F5が2025 Gartner Emerging Market Quadrant(eMQ)for Generative AI Engineeringで評価されたことを、喜んでお知らせします。
Emerging Market QuadrantとMagic Quadrantの違いは何ですか?
Emerging Market Quadrantは、ベンダーが提供した調査データに加え、公開情報やGartner Peer Insightsのレビューなどのデータを採点フレームワークに基づいて評価し、各ベンダーの概要を視覚的に示すデータ主導型の調査です。Quadrant上の配置はスコアに基づく絶対的な位置付けであり、ドットの配置が相対的なMagic Quadrantとは異なります。Emerging Market Quadrantは、生成AIのような新興かつ変化の速い市場について、購入を検討している方が知っておくべき情報に焦点を当てています。Emerging Market QuadrantはGartnerの専門家が執筆しています。Gartnerの専門家は、市場の定義、ベンダーリスト、調査項目、評価フレームワーク、採点基準を作成します。Gartnerの専門家が定めた市場の定義を満たすベンダーが、Emerging Market Quadrantに追加されます。
Magic Quadrantは、成長率が高く、プロバイダー間の差別化が明確な市場において、4種類のテクノロジープロバイダーの競争上の位置付けを図示します。市場の方向性、成熟度、参入企業に関する知見を得られる詳細な分析と、実行可能な助言を提供します。Magic Quadrantは、Gartnerのリサーチ専門家が包括的な方法論に基づいて作成しています。Gartnerの専門家が定めた掲載基準を満たすベンダーが、Magic Quadrantに掲載されます。
F5の位置付けが重要な理由
11月発行のeMQにおけるF5の最新の評価は、生成AIエンジニアリングライフサイクルの主要領域全体で強化されたAIランタイムセキュリティ機能を反映したものと考えています。

この1年間で、AI GuardrailsとAI Red Teamの両方について、可視性と説明可能性の向上、対象を絞ったポリシーおよびコンプライアンス対応、ライフサイクル管理の強化を通じて、機能を拡充しました。また、エージェント型AIの活用も進め、自律的な多段階推論を適用することで、システムの弱点をより的確に特定し、実環境におけるモデルの挙動について、より深いインサイトを提供できるようにしました。これらの機能強化により、組織は生成AIシステムをより効果的に評価、監視、保護できるようになりました。
こうした進展が、11月のeMQで示されたポジションの向上に寄与したと考えています。これらのAIランタイムセキュリティソリューションが、より広範なF5 Application Delivery and Security Platformの一部となったことで、この勢いを、エンタープライズ規模で生成AIを保護・運用するために構築された、より大きなエコシステムへと広げることができます。eMQにおけるF5の位置付けは、この新興市場の方向性に歩調を合わせていることを示すものだと考えています。生成AIエンジニアリングと、より広範なセキュリティ環境が進化し続ける中、お客さまにさらなる信頼と明確な前進への道筋を提供します。
Gartner、『Innovation Guide for Generative AI Engineering』、Radu Miclaus、Justin Tung、2025年11月13日 GARTNERは、米国およびその他の国におけるGartner, Inc.および/またはその関連会社の登録商標およびサービスマークであり、許可を得て使用しています。無断転載を禁じます。
Gartner®は、その刊行物に掲載されているいかなる企業、ベンダー、製品、サービスも推奨するものではなく、最高評価またはその他の評価を得たベンダーのみを選択するようテクノロジーユーザーに助言するものでもありません。Gartnerの刊行物は、Gartnerのビジネスおよびテクノロジーに関するインサイトを提供する組織の見解で構成されており、事実の表明として解釈されるべきものではありません。Gartnerは、本刊行物に関して、商品性または特定目的への適合性に関する保証を含め、明示または黙示を問わず、すべての保証を否認します。
著者について

関連するブログ記事

F5 Distributed Cloud CDN:アプリを高速化、ワンクリックで有効化、コストを削減
F5 Distributed Cloud CDNなら、既存のセキュリティポリシーを変更することなく、ワンクリックでアプリを高速化し、オリジンの負荷とエグレスコストを削減して、コンバージョンを向上できます。

F5 BIG-IP v21.1を先行紹介:AIセキュリティ、PQC、ソフトウェアの機能強化
F5のBIG-IP v21.1がAIセキュリティとPQC対応への準備をどのように実現するかをご紹介します。
新しいAI AssistantでGuardrailsを高度化し、セキュリティを強化
F5の新しいAI Assistantは、AI Guardrailのカスタムスキャナー機能に直接組み込まれています。この機能により、企業はGenAIを活用して、自社固有のユースケースや独自のリスクプロファイルに沿ったポリシーを作成し、標準搭載の保護機能を超える対策を実現できます。
EU AI Actへの準拠がより容易に
AIシステム全体でEU AI Act、特に最も重大な禁止事項を運用に落とし込むには、どうすればよいのでしょうか。GenAIを導入するチームにとって、Article 5の「禁止されるリスク」に関する規定への対応には特有の課題があります。操作的な行為、生体認証による監視、ソーシャルスコアリングなど、最も重大な違反の多くは、従来のセキュリティツールでは容易に検出できないためです。F5のAI […]
AIレッドチームに欠けているものと、その改善方法
レッドチーミングは長年にわたり、企業セキュリティの要となってきました。しかし生成AIに関しては、多くの組織が新たな脅威環境に旧来の手法を適用しています。静的なプロンプトテスト、単発の監査、CLIベースのツールでは明らかな不具合を発見できる場合もありますが、導入後の生成AIシステムの挙動が持つ現実世界の複雑さを捉えられることはほとんどありません。 […]
欧州連合の人工知能法
AIが国際ビジネスのあり方を変える中、欧州連合の人工知能法(EU AI Act)は、AI技術の進化における重要な節目となっています。27か国で法制化されたこの重要な規制枠組みは、AIの利用を予定するあらゆる企業や組織に影響を及ぼし、AIシステムのあり方を形作ることになります。[…]