F5が今日のモダンアプリケーションとAIアプリケーションを保護

F5 ADSP | 2025年12月22日

AIアプリケーションはモダンアプリケーションの一種であり、モダンアプリケーションにはAIを活用した機能がますます組み込まれています。多くの点で、モダンアプリケーションとAIアプリケーションは表裏一体です。AIアプリケーションが人工知能を使用してタスクを実行し、成果を提供することに特化しているのに対し、モダンアプリケーションはより広いカテゴリーを指します。モダンアプリケーションにはAIが組み込まれる場合もありますが、AI以外のモダンアプリケーション技術も併用されます。AIアプリケーションとモダンアプリケーションには重なる部分があるものの、セキュリティに対しては、類似しながらも異なるアプローチが必要であることは明らかです。

今日のモダンアプリケーションは、多種多様なライブラリ、オペレーティングシステム、フレームワークなどを基盤として構築されています。AIアプリケーションも同様です。また、どちらも開発時に多数のAPIを活用し、分散型、クラウドネイティブ、マルチプラットフォームの各環境で動作するように設計されています。

“F5 Application Delivery and Security Platformは、WAAPソリューションとF5 AI Guardrailsを通じて、絶えず変化する今日の脅威環境からモダンアプリケーションとAIアプリケーションを保護するために組織が求める包括的なセキュリティを提供します。”

AIアプリとモダンアプリは、共通する多くの攻撃から保護する必要があります。ゼロデイ脆弱性、ボット、APIのいずれを悪用する場合でも、攻撃者はAIを含むかどうかにかかわらず、同じ手段でアプリケーションを攻撃します。機能を問わず、あらゆるアプリがサイバー脅威や悪意ある攻撃の標的になり得ます。そのため、AIアプリとモダンアプリの保護には、WebアプリケーションおよびAPI保護(WAAP)ソリューションが最適です。

モダンアプリケーション、特にAIを統合したアプリケーションでは、AIの導入に伴って次々と生まれる複雑なAPI群に対処するソリューションがなければ、単体のWebアプリケーションファイアウォール(WAF)やその他のポイントセキュリティ製品によって、保護されているという誤った認識を抱く可能性があります。モダンアプリとAIアプリに最も共通する攻撃対象領域はAPIです。APIはすでに、モダンアプリ間で情報を交換するための結合組織として機能しています。今後数年間で、モデルやエージェントのワークフローをつなぐ結合組織として、APIの利用は急増すると見込まれます。API経路が増えるにつれて、新たなエンドポイントを検出し、保護する必要があります。

固有のセキュリティ対策が必要な理由

機密データや個人データを扱う複雑な統合をAIに委ねるアプリケーションが増えるほど、攻撃者にとっての魅力も高まります。こうしたAIアプリケーションには、扱うデータの性質と挿入ポイントの違いを踏まえた固有のセキュリティ対策が必要です。WAAPはAIアプリケーションの前段に配置するのが最適である一方、AIガードレールはAIアプリケーションとLLMモデルの間に挿入することで最も効率的に機能します。この違いは、保護対象となるトラフィックの種類にも表れます。保護するのはパケットではなくトークン、つまりLLMにおける書き言葉です。

AIモデルやエージェントの導入に伴い、プライバシー侵害や誤情報の拡散など、AI関連のセキュリティインシデントはすでに増加しており、2024年には56%以上急増しました。これらは、機密データや個人情報を深刻なリスクにさらす重大なセキュリティ侵害でした。AIアプリケーションには、使用中および転送中のデータや情報を保護し、敵対的脅威に対処し、厳格なコンプライアンス規制を遵守するためのガードレールが必要です。インジェクション攻撃は、モダンアプリとAIアプリの両方に共通する問題です。モダンアプリではSQLインジェクションなど、AIアプリではプロンプトインジェクションが該当します。AIアプリに特有の課題として、企業の機密データや重要な個人データの漏えいをどのように 検知して防止するかという点があります。また、AIモデルやエージェントに最小権限を適用し、その権限を制限する必要もあります。

WAF、API保護、ボット対策、DDoS緩和で構成されるWAAPソリューションを少なくとも備え、専用設計のAIガードレールソリューションと組み合わせたアプリケーションデリバリおよびセキュリティプラットフォームは、広範な潜在的攻撃ベクトルに対し、AIアプリケーションとモダンアプリケーションを多層的に保護します。WAAPで利用できるセキュリティ機能を組み合わせることで、あらゆるモダンアプリケーションに必要な堅牢な保護を提供します。さらに、AI固有のガードレールによる追加の保護対策により、アプリケーションレベルの攻撃に対する保護と防御を強化します。

AIワークロードを保護する堅牢なWAAPとAI Guardrails

The F5 Application Delivery and Security Platform (ADSP)は、セキュリティと柔軟性を兼ね備え、あらゆる場所で、あらゆるアプリケーションとAPIに加え、AIモデルやエージェントの提供と保護を実現します。F5 ADSPは、フロントドアで堅牢なWAAP保護を提供してアプリケーションレベルの脅威を防御します。一方、F5 AI Guardrailsはスタックのより深い層で動作し、モデルやエージェントに固有のリスクに対する制御を適用することで、AIとのやり取りを保護します。これらの異なる役割を持つ相互補完的なセキュリティレイヤーにより、従来型とAI駆動型のワークロード全体をエンドツーエンドで保護します。

  • F5 ADSPのWAAP機能は、Distributed Cloud WAF、Distributed Cloud API Security、Distributed Cloud DDoS Mitigation、Distributed Cloud Bot Defenseで構成され、比類のないパフォーマンスでアプリケーションレイヤーの保護とセキュリティをグローバル規模で提供します。最新のアプリケーションを一元管理し、ほぼあらゆる環境で一貫したセキュリティを適用するとともに、オブザーバビリティを実現します。F5 ADSPのDistributed Cloud Servicesは、単一のSaaSベースのコントロールプレーンを提供し、場所を問わずアプリケーションとAPIをデプロイ、管理、保護、監視できるようにします。

  • F5 ADSPは、F5 AI Guardrailsなどの高度な機能を通じて、安全かつコンプライアンスに準拠したAIアプリケーションの導入を可能にします。F5 AI Guardrailsは、機密データを保護し、新たなAI脅威を軽減するとともに、AIモデルとエージェントに対するランタイム制御を適用します。リアルタイムでのポリシー適用を確保しながら、プロンプトインジェクション、ジェイルブレイク、データ漏えいなどのリスクから防御します。また、グローバルなコンプライアンス基準に準拠した、監査対応の可観測性、スキャン、ログ記録により、AIガバナンスを簡素化し、組織による規制遵守の維持と安全なAI活用の実現を支援します。

F5 ADSPは、WAAPソリューションとF5 AI Guardrailsを通じて、絶えず変化する今日の脅威環境からモダンアプリケーションとAIアプリケーションを保護するために組織が求める包括的なセキュリティを提供します。

詳細については、F5の「F5 ADSP」Webページをご覧ください。

また、F5の「F5 WAAP」ソリューションと「F5 AI Guardrails」もぜひご覧ください。

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著者について

Jay Kelley
Jay Kelleyプロダクトマーケティング担当シニアマネージャー | F5

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Ian LauthAI製品マーケティング担当ディレクター | F5

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