力し、私たちの世界の大部分を支える存在となった広範なオンラインインフラストラクチャの主要コンポーネントを、より確実に保護しようとしています。

F5が他の業界リーダーとの協力に力を注ぐ理由は、シンプルに2つあります。1つは、できる限り幅広い状況でF5製品が最大限の機能を発揮できるようにするためです。もう1つは、アーキテクチャのアプローチや既存の投資にかかわらず、お客さまにさらなる価値を提供するためです。この2つの目標を組み合わせたパートナーシップにより、ネットワークとその上で稼働するアプリが最高のパフォーマンスを発揮できるよう支援し、F5、お客さま、パートナーのすべてに付加価値をもたらします。まさに三者すべてにメリットのある関係です。

相互運用性の向上でセキュリティを強化

協力の価値を最も明確に示しているのが、以下をはじめとするセキュリティ業界のリーダー各社が参加する、F5の充実したセキュリティ重視のパートナーエコシステムです(今週開催されるF5のグローバルカンファレンス「Agility 2018」でも、その全容をご覧いただけます)。本記事では、後ほどOPSWAT、Venafi、Webrootを詳しく取り上げるほか、以下の組織と具体的な連携についてもご紹介します。

  • ThalesのHSMをBIG-IPのハードウェアおよび仮想プラットフォームと統合し、より高いレベルのFIPS準拠を実現
  • Remote Spark – あらゆるデバイスからHTML5経由でリモートデスクトップにアクセスしたり、アプリケーションをストリーミングしたりするためのBYOD戦略やIoTアプローチの実現を支援します
  • Flowmon Networks – サービスプロバイダーや大企業が、顧客を大規模なDDoS攻撃から保護できるよう支援します
  • WhiteHat Security – お客さまのWebアプリケーションを攻撃から保護するために役立つ脆弱性評価を提供します
  • Solace – マルチクラウド環境とオンプレミス環境全体で、デバイス、アプリケーション、人の間の情報をルーティングし、数千万台のIoTデバイスを接続
  • Digital Element – 信頼性の高い正確な位置情報を提供
  • Appdome – あらゆるAndroidまたはiOSアプリにAnti-Bot保護を提供し、攻撃のないモバイル体験を数秒で実現します
  • AppViewX – アプリケーションデリバリーネットワークをアプリケーションごとに可視化し、制御できるようにすることで、アプリケーション所有者とネットワーク管理者の間のギャップを解消します
  • FireEye – F5の SSL Orchestrator を活用して高性能な復号を実現する高度な脅威管理プラットフォーム。

OPSWAT—悪意のあるネットワークトラフィックから保護

例として、F5のBIG-IPソリューションをOPSWATのMetaDefenderと併用するメリットを考えてみましょう。特に有用なのは、ユーザーがWebアプリケーションに写真などのファイルをアップロードする場合です。すでにBIG-IPを導入し、ローカルトラフィック管理に加えて、アプリケーションの高速性、セキュリティ、可用性を確保しているとします。F5とOPSWATの緊密なパートナーシップにより、BIG-IPはアップロードされたファイルをMetaDefenderサーバーへ簡単かつ自動的に送信し、有害なコンテンツがないかスキャンしてからWebアプリケーションに渡すことができます。MetaDefenderは30種類以上のマルウェア対策エンジンでデータをスキャンでき、悪意のあるデータが見つかった場合は、ファイルがアプリケーションに到達する前に無害化できます。フィルタリング、評価、無害化のすべてをBIG-IPのワークフローに簡単に統合できます。

F5とOPSWATによる高度な脅威防御の図
図1 – F5とOPSWATによる高度な脅威防御

Webroot—脅威の特定の側面を把握

同様に、F5はWebrootと提携し、悪意のあるユーザーや脅威からネットワーク、サーバー、アプリケーションを保護する、使いやすく包括的な防御機能をお客さまに提供しています。WebrootのBrightCloud Security ServicesをF5のThreat Feed Intelligenceに統合することで、Webrootは業界をリードするIPレピュテーション、リアルタイムのフィッシング対策、ストリーミング型マルウェア検知などのサービスを提供し、BIG-IPの脅威防御をさらにプロアクティブにするのに役立ちます。その結果、お客さまのデータとアプリのセキュリティが向上し、システムの信頼性と効率性も高まります。

Venafi—データセキュリティとリスク管理を強化

暗号化トラフィックも、パートナーシップのメリットをお客さまに提供できる領域の1つです。たとえばF5はVenafiと緊密に連携し、暗号化証明書と鍵を迅速かつ効率的に管理することで、アプリケーションデリバリのさらなる高速化と拡張を実現します。 Venafi Trust Protection Platform は、鍵と証明書のライフサイクル全体を容易に自動化し、BIG-IP管理者の負担を軽減します。具体的には、初期設定から継続的な検証と更新までのプロセス全体を自動化し、鍵と証明書の更新を継続的に適用することで、HTTPSの手動設定や継続的な鍵と証明書の保守が不要になります。このアプローチにより、エラーや不適切なセキュリティ判断による潜在的な影響を軽減し、気付かないうちに証明書の有効期限が切れることを防ぎます。

共に力を合わせて

F5は、ビジネスに不可欠なネットワークのセキュリティ確保や、充実した機能を備えたアプリケーションとサービスの提供において、F5の製品とソリューションが果たす役割に誇りを持っています。同時に、お客さまにさらなる価値をもたらすために連携する企業のエコシステムも、同じく誇りに思っています。端的に言えば、今日のビジネスや企業は、統合と相互運用性なしには成り立ちません。F5は、こうした価値観を共有し、共通のお客さまの発展を支援するために協力するすべてのパートナーに敬意を表します。

8月13~16日にボストンで開催されるAgility 2018にご参加の際は、ぜひF5のセキュリティパートナーやその他のイベントスポンサーのブースにお立ち寄りください。防御の強化、実効性のあるSLAの実現、規制遵守に向けた取り組みの強化に、F5と各社がどのように連携しているかをご紹介します。

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タグ: 2018

著者について

Frank Strobel
Frank Strobelテクノロジーアライアンス担当シニアディレクター | F5

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