F5、フロンティアAI時代のサイバーレジリエンスを強化する新たなフリート管理機能を発表
報道関係各位
2026年9月1日
F5ネットワークスジャパン合同会社
新たなF5 Insightワークフローにより、BIG-IPフリートをより高速、安全、そして確実なガバナンスのもとでアップデートすることが可能に
あらゆるアプリケーションおよびAPIのデリバリーとセキュリティを担うグローバルリーダーであるF5 (NASDAQ: FFIV) は、F5 Insight for ADSP向けの新たなフリート管理機能を発表しました。本機能は、フロンティアAIの台頭により脆弱性対応のスピードが求められる中、F5 BIG-IP環境全体におけるリスクエクスポージャー(リスクに晒される領域)の低減を企業が実現できるよう支援します。新たなF5 Insightワークフローは、セキュリティおよび運用チームに対し、フリート全体の可視性、ガイド付きアップデート管理、エンタープライズ認証、ロールベースアクセス制御、そして改ざん検知機能を備えたAI監査証跡を提供します。これにより、お客様は、大規模かつ分散されたアプリケーションデリバリーおよびセキュリティフリート全体にわたり、リスクの特定から責任ある対応の実行へと移行することが可能となります。
今回の新機能は、F5が推進する月次のセキュリティを強化したソフトウェアリリースの方針に基づくもので、AIによって加速する脅威へお客様が迅速に対応できるよう支援する、より広範な戦略的転換を反映しています。脆弱性へのスピーディな対応が求められる中、企業には迅速な修正以上のものが求められています。すなわち、何が露出しているかを把握し、アップデートに優先順位をつけ、変更を安全に実行し、複雑な環境全体にわたって明確な対応記録を維持するための運用管理能力が必要とされているのです。
F5 のチーフ プロダクト オフィサーであるクナル・アナンド (Kunal Anand) は次のように述べています。「フロンティアAIは、サイバーセキュリティの攻撃、防御双方のあり方を根本的に変えました。防御側には、ソフトウェアを強化するための強力な新しい手段を提供する一方、攻撃側には、脆弱性をより迅速に発見し悪用するための手段を与えています。F5は、この変化にエンドツーエンドで対応しています。私たちは、ソフトウェアの構築、強化、提供の方法を変革すると同時に、お客様が同じスピードで対応できるよう運用管理能力を提供しています。F5 Insightは、チームが対応すべき事項を把握し、重要なインフラを大規模かつ安全にアップデートし、何が、いつ、誰によって変更されたかを証明できるよう支援します。これこそが、フロンティアAI時代におけるレジリエンスの姿なのです」。
フリート管理:修正のリリースからリスク低減へ
F5 Insight for ADSP v1.2 は、BIG-IPデバイス向けのフリート管理ワークフローを導入し、ソフトウェアのアップデートおよびパッチ適用プロセスを効率化・簡素化します。運用チームは、自社の環境内にあるすべてのデバイスのソフトウェアバージョン、アップデートの準備状況、セキュリティ体制を可視化した上で、ダウンタイムのリスクを最小限に抑えるよう設計されたガイド付きワークフローを通じて、スタンドアロン展開、HA (高可用性) ペア、フリートセグメントにわたるアップデートの準備と実行を行うことができます。主な機能は以下のとおりです:
- フリート全体のソフトウェアライフサイクル可視化:環境全体にわたり、最新状態のデバイス、リスクにさらされているデバイス、対応が必要なデバイスを一目で把握できる統合ビューを提供。
- ガイド付きアップデートワークフロー:TMOSアップデートの準備、検証、実行を行うための標準化されたプロセス。
- 実行前の準備状況チェック:フリートおよびHAアーキテクチャに整合した検証により、本番環境を不安定化させることなく迅速な対応を実現。
- アップデートステータスの追跡:メンテナンス期間中のアップデートの進捗をフリート全体で可視化し、チームと経営層の連携を維持。
本ソリューションにより、パッチ適用はもはやスケジュールされたメンテナンス作業ではなく、セキュリティ機能そのものとなります。F5は、企業・組織が「修正が利用可能である」状態から「本番環境でリスクが低減された」状態へとより迅速に移行できるようにし、意味のある防御上の優位性をもたらします。
AI支援による運用のためのガバナンス統制
AIが日常業務の一部となるにつれ、企業・組織は、AIが何にアクセスしたか、何を推奨したか、誰がその対応を承認したか、そしてその結果がどうであったかを記録する必要に迫られています。F5 Insightは現在、監査可能性と説明責任の担保を目的として設計された、AI支援運用向けのガバナンスグレードの統制機能を提供しています。主な機能は以下の通りです:
- エンタープライズ認証:LDAPおよびSAML SSOを通じた既存のIDプロバイダーとの統合により、個別の認証情報ストアを不要にし、チーム全体での導入を簡素化。
- ロールベースアクセス制御:最小権限アクセスにより、適切な担当者が適切なデータを閲覧し、可視性や運用権限を過剰に付与することなく適切なアクションを実行可能に。
- 改ざん検知AI監査証跡:AIアシスタントとのすべてのやり取りを、アクセス制御と30日間の保持期間を備えた改ざん検知記録として取得。
これらの統制機能は、規制対象業界やコンプライアンス義務を負う企業・組織にとって不可欠です。人間によるものかAIによるものかを問わず、あらゆる運用上の対応に対する説明責任を記録する必要があるためです。
可視性を行動へとつなげる運用インテリジェンス
F5 Insightは、統合されたオブザーバビリティとAI主導のインテリジェンスの提供を継続し、フリート管理コンテキストによってさらに強化されています。MCP連携および主要な大規模言語モデル (LLM) への対応を通じて、運用チームは自然言語でフリートデータに問い合わせ、特定の脆弱性によってどのアプリケーションやポリシーが露出しているかを可視化し、F5のドメイン専門知識に基づいた優先順位付けされたアクションプランを受け取ることができます。F5の専門家によって事前設定されたクエリに加え、カスタムの質問を行う機能も提供されるため、チームは自社の環境に合わせた運用ガイダンスを得ることができます。
F5 Insight for ADSPは、自社管理型ソフトウェアとして提供されており、今後SaaSモデルの提供も予定されています。フリート管理機能は現在、BIG-IP環境向けに提供されています。
関連リソース (いずれも英語)
- ブログ: Announcing new fleet management capabilities within F5 Insight for ADSP
- ブログ: A faster release cadence: What's changing at F5, and what you need to do
- ブログ: The operational reality of AI-era security and how we're helping you meet it
- ウェビナー: How F5 Insight for ADSP updates transform BIG-IP operations
- 製品トライアル: F5 Insight for ADSP
*本資料は、2026年7月15日にグローバルで発表されたプレスリリースの日本語版です。
F5について
F5はあらゆるアプリケーションのデリバリーとセキュリティを担うグローバルリーダーです。30年にわたる事業で培った専門知識を基盤に、F5は業界最高峰のプラットフォームであるF5 Application Delivery and Security Platform(ADSP)を構築し、オンプレミス、クラウド、エッジ、ハイブリッド、マルチクラウドの環境を問わず、あらゆるアプリとAPIをデリバリーし、セキュリティを担保しています。F5は革新を続け、世界最大かつ最先端の組織と提携して、高速で可用性が高く安全なデジタルエクスペリエンスを提供することに注力しており、企業・組織のお客様の成長を支援し、より良いデジタル世界を実現します。
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