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F5、NVIDIA NeMo GuardrailsとF5 AIガードレールを統合し、エンタープライズAIアプリケーションのランタイムセキュリティを拡張

報道関係各位

2026年9月2日

F5ネットワークスジャパン合同会社

新たな統合により、AIアプリケーション全体における一元的なポリシー適用を実現し、エンタープライズAIの導入を加速

あらゆるアプリケーションおよびAPIのデリバリーとセキュリティを担うグローバルリーダーであるF5 (NASDAQ: FFIV) は、NVIDIA NeMo Guardrailsと統合したF5 AIガードレールを発表しました。本ソリューションはAIネイティブなセキュリティソリューションであり、F5のエンタープライズグレードのAIセキュリティ機能を本番環境のAIアプリケーションにもたらします。

セキュリティは、企業がAIをパイロットから本番環境へ移行する際に直面する主要な障壁の一つとなっています。ハイブリッドマルチクラウド環境全体で複数のAIモデルおよびフレームワークを採用する企業・組織は、断片化したセキュリティ統制、一貫性のないポリシー適用、そして新たなAIアプリケーションが追加されるたびに拡大するガバナンスのギャップに直面しています。多くのAIフレームワークには基本的な安全性チェック機能が組み込まれていますが、これらの統制は個々のアプリケーション内に組み込まれているにすぎず、一元的に適用されているわけではありません。その結果、セキュリティおよびコンプライアンスチームは、AIトラフィックを検査し、ポリシーを適用し、発生した事象を監査するための単一の拠点を持たないまま、複数のツールやアプリケーションにわたって可視性を継続的につなぎ合わせることを迫られています。

NVIDIA NeMo Guardrailsと統合したF5 AIガードレールは、セキュリティの適用をAIフレームワークから分離することで、AIアプリケーション全体に一元的かつ一貫したセキュリティとガバナンスをもたらします。企業・組織は、NVIDIA NeMo Guardrailsを標準として採用しつつ、F5 AIガードレールがプロンプトおよびLLMの応答に対するセキュリティ検査を担い、AIアプリケーションに変更を加えることなく、企業ポリシーを一元的に適用することが可能となります。その結果、フレームワークライブラリ、マイクロサービス、オーケストレーション、セキュリティの各要素がそれぞれの得意分野を担い、独立して進化できるレイヤードアーキテクチャが実現します。

F5 のチーフ プロダクト オフィサーであるクナル・アナンド (Kunal Anand) は次のように述べています。「企業・組織にAIアプリケーションが不足しているわけではありません。不足しているのは、それらすべてにわたる一貫したセキュリティとガバナンスです。AIが本番環境へと移行する中、断片化した統制はリスク、複雑性、そして遅延を生み出します。この統合により、セキュリティチームはAIトラフィックを検査し、ポリシーを適用し、環境全体にわたってAIアプリケーションを統制するための統一された拠点を得る一方、開発者は開発を継続する自由を維持できます」。

本番環境のAIに向けた一元的なセキュリティ検査

F5 AIガードレールは、ユーザーとアプリケーションの間で交わされるプロンプトおよび応答を検査することでAIシステムを保護し、プロンプトインジェクション、PII(個人を特定できる情報)の露出、データ漏えい、悪意のあるアウトプットの防止を支援します。セキュリティポリシーは各AIアプリケーションに組み込むのではなく一元的に適用されるため、企業・組織はアプリケーションのコードを変更することなく、エンタープライズのセキュリティ要件を適用できます。主な機能は以下の通りです:

  • プロンプトおよび応答の検査:AIトラフィックに対しリアルタイムでセキュリティポリシーを適用し、プロンプトインジェクション、不正なデータ開示、有害なアウトプットがユーザーや下流システムに到達する前に検知・低減。
  • 一元的なポリシー適用:セキュリティチームは、アプリケーションのコードを書き換えたりワークフローを変更したりすることなく、単一の拠点からAIセキュリティポリシーをアプリケーション全体に適用・管理。
  • AIアプリケーション全体にわたる一貫した可視性:モデル、フレームワーク、事業部門をまたいでAIアプリケーションの挙動を単一のビューで把握し、セキュリティチームが単一の運用レイヤーから監視・監査・対応可能に。
  • 独立したレイヤードアーキテクチャ:F5のセキュリティ検査レイヤーはNVIDIAのAIフレームワークの上に重層的に配置され、要件の変化に応じて各レイヤーを個別にアップデート、スケール、置き換え可能。

このアプローチにより、開発スピードとセキュリティ要件との間の緊張関係が解消されます。AIプラットフォームチームはオーケストレーションの高速化に注力しつつ、セキュリティチームは検査、ポリシー、ガバナンスに関する独立した統制権を維持できるため、両者はお互いを待つ必要がなくなります。

NVIDIAのAIネットワーキング&セキュリティソリューション、エコシステム&マーケティング担当シニアディレクターであるアッシュ・バルガット (Ash Bhalgat) 氏は次のように述べています。「NVIDIA NeMo Guardrailsは、AIアプリケーションに安全性およびセキュリティポリシーを適用するための、オープンでプログラム可能なフレームワークを提供します。F5 AIガードレールとの統合により、お客様がAIエージェントを本番環境へ移行する際に、LLMのプロンプトと応答を保護するために利用できる保護機能の範囲がさらに拡大します」。

AI導入の拡大に対応するオープンアーキテクチャ

NVIDIA NeMo Guardrailsと統合したF5 AIガードレールは、基盤となる大規模言語モデル (LLM) の種類を問わずAIアプリケーションを保護します。企業・組織は、モデルの変更、新たなAIアプリケーションの追加、事業部門をまたいだ展開の拡大を行いながらも、一貫したセキュリティ検査とポリシー適用を維持することができます。AIの導入が拡大するにつれ、セキュリティはそれを制約するのではなく、共に拡張するように設計されています。

NVIDIA NeMo Guardrailsと統合したF5 AIガードレールは、現在一般提供されています。

関連リソース (いずれも英語)


*本資料は、2026年7月29日にグローバルで発表されたプレスリリースの日本語版です。

F5について

F5はあらゆるアプリケーションのデリバリーとセキュリティを担うグローバルリーダーです。30年にわたる事業で培った専門知識を基盤に、F5は業界最高峰のプラットフォームであるF5 Application Delivery and Security Platform(ADSP)を構築し、オンプレミス、クラウド、エッジ、ハイブリッド、マルチクラウドの環境を問わず、あらゆるアプリとAPIをデリバリーし、セキュリティを担保しています。F5は革新を続け、世界最大かつ最先端の組織と提携して、高速で可用性が高く安全なデジタルエクスペリエンスを提供することに注力しており、企業・組織のお客様の成長を支援し、より良いデジタル世界を実現します。

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