Defense.NetがDDoS SWATを提供開始

公開日:2013年9月25日
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新世代の大規模DDoS攻撃に伴う「集中リスク」から保護する新技術をサービスに統合

カリフォルニア州ベルモント発 – 規模と巧妙さを増す現代の分散型サービス拒否(DDoS)攻撃の緩和を目的に設計された唯一の企業であるDefense.Netは本日、新サービス「Defense.Net DDoS SWAT」の提供開始を発表しました。このサービスは、組織がすでに導入しているDDoS緩和インフラストラクチャと連携し、最大規模かつ最も複雑な攻撃を受けた際にも運用の継続性を確保します。大規模組織が主要なDDoS緩和ソリューションに関して直面する「集中リスク」への対処を目的としています。

ほとんどの企業や金融機関が、主要2社のいずれかが提供するクラウドベースのDDoS攻撃緩和サービスを導入しているため、規制当局、監査機関、そして企業自身は、同時攻撃によっていずれかのプロバイダーの有限なリソースが処理能力を超える事態を懸念しています。その結果、DDoS攻撃緩和プロバイダーが停止し、その顧客も同時にサービスを利用できなくなる可能性があります。この集中リスクに備え、これらの組織は、プライマリプロバイダーが保護を提供できない場合に代わってDDoS攻撃から保護できる、拡張性の高いセカンダリプロバイダーを求めています。

「オーバーフローサービスであるDefense.Net DDoS SWATには、プライマリプロバイダーと同等の機能や処理能力を備えるだけでなく、それ以上の対応力が求められます」と、Defense.NetのCEOであるChris Risleyは述べています。「当社に対応が要請されるのは、プライマリプロバイダーが十分に機能していない場合に限られます。つまり、すでに深刻な状況に陥ってから対応を引き継ぐことになります。そのため、主要なプライマリプロバイダーの10倍に相当する顧客当たりの帯域幅を確保しています。また、冗長性と拡張性に優れたデータセンターインフラストラクチャを構築し、DDoS対策において業界屈指の経験を持つ専門家を配置しています。10年以上前にDDoS緩和業界を創設したBarrett Lyonが開発した新技術を活用し、Defense.Net DDoS SWATは組織のプライマリDDoS防御をバックアップすることで、このような大規模攻撃による重要インフラストラクチャの停止を防ぎます」

警察のSWAT(特殊武器戦術部隊)と同様に、Defense.Net DDoS SWATは、既存のDDoS緩和サービスを補完するバックアップ支援を提供します。大企業を対象とし、従来のDDoS緩和サービスの処理能力を超え、トラフィックが組織の緩和装置に到達する前にインターネット回線の容量さえ上回る、近年増加している大規模攻撃に対応するよう設計されています。Defense.Net DDoS SWATは、既存のDDoS緩和サービスと比べて顧客あたり最大10倍という大容量の帯域幅と、今日の高度な攻撃への対応に特化して開発された新技術を組み合わせて提供します。主要なDDoS緩和ソリューションに重ねて導入することで、運用の継続性を確保するための保護レベルをさらに高めます。

「通常の犯罪であれば、警察が概ね対処できます。しかし、特に危険な状況や脅威が迫る状況では、より強力に対処するため、SWATチームに対応を引き継ぎます」と、Defense.Netの創業者兼CTOであるBarrett Lyonは述べています。「従来のDDoS緩和ソリューションを警察、Defense.Net DDoS SWATを、常に待機し、警察が追加の支援を必要とするときに出動できる警察のSWATチームと考えてください」

Defense.Net DDoS SWATは、Barrett Lyonが開発した4つの新技術を基盤としています。具体的には、次の技術が含まれます。

  • Defense.Net Traffic Spectrum™:多層攻撃を構成要素に分解し、各攻撃ベクトルの緩和に特化して設計された専用システム(Allow List、Deny List、SYN Traffic[SYN Flood攻撃を含む]、Connection Accumulation Traffic、Layer 7 Traffic、DNS Traffic[DNS Reflection攻撃を含む]など)を使用することで、より徹底した緩和を実現する新しい手法です。従来のDDoS対策は「1台ですべてに対応する」アプローチを採用しているため、新世代のDDoS攻撃に必要な詳細度や拡張性を確保できません。
  • Defense.Net IP Reflection™:攻撃を受けている組織にクリーンなトラフィックを返送する、特許出願中のアーティファクトフリー技術です。返送されるトラフィックは元の訪問者から送信されたように見えるため、通常どおり配信され、誤った不正検知アラートを排除できます。この独自の非対称型アプローチでは、受信トラフィックのみを迂回させればよいため、必要な帯域幅は従来の対称型DDoS緩和技術の8分の1未満です。また、従来のDDoS緩和で使用される対称型技術に起因するレイテンシーも低減します。
  • Defense.Net SYN Assure™:疑わしいSYNリクエストを検出し、詳細な分析を行ってからブロックする、SYNフラッド攻撃を緩和するための新しい手法です。正当なトラフィックまでブロックしてしまう従来のDDoS対策技術に共通する問題を防ぎます。
  • Defense.Net AttackView™:攻撃に関する詳細情報をリアルタイムで提供するとともに、攻撃後の分析も行える唯一のインタラクティブポータルです。攻撃元、攻撃トラフィックの診断、実施した具体的な緩和策、各緩和手法が攻撃トラフィックに及ぼした結果、実施した具体的な緩和策に応じて各攻撃がどのように反応し、変化するかなど、主要なDDoS緩和サービスでは通常提供されないデータも含まれます。

「我が国の重要インフラがインターネットと常時接続への依存を強めるにつれ、大規模なDDoS攻撃による被害は深刻化しています」とLyon氏は述べています。「同時に、国家を含む多くの攻撃主体が、DDoSを現代の戦争手段として利用するようになっています。DDoS攻撃はITインフラを麻痺させるだけではありません。現在、組織がDDoS緩和サービスを利用するうえで直面している最大の課題の1つは、誤検知、フラグメンテーション、セッション中断、不正アラートなど、サービスによって生じる有害な副作用です」

インストールと設定が完了すると、Defense.Net DDoS SWATは既存のDDoS対策ソリューションに加わる形で24時間365日スタンバイ稼働し、攻撃に備える常時利用可能な保険として機能します。オンプレミスまたはホスティング型の防御システムと完全に統合でき、主要なセキュリティハードウェアプロバイダー各社の機器と連携して動作するよう設計されています。

Defense.Net DDoS SWATは、新技術に加えて、Defense.Netの「Zero Day Team」もサービスに含んでいます。このチームには、Prolexic、Verisign、BitGravity、Juniper、Box.net、Appleのセキュリティチームの出身者をはじめ、世界屈指のDDoS緩和専門家やネットワークオペレーターが参加しています。Defense.Netの創業者兼CTOであるBarrett Lyonは、1990年代の10代の頃、今日のDDoS技術が生まれる中心的な場となったIRCチャットサーバーを運営していた時代から、DDoSに精通してきました。DDoSの脅威が企業へと広がる中、オンライン賭博企業や最大手保険会社の1社を含むさまざまな企業向けに、先駆的な防御策を開発しました。その後、ロシアンマフィアの一員として活動するハッカーを追跡するに至りました。この経緯は、Joseph Mennによるベストセラー書籍『Fatal System Error』に詳しく記されています。Prolexic Technologiesの創業後、LyonはWeb上のデジタルコンテンツ配信に特化した2社を設立し、いずれも成功を収めました。

F5について

F5(NASDAQ: FFIV)は、世界最大級の企業、サービスプロバイダー、政府機関、消費者向けブランドにおいて、アプリケーションの高速化、高機能化、安全性の向上を支援しています。F5は、速度と制御性を損なうことなく、組織が選択したアプリケーションインフラストラクチャを導入できるようにするクラウドおよびセキュリティソリューションを提供しています。詳細については、f5.comをご覧ください。また、Twitterで@f5networksをフォローするか、LinkedInおよびFacebookにアクセスすると、F5、パートナー、テクノロジーに関する詳細情報をご確認いただけます。

F5は、米国およびその他の国におけるF5 Networks, Inc.の商標またはサービスマークです。本文に記載されているその他すべての製品名および会社名は、それぞれの所有者の商標である場合があります。

Defense.Netについて

10年以上前に分散型サービス拒否(DDoS)攻撃対策業界を創出したBarrett Lyonが設立したDefense.Netは、DDoS分野の第一人者と、現在および将来のDDoS対策の課題に効果的に対応するために設計された画期的な新技術を結集しています。大規模かつ高度化した新世代のDDoS攻撃から企業や組織を防御すると同時に、最高水準のインターネットアプリケーションパフォーマンスを提供する唯一の企業です。従来のDDoS対策サービスは、この2つの領域で、今日のサイバー攻撃者が用いる最新の戦略に対応できていません。DDoS攻撃の規模拡大と複雑化に伴って脅威が増大し、攻撃を仕掛ける敵対者も増える中、Defense.Netは、攻撃が発生していないかのようなシームレスな体験をエンドユーザーに提供することで、最新の攻撃から組織を保護します。同社は、先見性のあるセキュリティおよびインターネット分野の投資会社Bessemer Venture Partners(BVP)を含む投資家から、負債および株式による資金調達で950万米ドル超を調達しています。

追記: F5 NetworksがDefense.Netを買収 (2014年5月)

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