Nutanix .NEXTの開催が近づく中、F5とNutanixが連携をさらに強化し、ハイブリッド環境やマルチクラウド環境全体で、お客さまによるモダンアプリケーションの提供と保護を支援していることをご紹介できるのをうれしく思います。今年のイベントでシルバースポンサーを務めるF5は、Nutanixとの連携に注力しています。これにより、アプリケーションの実行場所を問わず、一貫したアプリケーションデリバリとセキュリティポリシーを維持しながら、両社のお客さまが移行を簡素化し、運用を効率化できるよう支援します。
モダンワークロードに対応する柔軟なプラットフォーム
Nutanixは、ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)を基盤とするクラウドプラットフォームの大手プロバイダーです。ストレージ、コンピューティング、ネットワーキング、仮想化を、拡張性に優れ、容易に管理できる統合プラットフォームに集約します。このソフトウェア定義型ソリューションにより、インフラストラクチャの複雑さを軽減し、運用とライフサイクル管理を簡素化するとともに、従来の階層型IT環境よりも迅速な導入と拡張が可能になります。また、Nutanixプラットフォームは、データセンター、エッジ、マルチクラウド環境全体で一元的な管理と制御を提供し、ワークロードを容易に移動できるようにします。さらに、仮想マシン(VM)、コンテナ、KubernetesやAIなどのモダンワークロードを標準でサポートしています。
Nutanixは、組織のITインフラストラクチャのモダナイゼーションを支える将来を見据えたプラットフォームを提供するだけでなく、インフラストラクチャコストの削減、より柔軟なパッケージ、透明性の高いライセンスモデルにより、総所有コスト(TCO)を抑えられる、従来型プラットフォームよりも費用対効果の高い選択肢も提供します。
“F5のテクノロジーは、事前検証済みのNutanixとの統合を活用し、トラフィックの管理、ワークロードの負荷分散、セキュリティの統合によって、移行プロセスを簡素化します。”
多くの組織にとって、従来型のIT環境からNutanixプラットフォームへの移行は合理的な選択です。しかし、レガシーインフラストラクチャからワークロードを移行する際には、アプリケーションの依存関係の把握、セキュリティポリシーとネットワーク構成の再現、移行中も重要なアプリケーションの可用性を維持するといった課題があります。
プラットフォーム移行をシンプルに
そこで役立つのがF5です。F5のテクノロジーは、事前検証済みのNutanixとの統合を活用し、トラフィックの管理、ワークロードの負荷分散、セキュリティの統合によって移行プロセスを簡素化します。F5の製品とソリューションを活用することで、Nutanixへの移行中もアプリケーションの可用性を確保しやすくなり、リスクと業務中断を軽減できます。
F5 BIG-IP Virtual Edition (VE)は、トラフィックの管理、負荷分散、セキュリティの統合により、Nutanixへの移行で重要な役割を果たします。移行中もアプリケーションの継続的な可用性と一貫したパフォーマンスを確保し、ダウンタイムやパフォーマンス上の問題を軽減します。また、既存のセキュリティポリシー、トラフィック管理ルール、ライセンスの設定を移行できるため、認定互換性も確保します。(オンデマンドウェビナーをご覧ください。従来のプラットフォームからF5 BIG-IPを使用してNutanixへ移行する方法について詳しくご紹介しています。)
F5 Distributed Cloud Servicesは、安全な接続とセキュリティポリシーの一元管理を確保することで、移行においても重要な役割を果たします。これらのサービスは、ハイブリッド環境とマルチクラウド環境全体の可視性と管理性を高め、複雑さを軽減し、移行期間を短縮します。Distributed Cloud Servicesは環境間の橋渡し役を果たします。これにより、組織はダウンタイムなしでワークロードを移行し、一貫したセキュリティポリシーと管理ポリシーを維持するとともに、移行中の運用の複雑さを軽減できます。
インフラストラクチャの管理と最適化に向けた連携
移行後もF5とNutanixが継続的に連携し、Nutanixの強力なハイパーコンバージドインフラストラクチャとF5 Application Delivery and Security Platform (ADSP)を組み合わせることで、両業界リーダーの強みを結集します。これにより、複雑さを軽減し、パフォーマンスを最適化するとともに、デリバリとセキュリティを強化する高度なインフラストラクチャソリューションを提供します。F5とNutanixのパートナーシップは、組織によるインフラストラクチャの管理ときめ細かな調整のあり方を刷新し、現在の課題に対処しながら、将来の成長とイノベーションに向けた機会を創出します。
アプリケーションとワークロードの移行を迅速化するだけでなく、F5とNutanixの主な共同ユースケースには、次のものがあります。
- ハイブリッドおよびマルチクラウド環境全体でのセキュアな接続。Distributed Cloud ServicesとNutanix Flow Network Securityの最新の統合により、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境全体で、セキュアかつレジリエントなアプリケーションサービスを提供できます。この共同アーキテクチャにより、組織は仮想プライベートクラウド(VPC)内でアプリケーションデリバリとセキュリティを制御できます。指定したVPCにHTTPロードバランサーまたは仮想IPアドレスを選択的にアドバタイズすることで、セキュアで効率的なハイブリッドクラウド接続を確保できます。(動画を見る)さらに、この統合により、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境全体のネットワークセグメンテーションが簡素化されます。マイクロセグメンテーションに対応するNutanix Flow Network Securityと、リモート拠点までネットワークを拡張するDistributed Cloud Servicesを組み合わせることで、組織はVPC内で包括的なエンドツーエンドのネットワークセキュリティを実現できます。この統合により、一貫したセキュリティ態勢を適用しながら、環境全体のセグメンテーションを簡素化できます。(動画を見る)。

- Kubernetesクラスター内の受信トラフィックを管理。組織が導入するマイクロサービスの数が増えるにつれ、堅牢で柔軟かつインテリジェントなトラフィック管理ソリューションの必要性が一層明確になっています。このたび、Nutanix Kubernetes Platform(NKP)の認定を取得したF5 NGINX Plusは、NKP内のIngress Controllerとして統合できます。これにより、ネットワークフローの可視性と制御を強化しながら、アプリケーショントラフィックをシームレスかつ一元的に管理できます。NGINX Plus認定により、サポート対象のエンタープライズグレードのソフトウェアを使用して、高性能でスケーラブルなアプリケーションデリバリーを導入できるという信頼が得られます。これは、Nutanix環境における運用の標準化、信頼性の向上、価値実現までの時間短縮に役立ちます。(動画を見る)
- マルチクラスターのアプリケーションデリバリー()Kubernetes環境の拡大が続く中、一貫性とセキュリティを確保しながら、効率的にマルチクラスターのアプリケーションデリバリーを実現することが、ますます重要になっています。F5 BIG-IP Container Ingress Services (CIS)をNKP内で使用することで、コンテナ化されたワークロードのアプリケーションデリバリーを自動化し、Kubernetes環境全体で一貫したトラフィック管理、ポリシー適用、運用管理を実現できます。BIG-IP CISとNKPを組み合わせることで、従来の分散アーキテクチャに伴う運用上の複雑さを大幅に軽減する、統合型で自動化された将来対応のソリューションを提供します。この共同ソリューションにより、クラスター数を問わず、Kubernetesクラスター全体で一貫したセキュリティポリシーの適用、インテリジェントなトラフィック管理、効率的な運用を実現できます。(動画を見る)
F5とNutanixは連携し、F5とNutanix共通のお客さまによるインフラストラクチャのモダナイゼーションとAI主導のワークロードへの対応準備を支援し、可視性の向上、アプリケーションパフォーマンスの改善、運用上の負担軽減に貢献します。
今週開催されるNutanix .NEXTでは、F5ブースS9にお立ち寄りいただき、F5のソリューションをご覧のうえ、担当者にご相談ください。
著者について

関連するブログ記事

F5 Application Study Tool:OpenTelemetryによるF5 BIG-IP環境の監視
F5の新しいオープンソースツールは、BIG-IP環境を詳細に可視化し、データを追跡するとともに、強力でカスタマイズ可能なインサイトを得るための基盤を提供します。
F5 BIG-IPでAI防御を実現
F5 BIG-IP Advanced WAF、BIG-IP APM、BIG-IP SSL Orchestratorが、生成AIアプリ向けに包括的なセキュリティソリューションを提供する仕組みをご覧ください。
F5 Advanced WAFによるGraphQL APIの保護
ここ数年、多くの組織がデジタルトランスフォーメーションを進めており、COVID-19のパンデミックによってその動きは加速しています。
アプリケーションサービスの現状 通信業界版:リーダーとしての台頭
通信ネットワークが進化し、さまざまな業界の幅広いユースケースに対応するなか、通信業界の回答者がテクノロジーリーダーとしての存在感を高めていることがわかります。
デジタルトランスフォーメーションは、単なるペーパーレス化ではない
デジタルトランスフォーメーションは、単なるペーパーレス化ではありません。真のモダナイゼーションにアプリケーションアーキテクチャとセキュリティの再構築が必要な理由を、F5ブログでご覧ください。
やめましょう。もう本当にやめましょう。HTTPSはHTTPより高速ではありません。
もうやめましょう。HTTPSはHTTPより高速ではありません。プロトコルのパフォーマンスに関する微妙な違いと、暗号化トラフィックを適切に最適化する方法については、F5ブログをご覧ください。