テクノロジーの進歩やネットワークの拡大に伴い、IT環境はますます複雑化しています。同時に、アプリケーションとAPIが急増し、DevSecOpsチームは従来からの課題に加えて新たな障壁にも直面しているため、サイバーセキュリティを厳格に監視し、維持することが困難になっています。
同時に、サイバーセキュリティ人材の不足が世界的に続いており、広範で複雑なツールセットがこうした問題をさらに深刻化させています。
幸い、F5のセキュリティソリューションでGoogle Cloud Platformを強化することで、こうした課題を克服できます。ここでは、アプリケーションセキュリティのモダナイゼーションが必要とされる理由をさらに詳しくご紹介します。
サイバーセキュリティ人材、今なお求む
熟練した専門人材の不足は、今に始まったことではありません。ISC2は長年にわたりサイバーセキュリティ人材の需給ギャップを追跡しており、「2023 ISC2 Cybersecurity Workforce Study」では、世界全体の人材不足が400万人弱に上ると推定しています。1 チームが直面しているのは人員不足だけではありません。スキル不足も深刻で、なかでもクラウドコンピューティングのセキュリティスキルに対する需要が最も高くなっています。2
ツールの乱立により、リソース不足とスキル不足はさらに深刻化しています。組織がアプリを展開する環境が増える中(現在、63%が3つ以上の環境を利用3)、多くの場合、機能の重複や可視性の分断を招く独自仕様のセキュリティツールへの対応を余儀なくされています。
分断されたアプリケーションセキュリティを強固に
AIの導入を目指すことで、組織が抱える既存システムの複雑さが浮き彫りになり、簡素化と統合の必要性が高まっています。現在、ソフトウェア開発にAIを使用している組織の回答者のうち、ツールチェーンを統合したいと答えた割合は約4分の3(74%)で、AIを使用していない組織の57%を上回りました。4
実際、組織には、こうした課題を軽減するセキュリティソリューションが必要です。つまり、環境全体にわたって最新のサイバー脅威から包括的に保護し、時間とリソースが限られたセキュリティチームのワークフローを効率化できるソリューションです。
一貫性を確保するためのポリシー標準化
F5は、アプリがどこにデプロイされていてもセキュリティを提供します。Google Cloud ArmorなどのGoogle Cloudサービスと統合することで、組織はセキュリティ機能を追加し、アプリのデプロイ環境を保護できます。
F5 BIG-IP Virtual Edition(VE)は、開発ライフサイクルに統合できるWebアプリケーションファイアウォールを提供します。これにより、開発当初からアプリケーションを保護できるほか、環境全体で一貫したセキュリティを実現できます。
DevSecOpsチームは、F5 BIG-IP VEを使用して、トラフィックフロー、IDおよびアクセス管理、APIに関する一貫したセキュリティポリシーを定義し、展開できます。F5 BIG-IP VEは、既存のオンプレミスのF5 BIG-IPセキュリティ機能をクラウドに拡張し、移行の障壁を取り除き、Google Cloudの導入を加速するのに役立ちます。
チームはF5 BIG-IP VEをGoogle Kubernetes Engineとシームレスに接続し、既存のセキュリティルールをモダンアプリに適用できます。さらに、一貫性があり容易に利用できるポリシーにアクセスできるため、セキュリティチームは場当たり的なセキュリティ設定を避けやすくなります。
開発プロセスでF5 BIG-IPを使用することで、仮想化アプリ、Kubernetesアプリ、サーバーレスアプリを含むあらゆる環境に一貫したアプリケーションセキュリティのガードレールを確立し、組織のシフトレフトを実現できます。これにより、アプリケーションの構想、開発、運用の効率向上を促進します。
運用とデプロイを簡素化
時間とリソースが限られる中、セキュリティチームには、導入、管理、利用が容易なソリューションが必要です。F5 BIG-IPにより、DevSecOpsチームは、SaaS、オンプレミス、クラウド、仮想化環境のすべてのアプリケーションを、今日の高度化・自動化されたサイバー攻撃から保護できます。
F5 BIG-IQ Centralized Managementは、DevSecOpsチームが単一の制御ポイントからすべてのF5 BIG-IPアプリケーションの管理と運用を効率化できる統合プラットフォームを提供します。ツールを統合することで、単一画面での一元管理が可能になり、多数の個別ソリューションにまたがる作業の重複を解消します。これにより、アラート疲れを軽減しながら、セキュリティ運用の効率と可視性を向上させます。
Google Cloudがアプリケーションのモダナイゼーションに向けたセキュアな基盤を提供する一方、F5は、F5 Distributed Cloud Services、F5 NGINX、F5 BIG-IP VEなど、Google Cloud Marketplaceで提供される多様なソリューションにより、アプリケーションセキュリティを簡素化し、モダナイズします。
Google Cloud上のF5について詳しくは、f5.com/gcpをご覧ください。
出典
1. ISC2、 ISC2サイバーセキュリティ人材調査、2023年10月
2. 同上。
3. F5、2024年版アプリケーション戦略の現状レポート、2024年4月
4. IBM、Cost of Data Breach Report 2023、2023年7月
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