F5 用語集

L4スイッチ

L4 スイッチとは何ですか?

L4 スイッチはネットワーク スイッチの一種で、ネットワーク上でデータを中継するために使用されるデバイスです。 スイッチは動作するプロトコル層に基づいて分類され、L4 スイッチは TCP などのプロトコルを含むトランスポート層であるレイヤー 4 で機能します。

L4 スイッチは、データ (パケット) を中継する際に、ポート番号やセッション シーケンス番号などのトランスポート層に含まれる情報を分析および変更できます。 この機能により、トラフィック負荷分散、帯域幅制御、セッション最適化、WAN アクセラレーションなどのタスクを実行できます。

その他のタイプのスイッチには、データリンク層 (イーサネットなど) で動作する L2 スイッチ (レイヤー 2 スイッチ)、ネットワーク層 (IP など) で機能する L3​​ スイッチ (レイヤー 3 スイッチ)、application層 (HTTP など) まで動作する L7 スイッチ (レイヤー 7 スイッチ) などがあります。 「スイッチ」という用語は、通常、L2 または L3 スイッチを指します。 ただし、L4 および L7 スイッチは、application配信に関連する高度な機能を備えており、総称してapplication配信コントローラ (ADC) と呼ばれます。

F5 は、高度な ADC 機能を備えたF5 BIG-IPを提供しています。