あらゆる場所に広がる攻撃対象領域:ネットワークにおけるEDRはもはや不可欠

F5エコシステム | 2025年11月12日

今日の企業環境における「エンドポイント」は、ノートPCやサーバーだけを意味するものではありません。ルーター、スイッチ、ファイアウォール、アプリケーションデリバリーコントローラー(ADC)など、ネットワークに接続されたあらゆるコンポーネントが、高度な攻撃者に侵入の足掛かりとして悪用される可能性があります。従来のセキュリティアプライアンスは、脅威の自動化が今ほど進んでおらず、AIも黎明期にあり、セグメンテーションや単層の検知で十分だと考えられていた時代に構築されたものです。今や、攻撃者は一度成功すればよい一方で、防御側には常に正しい対応が求められます。

従来型のネットワークセキュリティでは不十分な理由

進化し続けるサイバー脅威の状況により、従来のネットワークセキュリティ対策の限界が明らかになっています。ネットワークデバイスが攻撃者の標的となるケースは増加しています。現代の脅威アクターはネットワークデバイスをエンドポイントと見なし、最初の侵害やラテラルムーブメントの足掛かりとして利用します。そのため、複数層のセキュリティ制御を採用する多層防御戦略であっても、隙が生じる可能性があります。このような状況では、攻撃がファイアウォールをすり抜けると、ネットワークインフラストラクチャ内で攻撃を検知または阻止できる次の防御層が存在しないことも少なくありません。

“F5とCrowdStrikeは、インテリジェントなリアルタイムの脅威検知と対応をネットワークインフラストラクチャへと拡張する取り組みをリードしています。”


多くのゼロトラストプログラムはエンドポイント対策にとどまり、ユーザーアクセスとデバイス検証に重点を置く一方で、ネットワークインフラストラクチャを脅威にさらしたままにしています。攻撃者が内部に侵入すると、セグメンテーションやマイクロセグメンテーションを導入していても、マルウェアやラテラルムーブメントを完全には防げません。セキュリティツールが複数のベンダーや環境に分散していると、可視性が損なわれて防御に隙が生じ、攻撃者に検知されずに活動する余地を与えてしまいます。

真のネットワークEDRとマネージド脅威ハンティング

堅牢なエンドツーエンドのネットワークセキュリティを実現するには、被害が拡大する前に、ネットワークアプライアンス上の不審なアクティビティやバックドアを検知してアラートを送信できる早期警戒機能が、今日の組織には必要です。また、滞留時間、ラテラルムーブメント、人的ミスを減らし、侵害の影響を抑えるための自動化された迅速な対応も求められます。

継続的な可視性も不可欠です。エンドポイントだけでなく、ハイブリッドマルチクラウドのネットワークファブリック全体を統合的かつ包括的に監視できるようになります。また、ユーザーだけでなく、あらゆる場所のすべてのエンドポイントに対して継続的な検証と実用的なインテリジェンスを提供できるよう、セキュリティを導入する必要があります。

F5とCrowdStrikeは連携し、ネットワーク防御を再定義することで、その水準を引き上げています。新たな戦略的提携を通じて、CrowdStrike Falcon®センサーをF5 BIG-IPに直接組み込むことで、エンドポイント防御とネットワーク防御を統合します。F5 BIG-IPはF5 Application Delivery and Security Platform (ADSP)の一部であり、ネットワーク境界全体にわたって、リアルタイムの可視性、プロアクティブな防御、マネージド脅威ハンティングを提供します。

F5 BIG-IPのお客さまは、以下を利用できるようになりました。

  • 組み込み型Falconセンサー。業界をリードするEDRがBIG-IP上でネイティブに動作し、すべてのインスタンスを継続的に監視して、不審なアクティビティを検知し、リアルタイムでアラートを通知します。
  • Falcon Insight XDRとAdversary OverWatch。 高度な可視性と自動検知を、専門家主導の脅威ハンティングと組み合わせることで、高度な攻撃をより迅速に発見し、企業全体での滞留時間を短縮します。
  • Falcon Console。 従来型エンドポイント、ネットワークエンドポイント、クラウドワークロードにわたる脅威管理に、同一の可視化および対応ワークフローを拡張することで、すべてのエンドポイントで一貫したエクスペリエンスを提供します。

先を見据える組織が選ぶF5とCrowdStrike


F5とCrowdStrikeは、インテリジェントなリアルタイムの脅威検知と対応をネットワークインフラストラクチャ全体に拡張する取り組みをリードしています。BIG-IPがCrowdStrike Falconセンサーをサポートすることで、組織は人間やAIによる高度な攻撃を検知できます。この共同ソリューションは、監視、調査、対応を統合し、推測に頼る必要をなくす、一元化された実用的な可視性を提供します。これにより、より迅速かつ確信を持って対処できます。

要点

ネットワークデバイスやアプライアンスをエンドポイントとして扱わなければ、攻撃者に悪用される隙が生じます。しかも、攻撃者はそうした隙を突く態勢をますます整えています。F5とCrowdStrikeを活用することで、サーバーや従来型のエンドポイントで信頼されている、AIを活用した業界最先端のアプローチにより、ネットワークインフラストラクチャに真のEDRとマネージド検知を導入できます。

あらゆる場所で、すべてのアプリ、API、デバイスを保護します。プレスリリースとソリューション概要では、F5とCrowdStrikeがネットワークのレジリエンス向上、対応時間の大幅な短縮、攻撃対象領域の縮小にどのように役立つかをご確認いただけます。

さらに、今すぐCrowdStrike FalconセンサーをBIG-IPに搭載したF5 ADSPのデモをご覧ください。エンタープライズグレードのEDRと、ネットワークにふさわしいプロアクティブなマネージド脅威ハンティングをご確認いただけます。

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著者について

Greg Maudsley
Greg Maudsleyプロダクトマーケティング担当シニアディレクター | F5

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Ahmed Dessoukiシニアプリンシパル・ビジネスデベロップメントマネージャー | F5

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