AI時代にF5とRed Hatがもたらす顧客価値

F5エコシステム | 2024年5月06日

AIを活用してアプリを強化することで、組織は従業員の生産性向上から将来のトレンド予測、高度にパーソナライズされた顧客体験の創出まで、幅広い成果を実現できます。IBMの「2023年グローバルAI導入指数」によると、すでに大規模企業の42%がAIをビジネスに積極的に導入しています。企業がイノベーションを推進する新たな方法を模索する中、AIの導入は今後数年間にわたり着実に拡大すると予想されています。

企業でのAI活用が進む中、F5はRed Hatと連携し、既存の投資を活かしながら、AI搭載アプリケーションの保護と管理を支援しています。また、オンプレミス、パブリッククラウド、エッジの各環境にわたってAI対応アプリを管理するために必要な柔軟性と選択肢を提供し、AIのメリットを最大限に引き出せるよう支援しています。

AIが今日の複雑なアプリ環境を加速

AIは大きなメリットをもたらすと期待される一方で、組織が現在直面しているセキュリティと管理上の課題を拡大させる可能性があります。セキュリティの観点では、不正アクセスからAIモデルの悪用に至るまで、AIに関連するさまざまなリスクが、すでに複雑な脅威環境に幅広いサイバー上の危険を加えています。また、AIによってAPIの利用がさらに加速する中、リスクへの露出を最小限に抑えるには、APIのセキュリティ確保が不可欠です。1つのAPIに数十から数百のエンドポイントが存在する場合もあり、アプリの完全性を保護するには、そのすべてのセキュリティを確保する必要があります。

管理の観点では、AIによって、すでに課題の多いアプリ環境がさらに複雑化しています。現在、大多数の企業がハイブリッドマルチクラウド環境にアプリとAPIを展開しています。実際、F5が最近公開した「2024年版アプリケーション戦略の現状レポート」によると、企業の88%がマルチクラウド環境を運用しており、38%は6つの異なる環境にアプリケーションを展開しています。

企業はAI搭載アプリを導入する際、既存のアプリですでに利用しているものと同じハイブリッド環境への展開を続けています。実際、F5の調査によると、回答者の46%がAIエンジンをパブリッククラウドに配置する予定である一方、35%はパブリッククラウドとオンプレミスの両方に配置する予定です。AI時代には、より多くのアプリが最終的にエッジへ移行し、アプリ環境は現在よりもさらに分散していくでしょう。

さらに、AIによって、企業がAPI環境の管理で直面する課題が深刻化する可能性があります。ここ数年でAPIの利用は急増しており、F5の調査によると、現在では組織の41%がアプリと同数以上のAPIを管理しています。AIはモダンアプリに大きく依存し、そのモダンアプリもAPIに依存しているため、APIの利用は今後も急増し続けるでしょう。実際、多くの組織がすでに数百、さらには数千ものAPIを管理しています。また、2026年までに、Gartnerは、API需要の増加分の30%が、AIおよび大規模言語モデルを使用するツールによるものになると予測しています。

F5 + Red Hat:AIアプリケーションセキュリティを現実のものに

F5とRed Hatは連携し、AI時代に求められるセキュリティを提供することで、こうした課題の解決に取り組んでいます。両社の連携により、AIを活用したアプリがどこにデプロイされていても、セキュリティの確保と管理が容易になります。さらに、AIの力を活用し、アプリ管理の自動化プロセスそのものを自動化します。

  • 最適化:AI対応アプリのセキュリティを強化 Red Hat OpenShift AIは、AI対応アプリケーションの構築、デプロイ、管理を可能にする、柔軟でスケーラブルなMLOpsプラットフォームを提供します。このプラットフォームをF5 Distributed Cloud Servicesと併用することで、組織はアプリケーション自体を潜在的な攻撃から保護しながら、アプリケーションが稼働するネットワークを接続できます。Distributed Cloud Servicesは、他のワークロードと同様にAI搭載アプリを保護できる強化されたセキュリティ機能により、アプリ環境全体の管理を簡素化します。また、増え続けるAPI環境へのセキュリティ対策の導入にも役立ちます。APIエンドポイントを特定し、APIの異常な動作を監視できる自動API検出機能を備えています。

  • 自動化をさらに自動化:Red Hat Ansible Lightspeedは、より多くのコンテンツ作成者が自動化の開発に携われるようにすることで、自動化の導入を加速するよう設計された生成AIサービスです。この機能を活用する組織が増える中、F5はRed Hatと連携し、こうした自動化環境の管理簡素化に取り組んでいます。たとえば、F5 BIG-IP Automation ToolchainとRed Hat Ansible Automation Platformを併用することで、将来的にはBIG-IPおよびBIG-IP Nextインスタンスの導入と構成に伴う手作業を自動化できる可能性があります。現在は概念実証の段階ですが、この例は、AIの普及に伴い複雑化するアプリケーション環境の管理を簡素化できる可能性を示しています。

連携してAIイノベーションを推進

AIはビジネスを変革する可能性を秘めている一方で、セキュリティと管理の課題を深刻化させる可能性もあります。F5とRed Hatは、こうした課題に対処し、お客さまによるAIの実用化を支援するため、緊密に連携しています。

Red Hat Summitにご来場予定ですか?ぜひブース410にお立ち寄りください。F5とRed HatによるAI関連ソリューションをご紹介します。また、最新のブログ記事「F5 + Red Hat + インテグレーター:クラウドパートナーエコシステムを支える力」もぜひご覧ください。

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著者について

Frank Strobel
Frank Strobelテクノロジーアライアンス担当シニアディレクター | F5

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