最新のアプリケーションアーキテクチャとAIソリューションの普及に伴い、今日のデジタルビジネスではAPI接続が拡大し続けています。組織は日々数百ものAPIを利用していると考えられ、その数は絶えず増加しています。
APIエンドポイントが増え続けるなか、IT部門は対応に苦慮しています。F5 2025 State of Application Strategy Reportによると、現在、組織の58%でAPIスプロールが発生しています。さらに、2030年までには20億のAPIが利用されると予測されています。
可視化・管理されていない連携がもたらすリスク
新しいAPIエンドポイントが絶えず増え続ける一方で、管理手法が分断されていると、シャドーAPIが生じる可能性があります。シャドーAPIとは、アプリケーション環境内に存在する、特定されておらず、管理も保護もされていない接続です。
“F5とGoogle Cloudは、Google CloudのAI向けに最適化されたインフラストラクチャおよびセキュリティ機能と、F5 Application Delivery and Security Platform (ADSP)の高度なAPI検出および保護機能を組み合わせた統合ソリューションにより、APIの検出、保護、管理を支援します。”
シャドーAPIは、攻撃者が狙う脆弱性となります。悪用されると、機密情報の漏えいやコンプライアンス違反による罰則など、ビジネスに深刻な影響を及ぼす可能性があります。また、シャドーAPIの存在は、ブランドの評判低下、知的財産の窃取、サービス停止、収益損失といったリスクももたらします。
さらに問題を複雑にしているのは、従来のAPI保護が、AIによってもたらされる新たな複雑性と規模に対応できるよう設計されていないことです。APIの急増、複雑な認証パターン、変動する大量のトラフィック、見えにくい依存関係が重なることで、IT部門が分散環境全体のエンドポイントを保護することは困難になっています。
すべてのAPI接続を保護・管理
F5とGoogle Cloudの統合ソリューションは、Google CloudのAI向けに最適化されたインフラストラクチャおよびセキュリティ機能と、F5 Application Delivery and Security Platform (ADSP)の高度なAPI検出・保護機能を組み合わせ、APIの検出、セキュリティ確保、管理を支援します。F5とGoogle Cloudのテクノロジーを使用すると、トラフィックをスキャンして稼働中のアプリケーション内のAPIを検出し、ソースコードを検査してデプロイ前にリスクを特定できます。さらに、GitHubなどのプラットフォームと統合し、開発ライフサイクルの早い段階でAPIを特定することもできます。
AI固有の脅威と従来型の脅威の両方から保護するため、F5はリアルタイムの脅威対応を可能にする自動化機能を提供します。継続的な機械学習を適用して不審な挙動を特定・ブロックすると同時に、レート制限によって、APIやアプリケーションに対する無制限のリソース消費やレイヤー7 DoS攻撃を緩和できます。強力な認証とアクセス制御の仕組みにより、許可されたユーザーとシステムのみがAIモデルや機密データにアクセスできるようにします。また、きめ細かなOpenAPI Specification(OAS)の適用により、定義済みのスキーマに照らしてすべてのAPIリクエストを検証し、不正な形式のリクエストがAIモデルに到達するのを防ぎます。
さらに、統合オブザーバビリティにより、あらゆる環境から実用的なインサイトを得られます。F5はグローバルなAPIメトリクスを一元管理インターフェースに集約します。このインターフェースは、Google Cloudのオブザーバビリティスイートやセキュリティ情報イベント管理(SIEM)ツールとシームレスに連携し、リアルタイムでの表示、アラート、分析を可能にします。その結果、管理が効率化され、包括的な可視性が得られるため、チームはAPIの無秩序な増加に対処しやすくなります。
アジリティを維持しながらAI投資を保護
F5とGoogle Cloudは、組織に必要な、自動化・簡素化・一元化されたAPIセキュリティを提供し、以下を実現します。
- セキュリティ上の障壁を軽減し、AIイノベーションを加速します。
- インテリジェントなリソース管理でコストを最適化。
- 可視性の向上と動的なセキュリティにより、リスクを軽減します。
- 一元管理とオブザーバビリティにより、運用効率を向上します。
F5とGoogle Cloudのテクノロジーを組み合わせることで、幅広いセキュリティ範囲をカバーします。Google Cloudのネイティブツールを活用してGoogle Cloudインフラストラクチャ内のAPIを管理し、F5ソリューションを活用してオンプレミス、マルチクラウド、サードパーティ環境全体のAPIを特定します。
F5のセキュリティイベントは、Google Cloud Security Command CenterおよびGoogle Security Operationsと統合され、脅威の検知と対応の迅速化を可能にする包括的な可視性を提供します。F5ソリューションはOpenTelemetryをネイティブにサポートしているため、ログをGoogle Cloud Logging、Cloud Monitoring、BigQueryへシームレスに送信し、オブザーバビリティを一元化できます。
APIとAIアプリケーションを保護する準備はできていますか?
AIへの取り組みを進める中で、F5とGoogle Cloudは、包括的なAPIセキュリティにより、新たな脅威からお客さまの重要な投資を保護できるよう支援します。APIの検出、管理、保護における両社の総合力を活用することで、革新的なAI強化型アプリケーション体験の提供を目指しながら、組織のセキュリティを確保できます。
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