自動化に集まる注目

F5エコシステム | 2025年4月03日

近日公開予定の「State of Application Strategy 2025」を読むか迷っている方は、このまま読み進めてください。公開が待ちきれなくなるかもしれません。

長年お読みいただいている方なら、私が自動化をこよなく愛していることをご存じでしょう。NetOpsによるDevOps型の手法の導入や、APIを介したクラウド型の運用自動化への移行に対応する必要性など、デジタルビジネスの健全な運用における自動化の重要性は、私のコンテンツで一貫して取り上げてきたテーマです。

自動化の実践

さて、私はアプリケーションデリバリとセキュリティに深く携わるようになるよりも前から、リーフタンクを飼育してきました。ここ5年だけでも、その進歩には目を見張るものがあります。

2020年当時もセンサーは一般的でしたが、現在では、海洋生態系全体の健全性を最適化するためのアクションにつながる、ますます多様なパラメーターのデータを提供しています。テストデータに基づいて添加剤の投与量を自動調整する場合でも、避けられない問題を知らせる場合でも、私が使用しているシステムは、水槽内の生物が健やかに育つために必要な安定性を確保します。

ダッシュボード

テストから薬剤の自動添加、アラート、コスト管理に至るまで、今日のリーフアクアリウム制御システムはほぼ自律化されており、ITにおける運用の自律化がどのようなものになり得るかを示す好例です。

ここで重要なのは、私のリーフアクアリウムの制御システムが、指示なしに動作するわけではないという点です。同じインターフェースから、すべての機能を手動で制御できます。添加量は、特定のパラメーターに目標値(SLO)を設定し、最新のテスト結果(SLI)に基づいてその目標を達成できるよう、特定の添加剤を投入する際にシステムにどの程度の裁量を持たせるかを調整することで制御します。

運用との共通点に気づいたなら、お見事です。私と同じものが見えています。

また、特に手作業で運用しようとすると、同じようなもどかしさを感じるかもしれません。一貫性の欠如、ばらつき、突発的なインシデント、餌やり忘れ。* 手作業で運用を管理しようとすると、常に何らかの緊急事態への対応に追われます。

未来を切り拓くAIOps

したがって、F5の年次調査から、運用自動化への強いニーズが明らかになったことは驚くにあたりません。テクノロジーリーダーは、IT資産をより効率的に運用する方法を切望しています。安定性が最適化を可能にし、健全な成長には最適化が不可欠であることを理解しているためです。そして「大半」と言うとき、それは文字どおり圧倒的多数を意味します。

運用タスクへの生成AIの活用に関心がないと回答したのは、わずか4%でした。一方、残りの回答者は、生成AIによる支援を望むタスクとして、ポリシー、スクリプト、構成の生成などを挙げており、現在の運用上の障害がどこにあるのかを明確に示しました。

しかし、生成を支援するだけではありません。大多数(繰り返しますが、本当に大多数です)が、特定の目標を達成するために、アプリケーションデリバリとセキュリティ全体にわたる機能をAIが自動的に実行することを受け入れる準備ができています。

  • ユーザーパフォーマンスを向上させる最適化機能の適用(72%)
  • コストを最適化するためのトラフィック調整(59%)
  • ゼロデイ脆弱性を緩和するルールの自動適用(59%)

これは、回答者が価値を認めるAIアシスタントの枠を超え、自律運用の領域へと踏み込むものです。これが、AIOpsとして知られるようになったものです。世界各地のあらゆる業界に属する659人のIT意思決定者から寄せられた回答を分析する中で、運用を加速させる力としてAIを積極的に取り入れようとする強い意欲が明確に感じられました。

回答を分析した結果、AIと運用の融合が進み、今後長期にわたってIT運用のあり方を変えていくことは間違いありません。

少なくとも私は、この変化に大いに期待しており、アプリケーションデリバリとセキュリティにどのような形で現れるのか、今から楽しみでなりません。


*はい、これは運用にも当てはまります。何しろ、昼食を抜いて対応しなければならないインシデントも珍しくありません。

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著者について

Lori Mac Vittie
Lori Mac Vittie特別技術者兼チーフエバンジェリスト | F5

Lori MacVittieは、F5のOffice of the CTOに所属するDistinguished Engineer兼Chief Evangelistであり、アプリケーションデリバリ、自動化戦略、インフラストラクチャに関する深い専門知識を有しています。AIエージェントのガードレール策定、脆弱なマルチクラウドアーキテクチャの分析、スケーラブルなシステムの限界の検証など、複雑な事柄を明快にすることで知られています。アプリケーション開発、ITアーキテクチャ、ネットワークおよびシステム運用の分野で、30年以上にわたる業界経験を有しています。F5入社前は、受賞歴のあるテクノロジー編集者として活躍していました。 MacVittieはコンピューターサイエンスの修士号を取得しており、セキュリティ、クラウド、エンタープライズアーキテクチャにわたる分野で多数の著作を発表しています。また、テーブルトークゲームとビデオゲームをこよなく愛し、チーズについては遠慮なく強いこだわりを語ります。

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