F5 NGINX Plus R37.1リリース

はじめに

F5 NGINX Plusの最新リリース「 NGINX Plus R37.1」が公開されました。NGINX Plusでは、安定性重視のLTS(Long-Term Support)リリースと、最新機能をいち早く提供するCR(Continuous Release)リリースのデュアルレーンリリースモデルを採用しています。R37.1はCRリリースとして、新機能や改善をいち早く利用したいユーザーに向けたバージョンです。LTS/CRリリースモデルの詳細は、F5 NGINX Plus LTSリリースに関するブログをご参照ください。

本記事では、R37.1の主要な変更点と新機能を紹介します。

NGINX Plus R37.1の主な新機能・変更点


1) NGINX APIによる動的レート制限

これまでレート制限(limit_req)の変更には設定ファイルの編集とプロセスリロードが必要でしたが、R37.1ではNGINX APIを通じてリアルタイムに変更できるようになりました。

  • プロセスリロード不要で、既存接続に影響なし
  • DDoS攻撃やトラフィックスパイクへの即時対応が可能
  • テナントごとのレート制限をプログラムから動的に制御

2) エンタープライズ向けJWTライセンス更新制御

新たに導入された license_pending_token ディレクティブにより、NGINX One Consoleから取得されるライセンス更新トークンの取り扱いを制御できます。

モード

動作

即時適用(デフォルト)

更新トークンを即座に適用

遅延適用

ディスクに保存し、レビュー後に手動適用

手動管理

トークンを破棄し、API/CI/CD経由で管理

厳格な変更管理やコンプライアンス要件を持つエンタープライズ環境に対応した機能です。なお、管理APIバージョンはv9からv10に更新されています。

まとめ

NGINX Plus R37.1(CR)は、動的レート制限による運用の俊敏性向上と、ライセンス更新制御によるエンタープライズガバナンスの強化を提供します。最新機能をいち早く活用したい方は、ぜひアップグレードをご検討ください。

本件及びご質問のある方は直接 Japan NGINX チーム までお問合せください。

F5ネットワークスジャパン合同会社が提供する製品の詳細は下記ページをご覧ください。

https://www.f5.com/ja_jp

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