財政的な圧力や社会ニーズの変化に直面する中、公共部門はテクノロジーと人材を活用し、課題を機会へと変えています。
一方、APIやAIアプリケーションの数は絶えず変化しており、公共部門や国の重要インフラに対する脅威が拡大しています。
F5の「2025年アプリケーション戦略の現状レポート」によると、「94%の組織が複数の環境にアプリケーションを展開しており、その結果、運用効率が低下し、APIとマイクロサービスを一貫して保護することが困難になっています」
公共部門のデジタル化が進むなか、サイバーセキュリティの重要性はかつてないほど高まっています。公共機関は、保有する個人を特定できる情報を狙う犯罪組織の格好の標的となっています。また、国家が関与するサイバー戦争や電力供給の中断、AI関連の攻撃など、高度化する多種多様な脅威から常に自らを守る必要があります。
“公共機関がデジタルサービスの強化を進める中、F5は、信頼できる高度なセキュリティ、コンプライアンス対応製品、そして住民が期待する高可用性とパフォーマンスを提供します。”
デジタルサービスへのニーズに応えながら、新たなサイバー脅威からデジタル業務を保護するため、世界各国の多くの政府機関がアプリケーションインフラストラクチャのモダナイゼーションを進めています。例えば、米国政府は、議会が設立した「Technology Modernization Fund」を通じて、34の連邦政府機関におけるサイバーセキュリティおよびデジタル化プロジェクトに10億5,000万ドル以上を投資しています。2025年には、世界の政府および公共部門のIT支出は総額5兆6,100億ドルに達すると予測されており、前年から9.8%の増加となります。
公共機関がITアーキテクチャへの投資を進める中、多くの機関が、職員や住民に欠かせないデジタル体験を支え、保護するためにF5を採用しています。では、米国大統領顧問団を構成する15の行政各省を含む公共部門がF5を信頼するのはなぜでしょうか。その理由を5つご紹介します。
1. 高度に標的化された巧妙な攻撃からの保護
「Microsoft Digital Defense Report 2024」によると、2024年には世界各国の政府機関に対するサイバー攻撃が著しく増加し、特に国家の支援を受けたグループやサイバー犯罪組織による攻撃が目立ちました。同レポートでは、世界で最も標的とされている上位3分野は、政府、教育、研究機関であるとも述べています。
F5は、既知の脅威と新たな脅威の両方に対して高度な保護を提供し、公共部門のリスクを軽減するとともに、ますます巧妙化する攻撃からアプリを保護します。たとえば、F5のお客さまである米国政府機関は、1億世帯以上にサービスを提供し、2兆ドルを超える支払いや給付を処理しています。同機関では、市民のアカウント乗っ取りを狙うアカウントへの自動攻撃を阻止する手段を必要としていました。
同機関は、F5 Distributed Cloud Bot Defenseを使用し、対策を導入して完全ブロックモードに移行してから2日以内に、アカウント乗っ取り攻撃を阻止しました。現在は、サイバー詐欺を大幅に減らし、市民の情報をより適切に保護するために必要な24時間365日の脅威インテリジェンスを活用しています。
2. 期待を超えるコンプライアンス
公共部門にとって、コンプライアンスは重要な課題であり、サイバーセキュリティ規制は進化し続けています。欧州連合で施行されたネットワークおよび情報システムのセキュリティに関する指令(NIS2)から、最近の米国の国家のサイバーセキュリティ強化とイノベーション促進に関する大統領令に至るまで、各国政府はセキュリティ要件を引き続き強化しています。こうした高まるニーズに対応するため、F5は積極的な製品認証・評価プログラムを継続的に実施し、世界各地の公共部門組織が変化する要件に対応できるよう支援しています。
F5との連携により、ある政府機関は、強固なセキュリティを備え、保守対象のシステム数を削減した、より柔軟なIT環境を実現しました。また、厳格なコンプライアンス要件、特にCenter for Internet Security(CIS)の「Top 20 Critical Security Controls」の多くに準拠するという要件にも対応できました。F5のテクノロジーを使用することで、異なる仮想サーバー上のユーザーごとに個別のポリシーを容易に作成できました。
3. アプリケーションのパフォーマンスと信頼性を支えるサービス
KPMGによる「Citizen Experience Excellence」に関する最新調査によると、政府および公共機関に対する市民の満足度は、2021年から2023年にかけて11%低下しました。デジタル体験の質が低いと、市民との関係が損なわれるだけでなく、デジタルツールによって生産性と効率を高められる公共部門の職員の業務も妨げられます。
公共部門がカスタマーエクスペリエンスの向上に取り組むうえで、アプリケーションの高可用性とパフォーマンスが鍵となります。F5を活用することで、公共部門の組織は可用性とパフォーマンスを向上させ、住民が期待する卓越したデジタルエクスペリエンスを提供できます。
4. 運用の簡素化と複雑さの軽減
アプリケーションによってはセキュリティが最優先される一方、パフォーマンスやコストが重視される場合もあります。公共機関は、各アプリケーションをオンプレミスのデータセンター、パブリッククラウド、エッジ環境、またはこれらを組み合わせた環境に配置することで、それぞれに応じたビジネス上のメリットを得ていますが、その結果、IT環境の運用は極めて複雑になっています。
F5を活用することで、公共機関はアプリがどこにデプロイされていても容易に管理できます。たとえば、オーストラリアのクイーンズランド州にある地方自治体では、Webベースのサービスを展開する中で、従来型のデータセンターから、最新のハイブリッドクラウドとオンプレミスを組み合わせたアーキテクチャへとインフラストラクチャを移行していました。
F5との連携により、このお客さまは、一元化されたポリシーベースの管理コンソールを使用して、ユーザーIDを監視し、アプリケーションへのアクセスを管理できるようになりました。
5. AIシステムの保護
公共部門では、イノベーションと効率化を推進するためにAIの力を活用し始めています。すでに多くの政府機関が、言語翻訳やメリットとデメリットの分析、教育分野における出願エッセイの品質の自動評価など、幅広い用途でAIアプリケーションを導入しています。
AIアーキテクチャでは相互接続にAPIを利用するため、APIの保護と可観測性がこれまで以上に重要になっています。F5の「2025年アプリケーション戦略の現状レポート」によると、「96%の組織が現在AIモデルを導入していると回答しており、今日のモデルは事業部門の意思決定や従業員の生産性向上を支援する傾向が強まっています。」
F5は、トラフィック検査、API監視、Kubernetes保護などの高度な機能を組み合わせ、あらゆる環境でAI運用を保護する包括的なソリューションを提供します。F5のテクノロジーを活用することで、組織はクラウド、オンプレミス、ハイブリッドの各アーキテクチャにわたり、機密データのセキュリティを確保し、アプリケーションの防御を強化するとともに、運用効率を最適化できます。
信頼できるセキュリティとパフォーマンス
公共機関がデジタルサービスの強化を進めるには、信頼できる高度なセキュリティ、コンプライアンス対応製品、そして住民が期待する高可用性とパフォーマンスが必要です。F5を選ぶことで、これらすべてに加え、さらなる価値を得られます。
ある公共部門のお客さまは、次のように語っています。「アプリケーションの可用性とパフォーマンス、そして何よりもセキュリティは、私たちにとって極めて重要です。私たちの評判は、これらにかかっています」
詳細については、F5 Public Sector SolutionsのWebページをご覧ください。
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