COVID-19の急速な感染拡大により、世界中で日常生活に支障が生じています。この急速に広がる感染症を受け、新たな予防措置や義務、新たな渡航禁止措置が各国政府や組織によって導入され、世界各地でスポーツイベント、会議、カンファレンスが延期されています。最近の例では、F5はお客さま向けカンファレンス「Agility 2020」をバーチャルイベントに変更しました。これは予防措置の一環であり、お客さまと従業員の健康を守るための対応です。
また、米国、日本、イタリア、インドを含む30か国以上で学校が閉鎖されました。国連によると、こうした学校閉鎖により、世界で3億5,000万人を超える生徒が教育を受けられなくなっただけでなく、本来学校に通うはずの子どもたちに対応するため、勤務時間を調整しなければならない世界中の保護者の生活にも影響が及んでいます。
COVID-19の影響により、F5を含む世界中の組織が、ウイルスの感染拡大を防ぎ、従業員の健康とウェルビーイングを守るため、可能な場合は従業員にリモートワークを求めるようになりました。こうした組織の対応は妥当なものですが、製造、サプライチェーン、生産性に大きな混乱をもたらしています。
多くの組織が以前の事業継続計画(BCP)を引っ張り出したものの、利用可能なテクノロジーに合わせて更新されていないことが明らかになりました。組織は、COVID-19が自組織や日常業務に及ぼす影響を評価し、管理する方法を把握する必要があります。
残念ながら現在、攻撃者はコロナウイルスの感染拡大による恐怖や不安につけ込み、組織や個人から金銭や重要情報を詐取しようとしています。世界保健機関(WHO)は、WHOの担当者を装って寄付金、企業情報、ユーザー認証情報をだまし取ろうとするフィッシングや、マルウェアが仕込まれた添付ファイルやリンクを送り付け、ファイルを開く、またはリンクをクリックするよう緊急性をあおる攻撃について注意を呼びかけています。
休校や在宅勤務の義務化をはじめとするCOVID-19対策により、多くの働く人々の生活が一変する中、生産性を維持しながら悪意ある攻撃者から身を守るには、どうすればよいのでしょうか。
リモートワークが必要なチームでは、企業ネットワークやアプリケーションへの安全な接続を維持するために、仮想プライベートネットワーク(VPN)を利用する場合があります。また、パブリッククラウドに展開された企業アプリケーションや、SaaSベースの企業アプリケーションを利用するメンバーもいます。では、企業のアプリケーションと情報のセキュリティを維持しながら、自宅勤務者やリモートワーカーの生産性を確保し、現在では場所を問わず配置されているアプリケーションに、あらゆる場所からさまざまなデバイスでアクセスできるようにするには、どうすればよいのでしょうか。
F5のアクセス管理ソリューションであるF5 BIG-IP Access Policy Manager (APM)が、その答えの1つです。
BIG-IP APMは、ユーザーが継続して業務を遂行し、何よりも生産性を維持するために組織が必要とするあらゆるツールを提供します。また、あらゆる場所から、あらゆるデバイスを介したユーザーアクセスを保護します。業界で最もスケーラブルなアクセス管理ソリューションであるAPMは、リモートアクセス、Webアクセス管理、Identity Aware Proxy(Zero Trust Application Accessの推進を支援)を統合し、組織とユーザーの要件に応じたセキュアなアプリケーションアクセスを実現します。
- 今回の感染拡大に伴い、在宅勤務やリモート勤務を行うユーザーが社内ネットワークとそのすべてのリソースにリモートアクセスする必要がある組織に対し、APMはSSL VPN機能を通じて、あらゆるネットワークとデバイスから企業リソースへのセキュアなリモートアクセスを可能にします。APMはコンテキスト認識型ポリシーを活用し、企業のネットワークリソース、アプリケーション、機密データをマルウェア、窃取やハッキング、不正アクセスや未承認アクセスから保護しながら、リモートユーザーにセキュアで高速なネットワークおよびアプリケーションアクセスを提供します。
- BIG-IP APMのWebアクセス管理(WAM)機能により、ユーザーはいつでも、どこからでもWebベースのアプリケーションに安全にアクセスできます。APMは組織のWebアプリケーションをプロキシし、認証と認可の一元管理を可能にするとともに、シングルサインオン(SSO)とフェデレーションをサポートします。また、SSL VPN経由でネットワークにアクセスする場合やWebベースのアプリケーションにアクセスする場合、アクセスを許可する前に、ユーザーのデバイスが組織で承認されたセキュリティポスチャーに準拠していることを確認します。さらに、APMのWebアクセス管理機能は簡単にセットアップでき、シームレスで使いやすいユーザーエクスペリエンスを提供します。
- ゼロトラストアーキテクチャを導入する組織に、BIG-IP APMはIdentity Aware Proxy機能を提供します。現在、アプリケーションは、パブリッククラウド上のクラウドネイティブアプリやSoftware-as-a-Service(SaaS)、プライベートクラウド、オンプレミス、データセンターなど、あらゆる場所に配置できます。それだけでも、組織とユーザーにとってアプリケーションへのアクセスが複雑になります。また、攻撃対象領域が拡大し、アプリケーションが人為的ミス、認証情報の窃取や攻撃、アカウント乗っ取り(ATO)のリスクにさらされます。APMのIdentity Aware Proxyは、信頼できるIDソースを活用し、シームレスでセキュアなアプリケーションアクセスを実現します。これにはIdentity-as-a-Service(IDaaS)も含まれます。また、最新の認証をネイティブにサポートしていないアプリケーションも含め、すべてのアプリケーションに対して、IDフェデレーション、SSO、多要素認証などの最新の認証を適用します。さらに、コンテキストとIDを認識するポリシーに基づき、適切なユーザーだけが適切なタイミングで適切なアプリケーションにアクセスできるようにします。
さらに、APMのwebtopでは、アプリケーションがパブリッククラウド、SaaS、プライベートクラウド、オンプレミス、データセンターのいずれにあっても、ユーザーは認可と認証を経て、承認済みのあらゆるアプリケーションに単一のWebページからアクセスできます。また、コンテキスト認識型ポリシーに基づき、ユーザーの所在地に応じて追加認証が必要な場合は、それを実装することも可能です。ユーザーにシンプルでセキュアかつ利便性の高いエクスペリエンスを提供し、サポートへの問い合わせや運用上の負担の軽減に役立ちます。
F5のBIG-IP APMは、COVID-19の感染拡大時に在宅勤務やリモートワークを行うお客さまとチームが、生産性とセキュリティを維持できるよう支援します。BIG-IP APMにより、適切なユーザーが適切なコンテキストで、場所や時間を問わず、ネットワークやあらゆるアプリに安全かつ一貫してアクセスできるよう、コンテキストとアイデンティティに基づくアクセスを確保できます。
F5 BIG-IP APMは、オンプレミス(BIG-IP iSeries ApplianceまたはBIG-IP VIPRION)、仮想環境(BIG-IP Virtual Edition)、パブリッククラウド(Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP))で利用できます。また、F5のすべてのビジネスモデルおよびライセンスモデル(永続ライセンス、サブスクリプション、PAYG)に対応しています。
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