F5 GLOSSARY

nginx

nginxとは、Webサーバ ソフトウェアの1つです。「エンジンエックス」と発音します。2002年にIgor Sysoev氏によって開発され、2004年に一般公開されました。現在はNginxが管理を行っており、BSDライク ライセンスのもとで、オープン ソース ソフトウェアとして公開・配布されています。また2013年8月には商用版の「NGINX Plus」も発表されています。

nginxの最大の特徴は、Webサーバ ソフトウェアとして主流になっているApache HTTP Serverに比べ、極めて軽量だということです。HTMLドキュメントや画像ファイルといった静的コンテンツを高速で配信でき、消費メモリも少なくなっています。これを可能にしているのが、イベント駆動型モデルの採用です。

このモデルは、クライアントからのアクセスに応えるためにプロセスをフォークするプロセス駆動型に比べ、フォーク処理を行う必要がない分アクセスへのレスポンスが高速になり、メモリ リソースの消費も少なくなります。しかしイベント駆動型は内部でループを回す必要があるため、重い処理には向いていないと言われています。

このような特徴に着目し、最近ではバックエンドのWebサーバとしてApache、フロントエンドのWebサーバとしてnginx、という組み合わせが増えています。この場合、nginxはリバースプロキシとして動作することになります。nginxはキャッシュ サーバやロードバランサの機能も装備しており、商用版のNGINX Plusではこれらの機能が強く打ち出されています。

nginxは着実にシェアを伸ばしており、2016年2月の時点では全サイトの15%がnginxを使用しています。特にアクセス数の多いサイトでの利用が広がっており、トップ100万サイトでのシェアは25%、Apacheの46%に次ぐ数字になっています(※1)。

<脚注>

出典:「February 2016 Web Server Survey


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