BLOG

BIG-IP 17.1で、巧妙な攻撃やデータの盗難から保護する

Edward O'Connell サムネール
Edward O'Connell
Published March 16, 2023

アプリケーションに対する攻撃にはさまざまな形態があり、このことがユーザーやデータの保護を複雑なものにしています。BIG-IP 17.1向けF5 Distributed Cloudコネクタなら、Bot Defense、Authentication Intelligence、Account Protection、Client-Side Defenseを含む、強化されたF5 Distributed Cloud Servicesをシームレスに利用できます。(BIG-IP 17.1の管理コンソールで、Distributed Cloudコネクタをご覧ください。)

F5は先日、BIG-IP 17.1をリリースしました。これは、アプリケーションのセキュリティ、デリバリ、自動化の拡張、強化、簡素化を継続的に行う長期間サポートのリリースです。F5 BIG-IPを既に利用されているお客様は、既存の導入を活用して、新しいネイティブ統合またはiAppサービスベースの構成を介してDistributed Cloudテクノロジを導入することにより、巧妙な攻撃に対する強力な防御策をより一層強化できます。

新しいBIG-IP 17.1向けF5 Distributed Cloudコネクタを使用することで、お客様は、クラウドベースのセキュリティ サービスを、BIG-IP管理コンソール内のアプリケーションのやり取りに直接かつ簡単に適用できます。これらのセキュリティ サービスにより、アプリケーション所有者とセキュリティ担当者は、市場をリードする不正対策およびボット対策セキュリティを活用し、アプリケーションやデータを自動攻撃から保護する機能を強化できます。以下のBIG-IP向けF5 Distributed Cloudコネクタは、F5 Distributed Cloud Servicesと簡単かつ安全に統合でき、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境のためのシンプルで包括的なアプリケーション セキュリティを提供するというF5のコミットメントを表しています。

  • F5 Distributed Cloud Bot Defenseコネクタは、最大限の効果とゼロに近い誤検知で悪質なボットをリアルタイムで軽減しながら、有益なボットのアクセスを維持します。パフォーマンスを低下させるスクレイピング、ロイヤル カスタマを失望させる転売や在庫の買い占め、ギフト カード番号の列挙攻撃による残高の盗難、詐欺を目的とした偽のアカウントの作成、アカウント乗っ取りにつながるクレデンシャル スタッフィング(盗んだ認証情報のテスト)などにボットが使用され、大きな金銭的損害を引き起こします。攻撃者は手口を改良し、CAPTCHAを解き、人間の行動を模倣して防御策を回避するため、こうした金銭的損害をもたらすボット攻撃を阻止することは困難です。Distributed Cloud Bot Defenseは、こうしたボットに対抗するために、豊富な信号収集とAIを使用して比類のない長期的な有効性を確保します。

  • F5 Distributed Cloud Account Protectionコネクタは、F5 BIG-IPの導入により顧客をアカウント乗っ取りから保護しながら、ログインの煩雑さを軽減して運用効率を高めます。

  • F5 Distributed Cloud Authentication Intelligenceコネクタは、AIを活用して、既知の正当な顧客を過剰なログインと再認証の負担から解放し、顧客ロイヤルティの向上に貢献します。

  • F5 Distributed Cloud Client-Side Defenseコネクタは、F5 BIG-IPとシームレスに統合して、Magecart、デジタル スキミング、フォームジャッキング、個人情報(PII)のハーベスティング、その他の種類のブラウザベースのサプライ チェーン攻撃などのクライアント側の攻撃から保護する、セルフマネージド サービスを可能にします。WebアプリケーションのJavaScriptライブラリに対する悪質な活動をリアルタイムでモニタリングすることにより、Client-Side Defenseは、顧客データにサイバー攻撃者がアクセスするのを防ぎ、組織がPCI Security Standard Councilの新しい4.0要件に準拠できるようサポートします。

組織のデジタル コマース担当者にとって、これらのアプリケーション、ユーザー、データを保護することは、事業収益と顧客満足度を最大限に高め、組織の評判を維持するうえで最優先の課題です。BIG-IPプラットフォームは、F5 Distributed Cloudコネクタに安全に接続して高い信頼性で迅速に対応し、Webおよびモバイルベースの巧妙な攻撃に対する中核的な防御拠点として機能します。この一元的なアプリケーション セキュリティを利用することで、既存の社内の専門技術とSecOpsチーム、シンプルなオンボーディング、継続的な導入管理、これまで見逃していた巧妙な攻撃に関する集中管理されたインサイトなどをより適切に活用できるようになり、変化し続ける脅威の状況に迅速に対応することができます。これらの新しいサービスは、通常の業務に影響を与えたり、既存のインフラストラクチャを拡張したり、新しいベンダーを追加したりすることなく、お使いのF5 BIG-IPプラットフォームで既に利用している堅牢なセキュリティをさらに強化します。

新しいDistributed Cloudコネクタには、BIG-IP管理インターフェイスの[Distributed Cloud Services]の下から直接アクセスして、セットアップと管理を迅速かつ簡単にできるようになりました。

BIG-IPのリリース14.x、15.x、および16.xを実行しているお客様は、F5 Distributed Cloud iAppからF5 Distributed Bot Defenseサービスに接続できます。このiAppの詳細については、こちらのDevCentralの記事をご覧ください。

既存のBIG-IP導入を活用してF5 Distributed Cloud Servicesを簡単に追加し、アプリケーションとデータのセキュリティを強化する詳細については、次のリンクをご覧ください。