AIの未来を切り拓くF5社員:目的を持ってAIを保護するMark TolerへのQ&A

F5で働く | 2026年2月12日

AIが組織運営の基盤となる中、そのセキュリティを確保する取り組みは、かつてないほど重要になっています。AIの未来を形作るF5社員に焦点を当てた「Life at F5」Q&Aシリーズ。今回は、AI SecurityのProduct Marketing ManagerであるMark Tolerに、インパクト、ストーリーテリング、そして組織による安全かつ責任あるAI導入を支援するために必要なことについて話を聞きます。

Q:最初にF5に惹かれた理由と、今も働き続けている理由を教えてください。

Mark: 私のキャリアでは、常にインパクトを生み出すことを重視してきました。生涯を通じて人の役に立ちたいと考え、米陸軍と契約して3年間、士官訓練を受けました。フォート・ノックスで士官基礎課程を修了しましたが、方針変更に伴い医学的に不適格と判定され、その道を断念しました。その後、プロのカントリーミュージック歌手として活動した時期もあります。一見すると、これらの経歴は現在の職務とは無関係に思えるかもしれません。しかし今振り返ると、どちらも同じ場所、つまり人に尽くすこととストーリーテリングが交わる領域で活動する現在の自分へとつながっていたのだと気づきました。

AIは大きな可能性を秘めた、期待の高まるテクノロジーです。しかし、AIに特化したセキュリティ対策がなく、悪意ある攻撃者がその弱点を積極的に悪用しようとしている状況では、最終的に一般の人々が代償を払うことになりがちです。現在、AIセキュリティ担当のプロダクトマーケティングマネージャーとして、目的を持ってストーリーテリングを活用しています。AIセキュリティについては、まだゼロから取り組み始めたばかりの組織も少なくありません。私の仕事が導入と認知の促進に役立つなら、社会全体の福祉にプラスの貢献ができると考えています。

Mark Tolerの言葉



私がF5で働き続けている理由は、その企業文化にあります。優れたアイデアはどこからでも生まれるという信念が深く根付いています。私よりはるかに経験豊富で優秀なF5の仲間たちと働いていますが、それをひけらかす人はいません。アイデアは、誰が提案したか、どのような経歴を持つ人かではなく、その内容自体で評価されます。

Q:F5の企業文化を3つの言葉で表すとしたら?

Mark: アジリティ、オーナーシップ、そして実験です。F5では、一人ひとりが迅速に行動し、自らのアイデアに責任を持てるよう後押ししています。新しいことへの挑戦が罰せられるのではなく、奨励される文化です。

Q:F5での役割はどのようなもので、F5のミッションにどう貢献していますか?

Mark: AIセキュリティ担当プロダクトマーケティングマネージャーとして、当社のAIセキュリティソリューションを市場に展開する際の中核となるメッセージとストーリーを統括しています。主に、当社の主力AIセキュリティ製品であるF5 AI Guardrailsを担当しています。

具体的には、社内外のオーディエンスに向けた多くのコンテンツ制作、他社と比較した自社の立ち位置を把握するための競合分析、そしてプロダクト管理、セールスイネーブルメント、フィールドチーム、コーポレートマーケティングとの緊密な連携を行っています。

AIセキュリティ担当プロダクトマーケティングマネージャーのMark Tolerは、ストーリーテリング、信頼、そしてインパクトを通じて、AIの未来を形作っています。


プロダクトマーケティングは、まさにチームで取り組む仕事です。私の役割は、社内のさまざまな専門知識を持つ人々から知見を集め、お客さまの心に響くメッセージへとまとめることです。目指しているのは、お客さまが「AIセキュリティについて信頼できるアドバイザーはF5だ」と気づく、ひらめきの瞬間を生み出すことです。

Q:F5のテクノロジーの未来を形作るうえでAIが果たす役割について、最も期待していることは何ですか?

Mark: AIは、インターネットの登場以来、知識を最も広く民主化する可能性を秘めていると思います。好奇心や向上心を持つ人々にとって、AIは学習を加速し、理解が正しいかを確認する助けとなり、アイデアを現実に変えやすくします。

同時に、AIは容易に悪用される可能性があります。適切なセキュリティ対策がなければ、誤情報や安全性に欠ける設計、プライバシー侵害を助長する手段になりかねません。F5 AI Guardrailsを通じて、AIの負の影響よりもプラスの可能性がはるかに広く実現する未来づくりに貢献できます。

Q:お客さまや従業員が抱える課題を解決し、負担を軽減するために、チームではAIをどのように活用していますか?

Mark: 主要な顧客ペルソナを対象に感情分析を行うAIモデルをトレーニングしました。これはOTTRと呼んでおり、opinions(意見)、trends(トレンド)、tracking(追跡)、reporting(レポート)の頭文字を取ったものです。とはいえ正直なところ、単にカワウソが格好いいと思っていて、この略称を使いたかっただけです。

AIが急速に進化する中、OTTRは、セキュリティ担当者がどのように感じ、どこに大きな課題が生じているのかを把握し続けるうえで、非常に効果的な手段となっています。これにより、相手の声をより的確に捉え、迅速に対応できます。

Q:AIについて多くの人が抱きがちな誤解を1つ挙げるとすれば何ですか。また、実際のところはどうだとお考えですか?

Mark: 最大の誤解は、AIは補完手段としてではなく、代替手段として活用するのが最善だという考えです。

人間には、何兆もの記憶や経験から関連する文脈を引き出す驚異的な能力があります。これは一般に「直感」と呼ばれるものです。AIは今なお、この能力を再現することに苦戦しています。AIだけに任せると、真に最高水準の成果ではなく、平均的なアウトプットになりがちです。

AIが作業の90%を担い、人間が残りの10%を仕上げるだけでは、核となる成果物は依然として平均的なものにとどまります。現在、AIが真に力を発揮するのはその逆です。人間が創造的または戦略的な思考の90%を担い、AIが最後の10%の仕上げを支援する場合です。

Q:AIに驚かされた瞬間や、AIによって仕事に対する考え方が変わった経験について教えていただけますか?

AIがどのような答えを返すのかを見るために、純粋にブレインストーミングのツールとして使うことがあります。時には、本当に良い答えが返ってくることもあります。それをきっかけに、AIをベンチマークとして使うようになりました。

今では、自分にこう問いかけます。「自分が作ったものは、AIが生成できるものより明らかに優れているか?」そうでなければ、おそらく十分に卓越しているとは言えません。AIによって平均的なコンテンツをこれまで以上に簡単に作れるようになったため、真に際立つ仕事に求められる水準も高まっています。

Q:生活の一部を楽にするAIを作れるとしたら、どのようなことをさせたいですか?

通勤中に電話する相手を連絡先から選んでくれるAIを作りたいですね。人とのつながりを保つのは難しく、しばらく話していない相手を頭の中で把握しておくのも大変です。順番を管理し、渋滞にはまっている間にランダムに電話をかけるよう促してくれるAIがあればいいですね。

インパクトと意図を重視したAIの構築

Markにとって、F5でAIセキュリティの未来を形作るうえで重要なのは、インパクトと意志です。AIが進化し続ける中でも、最も大切なことは変わりません。目的を持ってストーリーを伝えること、肩書きよりもアイデアを重視する人々と協力すること、そして組織による責任あるAI導入を支援するセキュリティを構築することです。こうした要素が組み合わさることで、F5は意義ある仕事と進歩を実現できる場所となっています。

誠実さを大切にする仲間とともに、意義あるテクノロジーを生み出しませんか?F5の募集中の職種を見る。

AIの未来を形作るF5社員にスポットを当てた次回のブログ記事も、ぜひご期待ください。また、このシリーズの前回の記事もぜひご覧ください:

AIの未来を形づくるF5社員:Hunter Smitに聞く、企業文化、成長、意義ある仕事

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タグ: AI Security, Culture

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