IDC MarketScapeの「Web Application and API Protection Platforms 2026 Vendor Assessment」でF5がリーダーに選出

F5 ADSP | 2026年10月01日

フロンティアAIによる脅威と、自律型AIエージェントによる攻撃の時代が到来しました。自律型AIモデルは、分散環境全体をスキャンし、脆弱性を発見して悪用するまでを数時間で実行できます。実際、パッチ適用までの猶予期間は完全に逆転し、脆弱性が公開される7日前に悪用が始まる状況となっています。セキュリティチームが脆弱性を認識する前、ましてやソフトウェアパッチを入手する前に悪用が始まる状況では、事後対応型の防御や数週間に及ぶリリースサイクルは、もはや現実的ではありません。ランタイム保護を二次的な防御層にとどめることはできず、今や企業にとって第一の防衛線とする必要があります。

セキュリティリーダーが果たすべき責務は明確です。制御されていないAPIの拡散、シャドーAIワークロード、データ漏えいリスク、暗号アジリティへの要件に対応するため、ハイブリッド、マルチクラウド、エアギャップ環境のデータプレーン全体で一貫したポリシーを適用する自己学習型エンジンにより、あらゆるアプリ、API、AIアプリケーション、AIエージェントを保護する必要があります。

F5のWebアプリケーションおよびAPI保護(WAAP)ソリューションは、まさにそのために設計されています。このたびF5は、「IDC MarketScape: Worldwide WAAP Platforms 2026 Vendor Assessment」(US54130626、2026年9月)でリーダーに選出されました。IDC MarketScapeが2024年に本レポートの発行を開始して以来、F5が評価されたのは今回で2回目です。

F5は、「IDC MarketScape: Worldwide Web Application and API Protection Platforms 2026 Vendor Assessment」でリーダーに選出されました。

ポイントツールでは実現できない、F5ならではのエンタープライズ向け価値

F5は、開発からランタイムまで、あらゆる環境にわたって最新のアプリケーション、API、AIを保護するために構築されたアプリケーションデリバリおよびセキュリティプラットフォームを提供する唯一のセキュリティプロバイダーです。F5 Application Delivery and Security Platform (ADSP)の一部として提供されるF5 WAAPは、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)、APIセキュリティ、ボット対策、DDoS緩和を統合し、アプリケーションやAPIが稼働するあらゆる場所で、セキュリティギャップとベンダーの乱立を解消します。今年の評価で、IDC MarketScapeはF5の強みとして以下を挙げています。

  • AIを活用したWAFにより、効果が測定可能なレベルで向上:F5 WAAPは、シグネチャと分析を組み合わせてバランスよく活用することで、継続的な手動調整を必要とせずに、検出精度を高め、誤検知を減らします。F5のお客さまからは、ニューラルネットワークリスクエンジンの追加により、誤検知が減少し、検出精度が測定可能なレベルで向上したとの報告が寄せられています。新しいエンジンは、Ivanti EPMやSolarWinds Web Help DeskのCVEを含むゼロデイ脆弱性を、F5がより迅速に検出する取り組みにも貢献します。
  • 幅広いAIセキュリティオプション:F5のAI向けスイートには、F5 AI Red Team、F5 AI Guardrails、F5 AI Remediateが含まれます。F5 AI Red Teamは、AIアプリケーションの脆弱性をプロアクティブにテストします。F5 AI Guardrailsは、プロンプトインジェクションやデータ漏えいなど、AIを標的とする脅威をブロックするために必要なリアルタイムの検査と監視を提供します。特にF5 AI Remediateは、他のAIセキュリティソリューション(例:AI Red TeamやAI Guardrails)を補完する重要な機能であり、組織がセキュリティイベントへの対応を完結できるようにします。
  • 豊富なテレメトリに基づくボットおよびエージェント防御: F5 Distributed Cloud Bot Defenseは、改ざん耐性を備えたクライアント側の計測機能を通じて120以上のシグナルを収集し、人間、ボット、AIエージェントを識別します。また、Web Bot AuthとSkyfireのKYA(Know Your Agent)パートナーシップを通じて、検証済みエージェントにのみアクションを許可します。
  • エアギャップ環境向けAPIセキュリティで、政府機関など機密性の高いお客さまを支援:F5 API Security Local Editionは外部接続なしで導入でき、F5 BIG-IP上で直接ポリシーを適用します。これは、セキュリティとプライバシーを重視する機関や組織にとって重要です。

F5 WAAPテクノロジーを活用して高度化する攻撃に対抗

長年にわたり、幅広い業界の組織がF5 WAAPソリューションを採用し、分散したハイブリッドマルチクラウド環境全体で一貫したポリシー適用、運用の効率化、アプリ、API、AIの保護を実現してきました。現在、F5の上位1,000社のお客さまのうち28%が、SaaS、ソフトウェア、ハードウェア/クラウドという3つの導入形態をすべて採用しており、統合プラットフォームによるアプローチが、エンタープライズ規模のセキュリティ運用を大幅に簡素化することを裏付けています。

たとえば、Prime Bankはバングラデシュ全土で146の支店と153台のATMを運営しており、過去10年間にわたってF5 WAAPテクノロジーを利用してきました。最近ではAI搭載WAFも導入し、極めて高度な攻撃への対抗を可能にしています。

Prime Bankの最高情報セキュリティ責任者であるMd Mahbubul Alam Rafel氏は、次のように述べています。「もはや攻撃の生成に人間は必要ありません。そのため、AI機能を備えたソリューションも必要です。火には火で対抗しなければなりません。当行では、現在利用しているF5 ADSPで、AIベースのセキュリティインサイトをすでに活用しています。」

同様に、F5のお客さまであるHDI Sigortaは、トルコの保険会社上位10社の1社であり、F5 WAAPテクノロジーを使用して、200を超えるAPIを含むハイブリッドアプリケーション環境を保護しています。

HDI SigortaのネットワークおよびサイバーセキュリティマネージャーであるAltuğ Şahin氏は、次のように説明しています。「F5の支援により、API環境全体の死角が大幅に減少し、脅威検知能力が向上したほか、新たなリスクに対して、より迅速かつ確信を持って対応できるようになりました。」

AIを活用した脅威が、セキュリティチームによるパッチ適用よりも速く脆弱性を悪用できるようになった今、監視モードのWAFや、問題発生後に数週間かけて対応するリリースサイクルでは不十分です。F5は、あらゆる環境でアクティブブロッキングを適用するために必要な精度と確信を組織にもたらすとともに、プロアクティブな脆弱性検出からランタイムでの仮想パッチ適用までのサイクルを完結させます。これにより、フロンティアAI時代における組織のリスク低減とセキュリティ態勢の強化を支援します。F5は、2026年IDC MarketScapeのWAAP分野でリーダーに選出されたことが、あらゆるアプリ、API、AIアプリケーション、エージェントを妥協なく保護するというF5の使命を裏付けるものと考えています。

F5のベンダープロファイルを掲載したIDC MarketScapeの抜粋版を今すぐダウンロードしてください。あわせて、プレスリリースもご覧ください。

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著者について

Nirav Shah
Nirav Shah製品・ソリューションマーケティング担当シニアバイスプレジデント | F5

Nirav Shahは、F5のシニアバイスプレジデント兼製品・ソリューションマーケティング責任者として、Application SecurityとAI Securityの戦略的方向性を統括しています。F5入社前はFortinetに11年間在籍し、複数のリーダー職を歴任しました。なかでも、AI-Powered SASE、SOC、Secure Networkingソリューションの責任者を務めました。また、Cisco Systemsでも要職を担い、SD-WANに関する主要な取り組みを主導しました。サイバーセキュリティ分野で20年以上の経験を持ち、市場を定義する製品の立ち上げや、製品開発と営業・マーケティングを連携させて最大限の成果を生み出す高パフォーマンスチームの構築において、確かな実績を築いています。ソートリーダーでありUSCの卒業生でもあるShahは、業界カンファレンスに頻繁に登壇し、AIとサイバーセキュリティの交差領域について主要な出版物に定期的に寄稿する一方、次世代のサイバーセキュリティ専門家の育成にも尽力しています。

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